時鳥庵晴耕雨読

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2017年 05月 27日

続・エビネ2017


 御蔵島に行ってる間に時鳥庵のエビネは最盛期を過ぎてしまった。今年咲いた花の一部をアップしておく。エビネと言えば御蔵島はニオイエビネの産地として有名だ。しかし、40年前は、結構あったが、今は島の「エビネ園」で保護されているものしかない。ほとんどが採取され持ち出されてしまったからだ。その花が美しく、高値がつくからだ。庵主もその「エビネ園」に行ってきたが、残念ながら今回はほとんど花は終わっていた。ちなみに時鳥庵にはニオイエビネはない。ジエビネとニオイエビネの交雑種であるコウヅエビネはある。ニオイエビネが地植えには適さないためだ。
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by jichouan | 2017-05-27 07:51 | 植物 | Comments(0)
2017年 05月 25日

愛しのアリス・・・


 と言っても西洋の女性の名前ではない。アリスアブというハナアブ科のアブのことだ。アリノスアブともいう。つまり「蟻巣虻」なのだ。幼虫はトビイロケアリの巣の中にいて、とても昆虫とは思えないドーム型をしている。そしてアリの幼虫を捕食して育つのだ。そんな生態がわかるにつれ、ここのところ人気のある昆虫にのし上がってきた。ちなみに「アリスアブ」でHP検索すると多数の記事と写真を見ることができる。幼虫の写真をぜひ探して見てほしい。
 そのアリスアブが時鳥庵の庭にここ数日結構いるのだ。温室わきにクヌギの伐採木が数本置いてあるのだがその周りが最も多い。たいていはオスでなわばり行動をとっているようにも見える。もしやと思い毎日観察していると交尾も観察できた。
 また、日本にはアリスアブの仲間は何種類かいるのだが、種によって寄生するアリの種類が違うのも興味深い。もしこの種がアリスアブで間違いなければ、トビイロケアリの巣を探せば幼虫を見つけることができるだろう。そのうち挑戦してみよう。
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(Data: 20170521; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170524; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-05-25 17:36 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 24日

赤い翅の昆虫(その3、ベニコメツキ2種)


 アカハネムシに次いで多いのがニホンベニコメツキだ。これは形からいってもカクムネベニボタルに一番よく似ている。しかし、こちらは鞘翅は固く、なかなか感じがよい。普通種だが庵主の好きな昆虫の1つだ。
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(Data: 20170429; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 2017430; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 今年はかなりの数のニホンベニコメツキを見たが、その中にちょっと印象の違うのが数頭混じっているのに気がついた。どこが違うかと言うと、とにかく小さいのだ。正確に測ってはいないが1cmに満たない。それに鞘翅の光沢もやや鈍く、生えている微毛もより多い気がする。
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(Data: 20170501; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 さらに拡大して見ると前胸背板の中央前方に明瞭な横溝があるのだ。それは横から見るとよくわかる。
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(Data: 20170508; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 これらの特徴からこの小さいベニコメツキは別種のミヤマベニコメツキだろうと思っている。こんな標高の低いところにもいるのかと驚いている。ちなみに時鳥庵のあるところは標高130mほどだ。のちに精査する必要があるので、数頭採集しておいた。

by jichouan | 2017-05-24 21:07 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 21日

ミクラミヤマクワガタ・・・


 短期間だが御蔵島に約40年ぶりに行ってきた。オオミズナギドリの繁殖地で有名な伊豆の島だ。そこにノネコ(野生化したのら猫)が増え、オオミズナギドリの数が減っているという。その調査の関連で行く機会を得たのだ。
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 島は40年前とはいろんな意味で大きく変わっていた。ミクラミヤマクワガタもかなり減ったようだ。この島と神津島だけに棲む小さなクワガタムシで、5・6月に現れる。今は保護され採集などは一切禁止されている。飛ばないので、ひたすら地面を歩いているのだ。そんな昆虫には島を取り巻く舗装道路は大きな障害になる。カンカン照りの路上で力尽きたこの虫をよく見かけるし、側溝に落ちてしまうこともある。それにも増して、前述のノネコの増加も大きな脅威なのだ。捕食されているに違いない。何か良い対策は無いものか・・・。
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(Data: 20170518; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170519; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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by jichouan | 2017-05-21 18:18 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 19日

