時鳥庵晴耕雨読

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2018年 07月 17日

タテジマカミキリ・・・


 時鳥庵にはウド(山ウド)が2株だけ自生している。いつか食べてやろうと思っている。その、ウドの葉にタテジマカミキリが休んでいた。
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ウドの葉上で見つけたタテジマカミキリ

 このカミキリが時鳥庵にいるとは思っていなかった。なぜならこのカミキリはカクレミノでよく見つかるのだが、時鳥庵にはそれが無いからだ。調べてみるとカクレミノ以外にも、ヤツデやセンノキ、ハリギリなどにも寄生するようだ。どれもウコギ科の植物だ。そういえばウドもウコギ科なので、もう一度よく見てみると茎に後食痕らしきものがついていた。このタテジマカミキリはウドを後食していたのだろう。
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ウドの茎についた後食痕(?)

 時鳥庵にはウコギ科の植物はほかにコシアブラ、ヤマウコギ、ハリギリ、タラなどがあるので、それらの植物に寄生している可能性がある。とりあえず一番多くあるコシアブラを見て回ると、1匹だけだが見つけることができた。
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コシアブラの幹上に
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-07-17 17:44 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 07月 13日

ナカネアメイロカミキリ・・・


 この時期、奥日光でハリギリ(ウコギ科)があれば、その幹を見て歩く。幹には深いしわが刻まれているのだが、ナカネアメイロカミキリという飴色をした小さなカミキリが見つかる。体長は6~9㎜くらいだろうか、小さい。暗灰色の樹皮に明るい飴色のカミキリなので、小さくてもよく目立つ。クリイロシラホシカミキリと同じように、このカミキリを探している人と出会うことも多い。これも小さいのに収集家には人気があるカミキリのようだ。日中、日当たりのよいハリギリで待っていると、次から次に飛来することがある。場所によっては結構普通に見つかる。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-07-13 13:18 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 07月 09日

マツシタトラカミキリ・・・


 このカミキリもミズナラの大木の幹上でよく見かける。やはりちょこちょこ歩き回っている。メスは産卵をしているところをよく見かけるので、幼虫はミズナラの樹皮か樹皮下を食べるのだろう。奥日光では結構普通にいる。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-07-09 17:58 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 07月 07日

テツイロハナカミキリ・・・


 クリイロシラホシカミキリを探していると時々見かけるハナカミキリだ。体が小さく細く弱々しいので、カミキリというよりジョウカイのようなたたずまいだ。幹の表面をふらふらと歩いていて、近づくと飛んでしまったり、落下したりすることが多い。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-07-07 07:20 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 07月 05日

クリイロシラホシカミキリ・・・


 奥日光でミズナラの大木の幹を見ているといろんな甲虫が見つかる。クリイロシラホシカミキリもその一つだ。体長6~9㎜の小さなカミキリなので、見つけるのはちょっと大変だ。それでもちょこちょこと歩き回ってくれれば、何とか見つけることはできるし、目が慣れてくると結構普通にいることに気づく。ただ、その動きは結構速くて、撮影は簡単ではない。小さいうえになかなかとまってくれないのだ。小さいのに収集家が好むのはなぜだろう。このカミキリを探している人によく出会う。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro + Extension Tube 10mm)


# by jichouan | 2018-07-05 17:52 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 07月 03日

アオカタビロオサムシの大量発生は終息か・・・


 奥日光で6月に大量発生していたアオカタビロオサムシ、7月に入るとぱったりいなくなってしまった。6月13日に初めて確認して以来、6月19日、6月22日にはまだ結構拾えたのだが、6月29日には3♀を拾えただけで、7月2日には全くその姿はなかった。鱗翅類の幼虫の減少に伴いどこかに移動分散してしまったのだろうか。不思議ですらある。
 この大量発生が偶発的なものなのか、また来年も繰り返されるものなのかは分からない。今後とも奥日光に行くたびに当地を訪れ状況を継続的に確認したいと思っている。画像は6月29日に確認した今回最後(?)のメス達だ。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-07-03 08:17 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 30日

ムシヒキアブ2018(Ommatius sp.)


 (タイトルの1018は間違いで、正しくは2018でしたので訂正しました:7月7日)
 時鳥庵とその周辺から14種目のムシヒキアブを見つけた。ほぼ1年ぶりの更新記録だ。見つけたのはOmmatius属の未同定種で、未記載種(まだ学名がついていない=新種)の可能性もある。調べたところ、国内ではその存在が広く知られているものの、同属には多数の外国産の種がいてそれらとの比較ができていないので同定できていないということらしい。和名もない。小型種でその触角は細くて櫛のように枝分かれしている。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
細くて枝分かれした触角が見える

 この種の存在は庵主も知っていたのだが、とにかく小さい。6~8㎜くらいだろう。それでも拡大するとしっかりムシヒキアブだということが分かる。それにいるところがまた際立っている。草はらのそれほど高くない(ひざ下くらい)イネ科植物の葉先にとまっているのだ。葉先を眺めながらカンカン照りの草はらを腰をかがめて徘徊するのは何ともきつい。見つけてからも大変だ。細い葉先は常に風を受け揺れ動いているのだ。結構な接写になるので、揺れている被写体は撮影できない。ファインダーをのぞきながらずっと眺め続けていると、一瞬揺れがとまるときが必ずある。その瞬間にシャッターを切るのだ。何ともストレスのたまる撮影だ。それでもここの所数日かけて結構な量の撮影ができた。ネットでもあまり画像を見ないのでちょっと多めに貼っておこう。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro + Extension Tube 16mm)
メス

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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro + Extension Tube 10mm)
オス



# by jichouan | 2018-06-30 17:12 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 28日

コナラ倒木上の昆虫類(その3・オナガコマユバチの一種)


 倒木上をよく見ていると、サッポロオナガバチなどよりうんと小さいのに似たような体形をし、似たような産卵をするハチがいることに気がついた。体長(産卵管を除く)は10㎜もないだろう。ヒメバチではなさそうだ。これも渡辺恭平博士に同定してもらったところコマユバチ科オナガコマユバチ亜科のHypodoryctes cantata だということが分かった。寄主は不明だが、同属の寄主としてクロホシタマムシが唯一海外で報告されているらしい。本種もタマムシ類の幼虫に捕食寄生するのだろうか。時鳥庵にはナガタマムシ類やムツボシタマムシ、ツシマムツボシタマムシなどは結構いる。
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倒木上のメス

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産卵するメス

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倒木上のオス

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-06-28 17:08 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 25日

庵主ケガをする・・・


 6月22日に奥日光に行ったのは、6月8日に撮影したアラメハナカミキリの写真がいまいち気に入らなかったので、再度撮影に出かけたのだ。某所で部分枯れの針葉樹上を歩きまわるオスを見つけファインダーを覗きながらそれを追っていた時、右足を地面に空いた直径30cmほどの穴に、ほとんど足の根元まで突っ込んでしまった。その穴は自然にできたもののようだが、結構深く少なくとも1m以上はあると思う。よく裂傷を負ったり、骨折したりしなかったものだと胸をなでおろしている。それでも腰をひねり、左ひざをねんざしてしまい、しばらく茫然としたものだが、歩いてみるとなんとか歩けるので、撮影しながら下山することにした。結局この日は2♀1♂に出会い、何とか撮影はしたのだった。
 車も何とか運転できることが分かり、せっかくなのでアオカタビロオサムシが発生しているところに1時間ほど寄って帰路に付いたのだが、帰ってからが大変だった。緊張がほぐれたためか腰の痛みが増し、左ひざもほとんど動かせなくなり、歩くこともできなくなってしまった。今(6月25日)もやや症状は和らいだものの、左ひざなどは腫れたままである。このいい時期に何もできないでいるのは何ともつらい。あまりにも悔しいので、その原因になったアラメハナカミキリのオスの画像を貼っておく。
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(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2018-06-25 16:34 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 25日

アオカタビロオサムシ・・・


 6月14日の記事 の中でアオカタビロオサムシだろうと素人同定したのは、間違いなくアオカタビロオサムシであることが分かった。その後6月19日と6月22日にも同所(奥日光某所)を短時間(1時間弱)ではあるが訪れ、40匹ほどを捕まえ、その一部をオサムシの神様M氏に送ったところ、それが確かめられた。
 これまでアオカタビロオサムシの栃木県内はもちろんのこと関東地方での記録はそれほど多くはないようで(詳しく調べたわけではないのだが)、どういう経緯で今回の大量発生につながったのかは不明な点が多い。ただ分かっているのは、最初に見つけた6月13日には少なくともカタビロオサムシ類の餌となるだろう3種の鱗翅類の幼虫が大発生していたこと(これはその後の6月19日と6月22日には激減していた)だけだ。今後、餌になる鱗翅類の幼虫の減少に合わせてクロカタビロオサムシとアオカタビロオサムシの同時大量発生が終息するかもしれない。今後の推移を見守る必要があるだろう。

# by jichouan | 2018-06-25 15:41 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 20日

ルリヒラタムシ・・・


 奥日光の森にはルリヒラタムシは普通にいる。この時期、林内で飛翔しているのを結構よく見る。今回は針葉樹の立ち枯れに、ちょっとしたくぼみがあってその中でルリヒラタムシが交尾をしていた。側面から見るとなるほど平たい。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 通常は樹皮下にいるのだろうがどうしてこんなところで交尾しているんだろう。もっとも樹皮下の狭い隙間では交尾もままならないか。そんな事を思いながら見ていると一旦交尾を解いてくