時鳥庵晴耕雨読

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2018年 11月 16日

寒蘭2018(その8、室戸錦)


 土佐寒蘭の銘品。平肩咲きの赤花で非常にキレが良く、色も出やすい。庵主は赤花の中では一番好きな花だ。今まで何株かを栽培したことがあるが、葉があまり大きくならず、花茎が抜け出る姿は素晴らしい。つまり葉と花のバランスが良いのだ。今年は5花付いただけだが、その姿や花の色はやはりよい。同じ土佐寒蘭に「緋燕(ひえん)」と命名されたのがあるが、花も葉姿も庵主には室戸錦と区別がつかない。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-16 17:15 | 園芸 | Comments(0)
2018年 11月 14日

寒蘭2018(その7、西海の誉)


 産地は長崎県。つまり肥前寒蘭だ。すっきりしたキレの良い更紗で、舌は無点系。今年は5花付いたが、花茎は結構伸びて、葉上に抜けてくれた。惜しいことに舌に少しだが紅点が出てしまった。無点に咲くと素晴らしいのだが。株はまだまだこれからで、充実してくると素晴らしい花を咲かせると思うのだが。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-14 17:16 | 園芸 | Comments(0)
2018年 11月 12日

寒蘭2018(その6、旭日)


 日向寒蘭の「旭日」。たぶん尾鈴山系の産で、花弁の広い紅花。幅の広い舌に特徴があって、大きく不規則な紅点があるのだが、この紅点年により大きくなったり、小さくなったり、あまり安定していない。今年の紅点はあまり大きくならなかった。本来、「旭日」と呼ばれているのは、日の丸を連想されるほど紅点が中央に集まるようなのだが。この株は命名株ではないのかもしれない。今年は7花付いたが、花茎がそれほど伸びず、花間が詰まりぎみ。株も小さいのでこれからに期待する。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-12 15:13 | 園芸 | Comments(0)
2018年 11月 11日

寒蘭2018(その5、無銘青更紗)


 産地は不明だが、おそらく土佐だと思う。花は中型で、花弁にやや幅のある三角咲き。舌はやや大きめの紅点を散らす。この花の良いところは花弁がやや厚くしっかりしていて形が崩れないことだ。まだまだ株は小さく、花数も期待できないが、もう少し作を重ねれば結構見所があると思っている。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-11 12:27 | 園芸 | Comments(0)
2018年 11月 10日

ヤマノイモのむかご・・・


 時鳥庵とその周辺にはヤマノイモがたくさんある。掘ればイモが採れるのだが、かなり深くまで掘らなければならず、大変なので掘ったことはないし、掘る予定もない。そのヤマノイモの蔓にはこの時期、「むかご」が付く。このむかごは、イモと違って簡単に採れる。実はこのむかごもイモに負けず結構おいしいのだ。
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採取したむかご。小さいのはエンドウ豆くらいの大きさ。

 このむかご、どうやって食べるかというと、もっとも簡単なのは、そのままフライパンで炒って、塩をふれば食べられる。庵主が最も気に入っているのは「むかごご飯」だ。作り方はいたって簡単。「エンドウご飯」を炊く要領で、エンドウ豆の代わりにむかごを入れるだけだ。つまり、普通にご飯を炊く要領でといだ米と水を炊飯器にセットし、そこにむかごを適量ほうり込み、後はスイッチを押すだけだ。少し塩を加えておくのを忘れずに。好みによって「かつおだしの素」を使ってもよい。
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むかごご飯。むかごがほくほくしておいしい

 他の料理にも使える。やったことはないがかき揚げなどてんぷらにも使えると思う。
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ジャガイモ、むかご、ベーコンの炒めもの

 これも作り方は簡単。むかごと短冊に切ったジャガイモは、あらかじめ電子レンジに10分ほどかけて柔らかくしておく。それをフライパンに移し、適当な大きさに切ったベーコン(厚切りでも薄切りでもどちらでも良い)を加え炒める。ジャガイモにうっすらこげ目がつけば、バターを適量入れ、全体になじんだら出来上がり。ベーコンとバターの塩味があるので、そのままで食べてもよいし、物足りなければ少し塩をふる。

# by jichouan | 2018-11-10 17:15 | 料理 | Comments(0)
2018年 11月 08日

寒蘭2018(その4、若の花)


 日向寒蘭の準素心。舌にごく淡い淡乳白色の斑紋があり、また根元の両脇が薄く紅に染まるので、いわゆる素心ではない。花は中型ではあるが、薄緑色の花弁はやや厚みがあって形が崩れにくい。舌も結構しっかりしていて、開花後しばらく巻かないので非常に良い。時鳥庵にある株は結構大きく毎年咲くが、今年は7花付いた。そろそろ鉢いっぱいになったので株分けした方が良いかも知れない。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-08 08:38 | 園芸 | Comments(0)
2018年 11月 07日

寒蘭2018(その3、赤富士)


 土佐寒蘭「赤富士」。昨年は7花が付き結構姿が良かったのだが、今年は4花しか付かず、全く良くない。しかし、花の色は今年の方がうんと良い。それこそ真っ赤に咲いた。うまくいかないものだ。もともと花弁や舌は厚みがあって、花の形はしっかりしていて崩れない。特に舌は安定して無点に咲くし、開花後数日は巻かないので、非常に見栄えが良い。それにしても、昨年の花数で今年の色で咲けば満点なのに・・・。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-07 00:51 | 園芸 | Comments(0)
2018年 11月 03日

干し柿・・・


 前にも書いたように、今年はカキがたくさんできた。特に大きな渋柿は300個以上、おそらく400個は実をつけたのだ。皆さんが干し柿にするというので差し上げたのだが、それでもたくさんあまった。それで時鳥庵でも干し柿を作ることにした。初めての経験だ。
 その干し柿の作り方だが、人に聞いたり、ネットで調べたりしたのだが、いろんな作り方があった。柿の皮をむくまでは、ほとんど違わないのだが、その後熱湯に5-10秒ほどくぐらせ殺菌するというのがもっとも多かった。焼酎を吹きかけて殺菌するというのもあった。殺菌することによってカビが生えるのを防ぐという。また、殺菌などせずにそのまま干しているという人もいた。
 時鳥庵では半分は熱湯で殺菌し、残りは殺菌せずにそのままつるした。その結果はほとんど変わらなかった。つるして約2週間、全体が柔らかくなりほぼ干し柿はできたのだ。90個ある。ひとつ食べてみたら、めっぽう甘い。さて、こんなにいっぱいの干し柿、どうしようか?冷蔵や冷凍でほかんできるというのだが・・・。
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雨が当らぬよう、庵の軒下に干した

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出来上がった干し柿



# by jichouan | 2018-11-03 17:31 | 田舎暮らし | Comments(0)
2018年 11月 02日

寒蘭2018(その2、月姫)


 おそらく土佐の産で、青花の小花。葉姿はやや立ち性でそれほど大きくならない。今年は5花付いたが、花茎はそれなりに長く花は葉の上に抜けてくれた。なかなか見栄えが良い。この花は小さいが、やや平肩咲きでなかなか形がよいうえ、舌が幅広く短いので咲いてすぐは丸くみえる。それが「月」を連想させるのだろうか。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-11-02 17:04 | 園芸 | Comments(0)
2018年 10月 30日

寒蘭2018(その1、華神)


 今年の寒蘭の花は例年よりかなり早い。一番早く開いたのは「華神」だった。前にも書いたと思うが、この花の原産地はよくわからない。土佐なのか、日向なのか、はたまた薩摩の可能性もある。花の形からいうと日向あたりではないかと思うのだが。どちらにしても紅花の古くからの銘品で、幅のある花弁と、同じく幅のある舌に特徴がある。時鳥庵の「華神」はやや大株で毎年花をつけるが、今年もほぼ同じ大きさの花芽を2本上げた。どちらも蕾が5個付いていたのだが、片方は切り取った。やはり5花では花軸もそれほど伸びず、下の花は葉から抜け出なかった。7花ほど付いてくれると嬉しいのだが・・・。花色は早い割にはまずまずかと思う。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-10-30 14:08 | 園芸 | Comments(0)
2018年 10月 29日

アカハライモリ・・・


 10月27日、この日は夜中から朝まで結構な雨が降った。昼ごろ、時鳥庵の庵の前に何か動くものがいた。近づいてよく見るとそれは何と小さな(6cmくらいか)アカハライモリだった。どこから来たのだろう。近くに水場は無い。一番近い水場でも100m以上はあるのだ。この小さな体で雨の中を歩いてきたとしか思えない。今日、下の水田横の用水路まで送ってきた。画像はピンボケです。ご容赦ください。
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# by jichouan | 2018-10-29 13:49 | 動物 | Comments(0)
2018年 10月 26日

時鳥庵の樹液酒場(その5、ベニシタバ)


 ベニシタバは時鳥庵ではやや少ないカトカラだ。それでも7月20日前後には毎晩見ることができた。後翅は鮮やかな紅色をしていて、結構美しいのだが、あまり前翅を開かないので後翅がよく見えないことが多い。時鳥庵では7月にはこのように種類は少ないのだが、多くの個体のカトカラが夜間樹液に集まる。庵の灯火にはほとんど来ないのだが・・・。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-10-26 15:37 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 10月 23日

アカタテハ・・・


 草刈を終えて庵に戻ってくると、日当たりのよい所にアカタテハがいた。どこにでもいるチョウだが結構美しい。このオレンジ色の斑紋は羽化したてではもう少し赤みを帯び、そのことからこの和名がついたのだろう。翅の裏側は地味だが、結構複雑な独特の模様があって、特異だ。幼虫はヤブマオやカラムシ、イラクサなどイラクサ科の植物の葉を食べて育つ。庵主の好きなチョウの1つである。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-10-23 17:38 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 10月 20日

時鳥庵の樹液酒場(その4、キシタバの仲間)


 これもシロシタバと同じカトカラの仲間だ。最盛期は7月下旬で、やはり個体数も多い。キシタバの仲間は結構種類が多く、ガに疎い庵主には種名までは分からない。また、すべて同じ種類なのか、それとも何種か混じっているのかもわからない(蛾類図鑑にはほとんどの種が極めて鮮明な写真で図示されているのだが、不見識な庵主には区別がつかないのだ)。どれも後翅に黄色い斑紋をもつが、やはり前翅は地味な色彩で、翅を閉じている時は樹皮と紛らわしい。シロシタバと比べると一回り小さい。
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(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

一番上の画像にはキノコゴミムシも写っている。また、一番下の画像の個体は他のに比べて、前翅の色彩がやや淡い。別種なのだろうか?



# by jichouan | 2018-10-20 16:08 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 10月 17日

寒蘭2018(その1)


 今年の寒蘭は花芽の上りがかなり早く、もう咲き出しそうな株もある。猛暑が影響したのだろうか?画像は西谷ものの桃花の花芽だ。このように花芽が複数上がっているとき、どちらか一方を残し、他方は切り取ってしまう。その作業をした。今年は花芽が多く、結構複数花芽が上がっている株が目だった。この株の場合は左の花芽が充実しているので、右の小さな花芽は切り取ってしまうのだ。
 花芽の上りの早い年は紅花や桃花の色が出にくい。花色は気温に左右されやすいようで、気温が低くなってから咲く方が、さらには夜間と昼間の温度差が大きい方がよい色が出るといわれている。だから、同じ株でも咲く年によって、良い色が出たりでなかったりするのだ。難しいものである。だから面白いのだ、とも言える。
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# by jichouan | 2018-10-17 16:10 | 園芸 | Comments(0)
2018年 10月 13日