赤い翅の昆虫(その2、アカハネムシ)


 何といっても一番多いのはアカハネムシだ。やや古い枯れ木の周囲に多く、ときに10数頭が集まっていることもある。鞘翅が柔らかく、人気のある甲虫ではないが、良く見るとその鞘翅はそこそこ美しい。
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(Data: 20170418; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170430; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-05-19 07:56 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 17日

赤い翅の昆虫(その1、カクムネベニボタル)


 4・5月の時鳥庵には赤い翅の昆虫(特に甲虫)が飛んでいるのを目にすることが多い。これは毒のあるカクムネベニボタルに擬態して身を守っている昆虫が多いからだとよく言われる。時鳥庵にもそのカクムネベニボタルがいた。
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(Data: 20170501; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 しかし、気になるのはその数だ。今年は写真の1頭しか見ていない。少ないのだ。同じく毒を持つだろう良く似た別種のベニボタル(未同定、下の写真)もいたが、それも1頭見たのみだ。
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(Data: 20170420; D7000; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)

 それに対して似た色彩を持つ無毒の昆虫は相当多い。毒を持つ側、つまりモデルになる昆虫がこんなに少なくて、はたして捕食者の学習効果はあるのだろうか。ちょっと疑問だ。

by jichouan | 2017-05-17 18:58 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 15日

エビネ2017


 今年も時鳥庵の庭でエビネが咲き出した。自生していたものではなく植えたものだ。エビネの色の豊富さには目を見張るものがある。
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by jichouan | 2017-05-15 06:26 | 植物 | Comments(0)
2017年 05月 11日

ツシマムツボシタマムシ6紋型・・・


 当地では6紋型は4紋型よりやや少ない傾向にある。6紋型でもやはり斑紋の大きさなどは個体によってかなり変異があって、斑紋が小さく金紋になっていない個体もいた。
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(Data: 20170503; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170504; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170505; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170509; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 脚の色も黒~紫~赤銅色と変異があるようだ。

by jichouan | 2017-05-11 16:53 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 10日

続・ツシマムツボシタマムシ4紋型・・・


 改めて前回アップしたツシマムツボシタマムシ4紋型の写真を見ると、ちょっと地味に写った写真ばかりなので、もう少しハンサムに写った写真を追加しておく。斑紋の色や大きさなどの個体変異もかなりある上に、陽光の強さや角度などによって写りがかなり違ってくるのだ。
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(Data: 201700509; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-05-10 10:54 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 07日

ツシマムツボシタマムシ4紋型・・・


 時鳥庵から歩いて10分ほどの所の里山林が一部伐採された。昨年ハンミョウの撮影をしたあたりだ。ここのところ天気の良い日にはそこに出かけて昆虫の観察をしている。伐採木や伐採枝に集まる昆虫が目的だ。太い伐採木は既に搬出されたようで、ほとんどない。
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 伐採枝にあまり多くはないがツシマムツボシタマムシが飛来する。これから数が増えるのかもしれない。一昨年の5月中旬に、そこに隣接する別の伐採地でかなり多くいたのだ。本種には鞘翅に6個の金色紋がある6紋型と、それが4個しかない4紋型がいる。通常この仲間は6個の斑紋を持つので「ムツボシ」と呼ぶのだが、このツシマムツボシタマムシの4紋型は例外的な存在だ。
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(Data: 20170503; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 201700504; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170505; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


 タマムシにしてはちょっと地味だが、腹側や翅の下は緑~青色の金属光沢がある。

by jichouan | 2017-05-07 13:30 | 昆虫 | Comments(0)