時鳥庵晴耕雨読

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タグ:ハナアブ科 ( 9 ) タグの人気記事


2018年 04月 20日

ハナアブのホバーリング・・・


 ここのところ日々目にする昆虫の種類が増えている。時鳥庵の温室横もだんだんにぎやかになってきた。庵主は毎日その陽だまりでまったりしているのだが、そんな時、よく目にするのがハナアブだ。日当たりのよい空間でホバーリングしていることも多い。今回はそんなハナアブのホバーリングを撮影してみた。マニュアルフォーカスで素早くピントを合わせ連写するのだ。そんな時、1秒間に10コマという連写速度はありがたい。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2018-04-20 18:04 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 04月 12日

アリスアブの幼虫が蛹化・・・


 3月30日に時鳥庵においで願ったアリスアブの幼虫(幼虫の記事はこちら)を毎日一度はのぞいているのだが、4月7日には色が褐色に変化し、動かなくなった。これは前蛹の状態なのかもしれない。この状態は4月11日まで続いた。翌4月12日に見ると2本の角(つの)が生えているではないか。どうやらこれが蛹のようだ。前蛹の画像をよく見ると体の一部に2個の淡褐色の斑点があって、そこから角が生えたことが分かる。まったくおかしな昆虫だ。画像はどれもPhotoshop で深度合成したものだ。
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?前蛹、4月7日

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?前蛹、4月11日

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蛹、4月12日


by jichouan | 2018-04-12 15:36 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 03月 30日

アリスアブの幼虫・・・


 アリスアブの幼虫を探してみた(成虫の写真はこちら)。成虫の出現期から考えてそろそろ幼虫が老熟するころではないかと思いいたり、寄生するトビイロケアリの巣を掘ってみた。昨年の観察で頻繁にアリスアブが見られたクヌギの古い切株にトビイロケアリの巣があったのでそれを掘ったのだ。老熟幼虫はアリの巣の入り口近くまで来て蛹化すると聞いていたので、この時期もしいるとすればそれほど深く掘る必要もないと思った次第である。はたして、掘り始めてすぐそれは鎮座していた。なるほどドーム型をした不思議な形で、とても昆虫とは思えない。表面も独特の網目状の模様がある。この奇妙な形の生き物が発見されたころは、それが何なのか全く分からず、ナメクジの一種ではないかと考えた人もいたそうだ。
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 1匹だけおいで願って飼育することにした。飼育といってももうすでに十分成長しているなら、餌を与えずとも蛹化するのではないかと思ったからだ。うまくいくだろうか。そして観察していると、体がまん丸だったのだが、リラックスすると楕円形にやや伸びたのだ。見つけた時は驚いてぎゅっと縮こまり丸くなっていたのだろうか。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


by jichouan | 2018-03-30 09:21 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 02月 09日

ヒメルリイロアリスアブのメス・・・


 昨年のヒメルリイロアリスアブの記事で、「メスは未発見」と書いたのは、正確には「時鳥庵ではメスは未発見」ということなのだが、一昨年の6月に時鳥庵で撮影したメスの画像があった。庵主は越冬中を利用して、過去に写した画像などを整理していて見つけたものだ。撮影当時(2016年6月19日)はこの種であることに全く気付いていなかった。
 今年になってから、新年の挨拶だけしか記事にしていなかったので、その画像をアップしておこう。アリスアブの仲間のメス・オスはよく似ているが、両複眼間がより広いのがメスだ。比較のために似たような角度で写っているオスの画像も貼っておこう。(ちょっと越冬ボケしていて、タイトルを間違えていました。ヒメキンイロアリスアブ → ヒメルリイロアリスアブに訂正しました。2月17日)
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( D7000; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G)
メス

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( D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
オス


by jichouan | 2018-02-09 11:36 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 04日

ヒメルリイロアリスアブ(愛しのアリス・番外編)


 アリスアブ類の季節も終わったと思っていた6月27日。この日は朝から曇っていたのだが、毎日の習慣でカメラを持って温室横を探索。あまり期待していなかったのだが、6月15日以来ずっと探していたヒメルリイロアリスアブのオスを再び見つけることができた。例によってすぐ飛んでしまうし小さいので、見失っては探し回るの繰り返しで、その日1日かかって結構な数の写真を撮ることができた。さらに翌28日にも同所で同じように撮影できた。ただ、この両日に観察できたのは同じ個体かもしれない。これには2日も費やしたことになり、暇人でなければできない技だ。
 それに、なぜかネット検索すると、アリスアブやキンアリスアブ、ケンランアリスアブなどの写真は結構見つかるのだが、本種の写真は少ない。そこで、今回撮影した写真は前回アップした写真よりはよく撮れている(と思う)ので、その一部をちょっと多めにアップしておこう。
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(Data: 20170627; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170628; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 なお、昨日(7月3日)もオスを確認できた。メスは今のところ未発見。

by jichouan | 2017-07-04 12:25 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 22日

