時鳥庵晴耕雨読

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タグ:タガメ ( 3 ) タグの人気記事


2018年 03月 04日

深度合成(多焦点合成)写真に挑戦・・・


 マクロ撮影(接写)の場合、被写界深度が浅くなる(ピントの合っているところがわずかの範囲になる)ので、被写体全体を鮮明に写すのは困難だ。そこで、深度合成という方法を使って、被写体全体が鮮明に写るようにする技術がある。被写体を少しずつピントをずらしながら撮影し、それぞれの画像のピントがあっている部分だけを合成するのだ。
 今回、タガメの標本を斜め前から撮影した。まず一番手前の前脚付近にピントを合わせ、少しずつピントをずらしながら、最後はタガメの腹端にピントを合わせる。合計で44枚撮影した。1枚目と44枚目は次のような画像だ。どちらもピントが合っているのはごく一部だ。絞りはもっともよく解像すると思われるF5.6とした。
a0342569_16381011.jpg
a0342569_16382033.jpg

 このようにして撮影した44枚の画像を深度合成のできる画像編集ソフトを用いて合成するのだ。庵主はPhotoshop しか持っていないので、それを用いた。Helicon Focus という深度合成ソフトがあって、それの使い勝手がよいという評判だが、あいにく持っていない。そして出来たのが次の画像だ。
a0342569_16382874.jpg
 なるほど、全体にピントが来ている。ただ、よく見るとピン(針)の一部に破綻が生じてしまっている。角度など条件を変えて撮り直そうかとも思ったが、それも面倒なので、Photoshop のスタンプ機能を使って修復してみた。それが次の画像だ。
a0342569_16383812.jpg
 何とか見れるようになったと思うのだが。
 実は庵主は今までもこの深度合成には高い関心を持っていたのだが、なにせ面倒くさい。ピントをわずかずつずらしながら相当数の撮影をするなど、考えただけでもおぞましい。ところが、最近はカメラの方が進化して、1枚ごとに少しずつピントをずらせて撮影してくれるのだ。撮影する枚数やピントのずれる間隔も設定できる。こちらは被写体のもっとも手前にピントを合わせ、シャッターを押すだけ。50~100枚程度なら数秒で終わるのだから頼もしい。今回用いたのはOlympus の EM-1 Mark II とM. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro だ。今回新たに導入した。この組み合わせなら、カメラ内深度合成もできるが、元画像は8枚に限られる。こちらの使い道は今後いろいろ試してみようと思う。
 ただし、何でもかんでも隅々までピントが合っていればよいというものではない。標本撮影ならともかく、野外での生態写真などはこれまでの普通の画像の方が、遠近感があって庵主には好ましい。

by jichouan | 2018-03-04 16:43 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 10月 17日

タガメの採集調査....

 毎年10月にタガメの採集調査を実施している。採集されたタガメの一部は収穫祭(東京農大の大学祭)で展示する。いつも子供たちに大人気だ。今年の調査でもたくさんのタガメが確認できた。今年は5人の学生が参加したが、M1のK君の奮闘が特に際立っていた。(K君にはこのブログ上にアップすることの承諾を得ている。K君ありがとう。)
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 さっそうと水網をふるうK君。

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 さっそくタガメをゲット。

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 そのうち深みにはまって腰までズブリ。それでもめげずに水網をふるう。

a0342569_08464273.jpg
 この通りパンツまでびしょびしょ。K君ご苦労様でした。達成感が笑顔に出ている。

 さてその結果は?
a0342569_08465455.jpg
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 ミズカマキリ、タイコウチ、コオイムシなども健在。ただ、心配なのは外来種のアメリカザリガニが1匹だけだが確認できたことだ。こんなものが増えてしまうと生態系が破壊されてしまう。いつまでこの地域の水環境が保てるのだろう。

by jichouan | 2016-10-17 08:51 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 05月 24日

珍客....

 先ほど(午後8時ころ)夕食も終わって一人でまったりしていると、網戸にブーンと何か昆虫が飛んできた。今日は気温がちょっと高いのだが、クワガタムシやカブトムシにはちょっと時期が早いなあと思いながら無視しているとまたブーン。しばらく繰り返しているので、見に行ってみた。客はなんとタガメだった。前にも書いたようにこの辺はタガメは多いのだ。それでも時鳥庵の明りに飛んできたのは初めて。とりあえずインスタントコーヒーの空きビンにおいで願った。明日にでも下の用水路に放しに行こう。ピンぼけ写真でごめんなさい。
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by jichouan | 2016-05-24 20:25 | 昆虫 | Comments(0)