困ったネコ・・・


 昨日のことだ。家内が友人を迎えに車を出そうとした時、若いオスのネコが車のそばで鳴いていた。そのネコは家内を見ても逃げようとしなかったので、家内は庵主を呼んだ。庵主が行くと、そのネコは庵主に寄って来て足にスリスリしたのだ。明らかに人に飼われていたネコである。時鳥庵にはよく野良ネコが来るが、それらはどれも人を見ると逃げるのだ。
 このネコ、黒どらで、毛並みも悪くないし、かなり若い。去年生まれたのではないかと推定している。おなかをすかせているように見えたし、家内から離れないので、ミルクを与え、それを飲んでいるすきに車を出すことにした。案の定、そのネコはミルクをむさぼるように飲んだ。そのすきに家内は無事車を出すことができた。ネコはミルクを飲み終えるとおかわりを要求したので、仕方なく追加のミルクを与え、庵主は庵の中に入った。1時間ほど読書などをして、外の様子を見に出ると、ミルクを少し残してネコの姿は消えており、庵の周りを調べてもその姿は見えなかった。その後30分ほどして庵主は草刈に出たのだが、その時にもネコの姿は見えなかったが、ミルクはきれいになくなっていた。そして2時間ほどで草刈を終え、庵に戻ると、家内が友人と戻っていたのだが、ネコがおなかをすかせているようだったので、餌を与えたという。かつぶしご飯にミルクをかけたもだという。それをペロッと食べたというのだ。餌を与えてしまうと飼わなければならないことになるかもしれないのに。困ったものだ。
 庵主はけっしてネコが嫌いではない。昨年末、老描ファルコンの呪縛が解けたばかりなのだ。生き物がいると活動がどうしても制約される。それが困るのだ。と言いながらこのネコの名前を考えているのだから、さらに困ったものだ。名前は「ノボル」にした。村上春樹氏の「ねじまき鳥クロニクル」に出てくるネコの名前をいただいたのだ。正確には「ワタヤ・ノボル」なのだが・・・。さてこのネコはどこかから来て迷子になったのだろうか?捨てられたのだろうか?
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 30mm F3.5 Macro)


# by jichouan | 2018-10-13 13:33 | 未設定 | Comments(0)
2018年 10月 09日

今年のカキは豊作・・・


 時鳥庵では今年カキが豊作だ。写真は畑の一角にあるカキの木だ。この木は植えてから今まで、ほとんど手入れもせずほったらかしにしているのだが、5年ほど前から小さな実を1年おきにつける。品種は分からないが甘柿で、結構おいしい。いつもは10月末に色付き始め、11月の半ばになってやっと渋が抜ける、ちょっと晩生の種類のようだ。ところが今年は色付くのも早く、渋もそろそろ抜けかけているのもある。例年よりかなり早いようだ。今年はかなり多くの実をつけ、枝もその重さに耐えられずうんと湾曲している。折れなければいいんだが。
 この木以外のカキの木も、やはり今年はたくさんの実をつけている。今年も採りきれないで、多くは小鳥や小動物の餌になるんだろう。
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(D500; AF-S Nikkor 12-24mm F4G ED)

# by jichouan | 2018-10-09 16:31 | | Comments(0)
2018年 10月 05日

時鳥庵に戻る・・・


 庵主は結局、予定より一日遅れで、今日(10月5日)時鳥庵に戻ってきた。ざっと見た所、台風24号による被害はほとんど確認できなかったので、安心した。特に、温室の窓は開け放していたので心配していたのだが、それも特に何もなかった。水やりも滞っていたのだが、寒蘭などはやはり乾燥には強いようだ。
 ただ、今年は寒蘭の花芽のあがりは早いようだ。早く咲くと紅花や桃花の色はあまり期待できない。さて、どうなるか・・・。

# by jichouan | 2018-10-05 19:27 | 未設定 | Comments(0)
2018年 10月 03日

台風の後始末・・・


 ここの所10日ほど台風の後始末で大阪に行っていた。9月4日に近畿地方に上陸した台風21号は、久々の強い勢力での上陸で、結構な被害を残した。庵主は大阪にも築80年ほどの古い木造家屋を所有しているのだが、やはり多少の被害があって、その後始末のために大阪に行ってきたのだ。補修のための電気屋さんや大工さんはどこも大忙しで、すぐには対応してもらえず、2・3日の予定がついずるずると延びてしまったのだ。電気関係は何とかなったが、屋根瓦の損傷は、瓦が無いために応急処置にとどめた。もっともほんの数枚が割れただけだったが。
 そんなさなか、今度は強い勢力の台風24号がまた近畿に接近しているというので、それをやり過ごしてから帰ることにしたのだ。また何か被害があった場合、また大阪まで、ということになると面倒なことになるからだ。その台風24号は結局9月30日に和歌山県に上陸し、進行方向の左側に位置した大阪ではそれほど風雨は強くならず、我が家も被害はなかった。
 そんなことで東京に戻ってきたのだが、今度は時鳥庵の状況が心配だ。何号か忘れたが8月の台風でスギの木が一本折れ、坂道をふさいでしまい、ちょっと困ったことがあったのだ。今回の24号は明らかにそのときより強い勢力で東日本の近くを通過しているので、さてどうなっただろうか。明日、時鳥庵に帰ろうと思っている。

# by jichouan | 2018-10-03 17:05 | 未設定 | Comments(0)
2018年 09月 26日

時鳥庵の樹液酒場(その3、シロシタバ)


 ヤガ科のガの仲間でカトカラと呼ばれている中~大型のグループがいる。このカトカラという名前は属名のCatocala に由来する。前翅は地味で樹木の樹皮のような色をしているのだが、後翅は種によって白、紅、黄それに紫などの大きな斑紋を持っていて、結構美しく、この仲間を熱心に集めている人も多いらしい。庵主はガにあまり関心はないし、ほとんど撮影もしない。なぜかというと、もともと好きではないのもあるが、とにかく種類が多く、これに手を染めるときりがないからだ。それでも少ないながらいくつか気に入っているグループはあって、それらは機会があるごとに撮影している。そのひとつがこのカトカラだ。
 カトカラは灯りにもよく飛来するが、夜間樹液に多く集まる。時鳥庵でも7-8月には樹液に多く集まる。もっとも多いのはシロシタバで、これはとにかく多い。幼虫がサクラ類を食べるようで、時鳥庵にはヤマザクラが多いので、それを食べているのだろう。昼間ヤマザクラの幹にとまっている成虫もしばしば見かける。
 さて、そんなカトカラの後翅のやや派手な斑紋。例えばシロシタバを昼間見かけるとたいてい翅は閉じられていて、前翅しか見えない。後翅は前翅の下に隠されているのだ。
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(D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)
昼間ヤマザクラの幹にとまるシロシタバ。白い後翅の斑紋は前翅の下にたたまれて見えない。

 しかし、天敵の鳥などに襲われた時、翅を開いて派手な後翅を見せる。襲った鳥はというと、急に出てきた予想もしていなかった派手な色に驚き逃げるのだ。そう解釈されている。ちなみに、夜、樹液に来ている時は翅を半開きにしていて、後翅の斑紋が見えることが多い。
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(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-09-26 12:23 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 09月 21日

ハンミョウ 2018


 今年もハンミョウ(=ナミハンミョウ)の撮影に行ってきた。毎年の恒例行事になっている。ただ、今年は既に発生のピークを過ぎていたのか、数は少なかった。6月にケガをして以来ちょっとさぼり気味だったので、何とも致し方ない。毎年相当数の写真を撮っているのだが、今年は特に低いアングルで、真横からの写真にこだわってみた。これまで撮影した写真の多くは斜め上から撮影したものが多い。それで真横から撮ってみようと思ったのだが、これが結構難しい。悪戦苦闘した結果の一部をアップしておこう。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-09-21 11:23 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 09月 14日

青ジソのかき揚げ・・・


 青ジソの葉(=大葉)のてんぷらは普通、葉の片面だけに衣をつけて揚げることが多い。試してみると比較的簡単にできるのだが、シソの香りを残そうとすると、これが案外難しい。おそらくさっと短時間で揚げると香りが残るのだろうが、家庭の小さな鍋では材料を投入するたびに油の温度が下がってしまい、ちょっと揚げる時間が長くなってしまうのだ。そこで考えたのが、1枚きりではなくかき揚げにすることだ。試したところ結構シソの香りが残って、庵主は気に入っている。
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 今年は青ジソが結構よくできて、今現在も青々としている。それを摘んできたものだ。
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 積んできた青ジソは、よく洗ってからざく切りにする。大きさは適当でよい。
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 ざく切りにした青ジソをポリ袋に入れ、それに小麦粉をまぶす。
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 小麦粉をまぶした青ジソを水で薄めにといた小麦粉に卵を混ぜたのをからめる。
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 あとはそれを180℃に熱した油で揚げるだけ。
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 そしてこれで出来上がり。今回は色が少しキツネ色になっているので、ちょっと揚げ過ぎたようだ。それでもサクサクに揚がっており香りはちゃんと残っている。

# by jichouan | 2018-09-14 14:41 | 料理 | Comments(0)
2018年 09月 10日

時鳥庵の樹液酒場(その2、オオムラサキ)


 オオムラサキはそれほど多くはないものの時鳥庵にもよく飛んでくる。7月頃には、庵の真上に張り出したコナラの梢で、オスがなわばり行動をとっていることもある。近くに飛んできた他のチョウなどを追いかけ、また元とまっていたところに戻る行動だ。ときには小鳥を追いかけることもある。今年は暑かったので、昼間はあまり外に出なかったのだが、8月のある日、温室に水やりに行ったついでに、クヌギの樹液を見に行くと、オオムラサキのメスが来ていた。スミナガシも来ていたが、こちらは早々に飛び去った。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-09-10 13:24 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 09月 08日

トウキョウヒメハンミョウ・・・


 時鳥庵の庭で、葉の上にトウキョウヒメハンミョウがいた。小さな種類で、体長は1㎝ほどだろうか。普通のハンミョウ(=ナミハンミョウ)のような派手さはなく、暗灰褐色の地味な色彩をしているが、拡大してみると微妙な光沢があって結構美しい。ただ、小さくて地味な色彩をしているので、落ち葉が敷き詰められた地面にとまっていると、庵主の老眼では発見はほとんど不可能だ。舗装された所なら何とか見つけることもできるのだが。
 時鳥庵の庭からはハンミョウ(=ナミハンミョウ)とニワハンミョウに続いて3種目の記録になる。面白いのはこの種の分布で、名前でもわかるように東京都を含めた関東地方(静岡県の記録もある)に分布するのだが、かなり隔たった九州(山口県の記録もある)にも分布している。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

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(D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2018-09-08 14:05 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 09月 06日

時鳥庵の樹液酒場(その1)


 時鳥庵にはコナラが多くあるのだが、樹液が出ているのは1本しかない。このコナラにはシロスジカミキリの脱出孔などもあって、毎年樹液が出るのだ。クヌギも温室の周囲に数本あるのだが、これもこれまでは樹液はほとんど出ていなかった。今年は5月頃そのコナラやクヌギ10数本に鉈で傷をつけておいた。すると、6月に入って4本のクヌギに樹液が出てきたのだ。残念ながらコナラからは出てこなかった。
 そんな時鳥庵の庭にあるコナラやクヌギの樹液に集まる昆虫をこの夏を通して観察してみた。
 まずは定番のカブトムシだ。これまで時鳥庵の灯りにはちょいちょい飛んで来ていたのだが、メスがほとんどで、クワガタムシほど多くはなかった。ところが、夜間樹液を見回ると、これがとんでもなくたくさんいたのだ。1本のクヌギに10数匹いることもよくあったし、それを見ていると次から次に飛来する日もあった。ただし、多かったのは7月から8月の上旬までで、8月10日頃を境に急激に減少し、お盆明けには全く姿を見なくなってしまった。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-09-06 17:15 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 08月 31日

ムシヒキアブ2018(イシアブの未同定種)


 これも奥日光で7月18日に撮影したものだ。オオイシアブの仲間がよく来る倒木で、チャイロオオイシアブと思われる種を撮影していたときに見つけた種名の分からないイシアブだ。体形はオオイシアブにそっくりだが、大きさはオオイシアブより一回り小さい。トゲオイシアブなどよりはうんと大きく、頑丈な感じの体形をしている。翅は透明に近く、腹部は淡褐色の毛におおわれているが、胸部は黒く光沢があって毛は少ない。
 庵主は本種の頭部の形態や毛の生え方、胸部の形、大きく発達した後脚などからオオイシアブに近い種ではないかと推測しているのだが、どうだろうか。ちなみにこの個体は極めて敏捷で、近づくとすぐ飛び立ってしまうのだが、しばらくするとまた戻って来て同じ倒木上にとまるということを10分ほど繰り返していた。その間一度だけ目の前1mくらいの所にとまってくれたのでこのカットだけだが撮影できたのだ。そんなわけで、残念ながら捕虫網は持っていたが採集は失敗した。不明な昆虫はなるべく採集しようと思っているので、何とも悔しい。
 庵主はムシヒキアブに関しては全くの素人なので、分からないことも多いのだが、ちょっと調べてみると、このグループの分類が日本ではまだまだ進んでいない現状につきあたる。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-08-31 17:14 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 08月 29日

ムシヒキアブ2018(ホソムシヒキの一種)