続々・愛しのアリス・・・

 6月15日の午前中のことである。温室横の日のあたっているところで、小さいけれどアリスアブに似た形のアブを見つけた。近くによってもっとよく見ようとすると逃げてしまった。ちょっと悔しかったので、しばらく付近を探索してやっと見つけた。やはりアリスアブやキンアリスアブよりはうんと小さいが、その仲間のようである。写真を撮ろうとしたら、これがかなり難しい。一か所に長くとまらないのだ。とまったのを確認してカメラを向けるともうそこにはいない。そんなことの繰り返しで、苦労して3シーンだけ何とか撮影した。調べてみるとどうやらヒメルリイロアリスアブというアズマオオズアリの巣で幼虫が見つかる種のようだ。
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(Data: 20170615; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 その後も気をつけてはいるが、見つからない。これで、時鳥庵の庭から3種のアリスアブが見つかったことになる。

by jichouan | 2017-06-22 16:16 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 18日

続・愛しのアリス・・・


 アリスアブを観察していると、ちょっと違うのがいることに気がついた。色彩がちょっと派手だし、少し敏感なのだ。アリスアブは近寄って写真を撮っても逃げることは少ないのだが、こちらは近寄るとすぐ飛ぶのだ。これはちょっと違うなと思ったのだが、庵主の老眼では判別できない。捕虫網を持っていなかったのでできるだけ多くの写真を撮り、時鳥庵に戻ってからモニターで拡大して比べて見たらやはり違う。胸の中央が虹色に輝き、小楯板(しょうじゅんばん、背面中央に見える)に橙黄色の毛が密生していて、美しい。調べるとこれはキンアリスアブのオスだということが分かった。
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(Data: 20170606; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 時鳥庵の庭でもオスが見つかった。なぜかアリスアブのオス数頭といっしょにいたのだが、この個体はちょっと今まで見たのよりは小さかった。
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(Data: 20170610; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 キンアリスアブはクロヤマアリの巣の中で育つというので、クロヤマアリの巣を見て回るとメスが見つかった。産卵に来ていたのだろう。
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(Data: 20170611; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-06-18 16:35 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 25日

愛しのアリス・・・


 と言っても西洋の女性の名前ではない。アリスアブというハナアブ科のアブのことだ。アリノスアブともいう。つまり「蟻巣虻」なのだ。幼虫はトビイロケアリの巣の中にいて、とても昆虫とは思えないドーム型をしている。そしてアリの幼虫を捕食して育つのだ。そんな生態がわかるにつれ、ここのところ人気のある昆虫にのし上がってきた。ちなみに「アリスアブ」でHP検索すると多数の記事と写真を見ることができる。幼虫の写真をぜひ探して見てほしい。
 そのアリスアブが時鳥庵の庭にここ数日結構いるのだ。温室わきにクヌギの伐採木が数本置いてあるのだがその周りが最も多い。たいていはオスでなわばり行動をとっているようにも見える。もしやと思い毎日観察していると交尾も観察できた。
 また、日本にはアリスアブの仲間は何種類かいるのだが、種によって寄生するアリの種類が違うのも興味深い。もしこの種がアリスアブで間違いなければ、トビイロケアリの巣を探せば幼虫を見つけることができるだろう。そのうち挑戦してみよう。
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(Data: 20170521; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170524; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-05-25 17:36 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 04月 16日

マルハナバチに似たアブが・・・


 4月12日のことだ。温室横で、プーンという羽音とともに地面の落ち葉の上にマルハナバチがとまった。しかし次の瞬間にはそうではなく、マルハナバチに似たアブだということに気がついた。庵主は初めて見るアブだ。名前も分からなかった。その後付近を調べるも、その日は見つからなかった。
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(Data: 20170412; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 翌13日にもう一度付近を探索し、このアブがヤマザクラの花に来ていることが分かった。温室横のヤマザクラは時鳥庵では一番早く咲いたのだ。しかも、よく見ているとそのヤマザクラや、付近のクヌギの根元付近に次々に集まり、幹にまとわりつくように飛びながら上昇していくではないか。三々五々やってくるのでその数は決して少なくはない。この状況は14日も続いたのだが、15日以降はほとんど見なくなった。結構よく飛び回るので撮るのは難しいが、採るのはそれほど難しくない。記録用に4個体だけ採集しておいた。
 どうやらハナアブ科のタカオハナアブのようだ。時鳥庵にはたくさんいたのだが、埼玉県では準絶滅危惧種になっている。案外珍しいのかもしれない。
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(Data: 20170413; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 一番下の写真の個体は黒く、これは♀だと思う。これなどはコマルハナバチにそっくりだ。♂はたくさんいたが、♀は2度目撃できたのみだ。

by jichouan | 2017-04-16 15:03 | 昆虫 | Comments(0)