時鳥庵晴耕雨読

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2016年 10月 31日

リンドウの花....


 リンドウの花が咲きだした。自生しているリンドウもそうだが、挿し芽をしたリンドウもほとんどが花をつけている。たくさんのリンドウの花を見ると変異があることに気がついた。花弁の色の濃い薄いがあるし、細かな斑点の入ったものとないものがある。結構きれいで、キレの良い花だ。ただ、日照がないと開かない。
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 挿し芽をした株もほとんどすべてに花がついている。山に戻そうと思っていたが、まだ戻していない。
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by jichouan | 2016-10-31 19:05 | 植物 | Comments(0)
2016年 10月 29日

寒蘭2016


 今年も寒蘭が咲きだした。花もよいがその香りは素晴らしい。今年の気候のせいだろう、例年より少し早い。花の早い年は紅花や桃花の色乗りがあまり芳しくないというのだが・・・。さてどうなるか?

 トップバッターは土佐の「室戸錦」。
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 あまり大きくない株に昨年咲いたので、てっきり今年は咲かないと思っていた。平肩咲きの紅花でキレがよく、比較的色が出やすい。もう少し遅く咲かせるともっと鮮やかな紅色になるのだが・・・。(写真を一枚追加しました。10月31日)
 11月5日に全輪が開いたのでその写真を一枚追加。(11月7日追記)
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 次に「華神」。確か日向だったと思う。
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 5輪ついたが花茎が伸びなかった。形はまずまずだが、早く咲いたので色はまだまだ。東京で咲かせるよりは少し紅の乗りはよいが・・・。

by jichouan | 2016-10-29 13:29 | 園芸 | Comments(3)
2016年 10月 27日

ツユムシ....

 10月も下旬になるとそろそろ秋の鳴く虫もいなくなる。
 時鳥庵の林縁には前にアップしたセスジツユムシが普通にいるが、畑ではほとんど見かけない。その代わりツユムシがいるのだが、見た目はそっくりだ。

 まずはオス。「ツツツツ・・・」と控えめに鳴くのだが、聞き取りにくい。
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 そしてメス。メスも「プツッ」と破裂音を出すらしい。
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by jichouan | 2016-10-27 15:21 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 10月 25日

タイワンホトトギス....

 日本のホトトギスが葉の根元から1花だけをつけるのに対し、タイワンホトトギスは枝咲きになって数花つける。品種は相当あって、どれも美しい。こちらも強健で日本の気候によくなじみ、栽培は比較的容易。ただし日照が強すぎても弱すぎてもよくなく、それがちょっと難しい。
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by jichouan | 2016-10-25 10:17 | 園芸 | Comments(0)
2016年 10月 23日

ホトトギス....

 時鳥庵ではすでにホトトギス(時鳥)の姿はない。それと入れ替わるように植物のホトトギスが咲きだし、それもそろそろ終わりだ。自生するヤマジノホトトギスはすでにアップしたように8月ごろから咲き始めるのだが、今日紹介する栽培種のホトトギスは9月の終わりごろから10月にかけて咲く。時鳥庵にあるのは日本のホトトギスの栽培品種と、台湾のタイワンホトトギスの栽培品種だ。どちらも多くの品種があって興味深い。今日は日本のホトトギス。環境さえ合えば実生でどんどん増える。
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by jichouan | 2016-10-23 10:11 | 園芸 | Comments(0)
2016年 10月 20日

シュレーゲルアオガエル....

 シュレーゲルアオガエルはアオガエル科のカエルで繁殖期以外は樹上で生活しているようだ。この時期樹葉上で時々みかける。アマガエルより大きく、アマガエルが目から耳、体側にかけて褐色の帯があるのに対して、全体が美しい黄緑色をしているので見分けは簡単。ただし、周りの状況で色は多少変化する。日本の固有種で、なぜか時鳥庵のある栃木県では準絶滅危惧種に指定されているのだが、時鳥庵では少なくない。
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 なかなかかわいい顔をしている。肌の質感もヌルヌルした感じがなく悪くない。

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 夜、庵主の黒い車の上でまったりしているのを見つけたが、その体色はやや黒みがかっていた。

 比較のためにニホンアマガエルの写真も貼っておく。目から体側にかけて褐色の帯があるのが分かる。
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by jichouan | 2016-10-20 06:38 | 動物 | Comments(0)
2016年 10月 18日

センブリの花....

 センブリの花が咲きだした。センブリはリンドウ科の2年草だ。時鳥庵のやや日当たりのよい林床に自生している。数年前にはかなり多かったが、昨年あたりからめっきり減ってしまった。他の雑草や樹木の実生が増えたためだと思うのだが。センブリは苦いことで知られる薬草で、乾燥させて煎じたものを飲むと胃の薬になる。その花は何とも可憐で、通常5枚の花弁を持つが4枚のことも多い。何とか以前のように増やしたいと思っているのだが・・・。とりあえず今ある株の付近の雑草を取り除いておこう。
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by jichouan | 2016-10-18 15:11 | 植物 | Comments(0)
2016年 10月 17日

タガメの採集調査....

 毎年10月にタガメの採集調査を実施している。採集されたタガメの一部は収穫祭(東京農大の大学祭)で展示する。いつも子供たちに大人気だ。今年の調査でもたくさんのタガメが確認できた。今年は5人の学生が参加したが、M1のK君の奮闘が特に際立っていた。(K君にはこのブログ上にアップすることの承諾を得ている。K君ありがとう。)
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 さっそうと水網をふるうK君。

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 さっそくタガメをゲット。

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 そのうち深みにはまって腰までズブリ。それでもめげずに水網をふるう。

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 この通りパンツまでびしょびしょ。K君ご苦労様でした。達成感が笑顔に出ている。

 さてその結果は?
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 ミズカマキリ、タイコウチ、コオイムシなども健在。ただ、心配なのは外来種のアメリカザリガニが1匹だけだが確認できたことだ。こんなものが増えてしまうと生態系が破壊されてしまう。いつまでこの地域の水環境が保てるのだろう。

by jichouan | 2016-10-17 08:51 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 10月 13日

ムシヒキアブ2016(その7)

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 さてこのイシアブは何だろう。7月4日に撮影したものだ。その後、写真だけでは同定できないので標本を集めたのだが、その結果、時鳥庵にはイシアブの仲間(イシアブ亜科)は少なくとも5種いることが判明した。そのうちオオイシアブ、ヒメキンイシアブ、それにムラサキクチブトイシアブは撮影もできたのですでにアップした。残る2種はトゲオイシアブとカタナクチイシアブだ。トゲオイシアブはこの夏10♂の標本が得られたし、カタナクチイシアブは1♀1♂が得られている。この写真では口吻の長さからカタナクチイシアブではないことが明らかだ。とすると消去法でいくとこのイシアブの正体はトゲオイシアブということになる。なお、トゲオイシアブは「ムシヒキアブ図鑑」ではChoerades sp.1となっている。未記載種のようだ。

 さて、もう一種標本がないので未同定の種がいる。
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 これはウスグロムシヒキかそれに近い種だと思う。いずれにせよムシヒキアブ亜科のEutolmus属の一種だろう。近縁種がいるので標本がないと正確な同定ができないらしい。7月25日にオスの撮影をしたのみである。体色に似た色の地面にとまり、近づくと飛んでその先の地面にまたとまる。これを繰り返す間に結構な数の写真が撮れたのだが、あいにく補虫網を持っていなかった。その後は一度も見ていない。

 これで今年確認できた時鳥庵とその周辺のムシヒキアブ科の種類は10種になった。撮影できなかったのはカタナクチイシアブだけだ。一応リストにしておく。
  オオイシアブ
  トゲオイシアブ
  ヒメキンイシアブ
  カタナクチイシアブ
  ムラサキクチブトイシアブ
  アオメアブ
  シオヤアブ
  ナミマガリケムシヒキ
  サキグロムシヒキ
  Eutolmus sp.(?ウスグロムシヒキ)

by jichouan | 2016-10-13 16:55 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 10月 10日

秋の味覚....

 まずはアケビ。正確にはミツバアケビの果実だ。時鳥庵の周りにはたくさんあるのだが、たいていは木の高い所にぶら下がっている。ぱっくり割れている中に見える白い部分をそのまま食べる。ちょっとゼリー状で結構甘いが、種がいっぱいあって、食べづらい。皮の方も炒めものなどに入れて食べることができる。
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 ヤマイモのむかご。この時期ヤマイモの蔓を探すとむかごがついている。小指の先程度から親指の先程度の大きさのものまである。指でつまむと簡単に蔓から外れるのでそれを集める。そのままフライパンでよく炒って(から炒りでよいが、好みによって油を使ってもよい)塩を振りかけると、結構おいしい。今回は「むかごご飯」を作った。米を洗い、水を入れ(普段炊飯するのと同じ量でよい)、適量のむかごと塩を入れる。そしてそのまま炊飯するだけだ。むかごがちょっとホクホクして結構おいしい。癖になりそうだ。
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by jichouan | 2016-10-10 10:49 | 田舎暮らし | Comments(0)