 これは奥日光で8月1日に撮影したものだ。生い茂るササの間を飛んでいるのを見つけ、とまったところを撮影したものだ。残念ながら撮影できたのはこの1カットのみ。このカットを撮影後、すぐに飛び立ち、またササの葉の間に消えて行った。
 かなり細型の体形で、一見昨年掲載したニトベハラボソツリアブにも似ている。ただし後脚は若干短めなので、ツリアブではなくムシヒキアブだということに気付いた。ホソムシヒキ亜科に属する種類なのだが、残念ながらこの亜科に関する情報は極めて少なく、種までの同定には至っていない。日本には10数種が分布しているようだが、栃木県からはミノモホソムシヒキとアメイロホソムシヒキの2種が記録されているという。この2種のうちのどちらかなのだろうか?
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-08-29 15:53 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 08月 27日

コナラ倒木上の昆虫類(その4・ハガタヨツモンナガクチキ)


 ちょっと季節をさかのぼって申し訳ないが、4月下旬にコナラの倒木上に美しいナガクチキムシがいた。全体に黒く、鞘翅には赤い波型の斑紋が2対ある。これも前にあげたキノコゴミムシ同様、オオキノコムシなどに見られる斑紋によく似ている。特徴から、ハガタヨツモンナガクチキだろうと見当をつけている。時鳥庵では初めて見る種類だ。他所でも稀に見るだけで、それほど多くないと思う。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-08-27 16:10 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 08月 21日

ムシヒキアブ2018(ムラサキクチブトイシアブ)


 今年も時鳥庵の庭でムラサキクチブトイシアブの撮影に成功した。かなり珍しい種類らしく、中山(双翅目談話会「はなあぶ」 no. 43; p. 3)によると知られている分布は愛媛県、京都府、それに栃木県だけだという。この栃木県というのは時鳥庵の庭なのだ。ただ、最近、岐阜聖徳学園大学の「昆虫図鑑・ムシヒキアブ図鑑」http://www.ha.shotoku.ac.jp/~kawa/KYO/SEIBUTSU/DOUBUTSU/07hae/mushihikiabu/index.html(理科教材としてネット上に公開している)の中に、本種らしい画像が掲載されているのを見つけた。撮影地は岐阜市で2カットあり、「未同定」となっている。
 時鳥庵では一昨年から現時点までに6個体を確認しているし、これまで2回アップしている。(2016年の記事はこちら、2017年の記事はこちら)まだまだ観察例が少ないのだが、これまで本種に関して分かったこと、感じたことなどをここに記録しておく。1)発生時期:8月4日から8月26日の間に観察している。2)活動時間:13時30分から16時30分の間に観察している。すべて午後だというのはちょっと興味深い。他のイシアブ類の多くは午前中に多く観察でき、14時を過ぎるとあまり見なくなることが多い。3)見られる場所:日当たりのよい葉の上や樹皮のない倒木上など。これは他のイシアブ類と同じなのだが、どちらかというと低い位置、だいたい地面から30㎝以内にとまることが多く、それより高い位置にはあまりとまらない。また地面にとまることもあるのもイシアブ類としては珍しいのではないだろうか。
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(D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)
地面にとまるムラサキクチブトイシアブ


 今年は8月18日の午後2時18分前後に見つけた。撮影はできたが、採集はできなかった。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-08-21 10:27 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 08月 16日

ミズスマシ・・・


 日本固有種のミズスマシはかつては池や水田など水のあるところでは普通に見られた甲虫で、水面をくるくる回るように泳ぎ回っていたものだ。それがいつの間にか急激に減少し、環境省のレッドデータブック(RDB)では「絶滅危惧Ⅱ類」に分類されている。なぜ、急に減ったかはよく分からないのだが、中性洗剤など界面活性剤がその原因ではないかという意見もある。生活排水などに含まれる界面活性剤がミズスマシの浮力を奪い、水面での生活ができなくなったというのだ。
 そんなミズスマシが、時鳥庵の近くにある小さな池(?周囲10mほどか)に多数生息しているのだ。この地域では、ほかでは見たことはないのだが、その池に行けば必ず多数が泳いでいるのだから驚きだ。その池は個人所有なのだが、庵主は所有者と懇意にしており、不在でない限りはいつでも見に行ける。そこにはタガメも多い。
 今回は、なぜか池の真ん中付近に集まって泳いでいた。少し遠かったのであまり良い写真は撮れなかった。今後、もっとよい写真が写せれば改めてアップしたい。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-08-16 19:53 | 昆虫 | Comments(0)