時鳥庵晴耕雨読

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カテゴリ:昆虫( 115 )


2017年 11月 09日

ホソミオツネントンボ・・・


 この時期、時鳥庵の日だまりにホソミオツネントンボがたくさんいる。アオイトトンボ科のイトトンボで、成虫で冬を越すことからこの和名がついたのだろう。小枝などにとまっていることが多い。越冬前はメス・オスとも目立たない褐色をしている。
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メス
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オス
(Data: 20171109; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 面白いのは越冬前は褐色だった体の色が、春になると成熟して青くなるのだ。複眼の色まで変わるところがいい。今年の春に写した画像を貼っておこう。
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メス
(Data: 20170428; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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オス
(Data: 20170420; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-09 13:31 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 07日

ムシヒキアブ2017(アイノヒゲボソムシヒキの?求愛行動)


 今回はアイノヒゲボソムシヒキの求愛行動だ。基本的にはハタケヤマヒゲボソムシヒキのそれと同じで、静止したメスにオスがホバーリングしながら近づく。そして近くにとまり近づいて前脚でメスの体を触る。その後は連れ立って飛んでしまうので、この場合も交尾に至ったかどうかは未確認なのだが・・・
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 そして次はおまけだ。静止しているハタケヤマのメスにアイノのオスが求愛行動をとっているのを見たのだ。しかしこの後すぐにハタケヤマのオスが割って入り、このアイノのオスは追いやられてしまった。
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右がアイノのオスだ

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右上から飛んできたのがハタケヤマのオスだ
(Data: 20171021; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-07 16:15 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 05日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマヒゲボソムシヒキの?求愛行動)


 今回はハタケヤマヒゲボソムシヒキとアイノヒゲボソムシヒキの求愛行動らしきものを観察した。どちらの種類もほぼ同じような行動をとる。静止しているメスにホバーリングしながら近づいたオスは近くにとまって前脚でメスの体に触れるという行動をとる。たいていはその後連れ立って飛び去ってしまうので交尾に至ったのかどうかは分からない。だからこれが本当に求愛行動かどうかは今のところ「?」だ。まずはハタケヤマ。
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 静止しているメスの前からオスが近づく。

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 そのうち後ろに回って近くにとまる。

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 前から迫るオス(上がメス、下がオス)

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 後ろから迫るオス(左がメス、右がオス)
(Data: 20171021; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-05 11:09 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 02日

ムシヒキアブ2017(アイノヒゲボソムシヒキ)


 ハタケヤマヒゲボソムシヒキと同時に見られる、やはり体が長い毛で覆われたムシヒキアブだ。この両種、生息環境もよく似ており、このように近縁な2種が競合しないで同時に見られるのはちょっと嬉しい。ハタケヤマの体を覆う毛は黄褐色~赤褐色だが、アイノの方は灰色や黒色の毛が多く、褐色の毛も生えるが少ない。特に後脛節の腹側の毛がハタケヤマでは黄金色なのに対して、アイノでは銀色っぽいので、紛らわしい時はそこを見ればよい。上の4枚の画像はメス、下の4枚がオスだ。すべて10月26日に奥日光で撮影した。
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ここからがオス
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(Data: 20171026; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-02 09:58 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 21日

ムシヒキアブ2017(続・ハタケヤマホゲボソムシヒキ)


 前回の記事(10月12日)では、ハタケヤマヒゲボソムシヒキのメス・オスの見極めが不十分だったことを反省し、10月18日に再び奥日光に行き、今度はメス・オスを見極めてから写真撮影してきた。まずはメス。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20171018; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 以下はオスだ。翅は腹部より短い。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20171018; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-10-21 13:49 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 17日

アカハネナガウンカ・・・


 これは前の記事のマエグロハネナガウンカと同じ仲間だが、昨年(2016年)の8月に時鳥庵の畑で撮影した画像でアカハネナガウンカだ。マエグロハネナガウンカよりは小さいが、その鮮やかな濃いオレンジ色にはインパクトがある。イネ科の雑草上に静止していた。複眼は白くやはり「瞳」のような黒点があって、何とも愛嬌のある顔をしている。
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(Data: 20160801; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


by jichouan | 2017-10-17 09:01 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 15日

マエグロハネナガウンカ・・・


 2週間ほど前のことになるが面白い昆虫を見つけた。時鳥庵のクワの葉裏にいたマエグロハネナガウンカだ。セミなどと同じ半翅目・同翅亜目に属する昆虫だが、体の大きさに比べ前翅が異様に長いのだ。その前翅の前縁が黒くなっていることからついた名前だろう。よく見るとこの翅の黒い部分の翅脈が赤い。さらに面白いのは複眼だ。青味がかった灰色をした複眼に黒点があるのだ。「瞳」のように見えるところが面白い。
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(Data: 20170928; D7000; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


by jichouan | 2017-10-15 17:48 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 12日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマヒゲボソムシヒキ)


 秋も深まって木々の葉が紅に染まり出す頃、やっと出現するムシヒキアブがいる。腹部が黄褐色~赤褐色の長い毛で覆われたハタケヤマヒゲボソムシヒキだ。主に山地で見られる。奥日光でも比較的よくみられ、日当たりのよい葉の上や樹皮のない倒木、ときには石の上などに静止して、餌となる昆虫が飛来するのを待ち受けている。長い毛のせいで実際の大きさより結構大きく見える。近縁のアイノヒゲボソムシヒキも同時に見られ、両者の見極めは画像だけでは簡単でないことも多い。ここでは毛の色などからハタケヤマヒゲボソムシヒキだろうと思われるものを選んだ。まずはメスと思われる個体この記事の画像のメス・オスの区別はどうやら正しくないものが含まれているようなので撤回します。また6番目の画像は別種のアイノヒゲボソムシヒキのようなので削除します。10月19日修正(雌雄の識別も外部生殖器が小さいので画像では難しいことが多い)。
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(Data: 20171011; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170724; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 そしてオス。オスの翅はメスのそれより短い
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(Data: 20170724; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 

by jichouan | 2017-10-12 11:52 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 10日

ムシヒキアブ2017(カラフトムシヒキ)


 9月26日に奥日光で撮影したものだ。写真ではよく分からないが翅の先端付近がやや暗色になっている。どうやらカラフトムシヒキと呼ばれている種のようだ。まずはメス。
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 そしてオス。横からの写真は逆光でちょっと見づらいのだが・・・
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(Data: 20170926; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-10-10 14:46 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 07日

アリバチモドキ・・・


 アリバチモドキ(=ヤマトアリバチモドキ)はアリバチのなかまだ。したがってアリバチ科に所属するのだが、最近ではアリバチモドキ科を独立させ、それに入れられることもあるようだ。どちらがよいのか庵主にはよくわからない。
 ここのところ奥日光では朝の最低気温が1℃台まで下がり、結構寒くなったのだがアリバチモドキのメスがまだ活動していた。アリバチなのでメスには翅がない。
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(Data: 20171005; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20171006; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 ついでに時鳥庵で9月に撮影したオスの写真も貼っておこう。オスはメスよりかなり大きく、翅があるうえ体全体が黒いのでメスとはずいぶん違う姿をしている。ちなみに時鳥庵でもメスは採集しているが、撮影はできていない。
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(Data: 20170902; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170905; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-10-07 16:57 | 昆虫 | Comments(0)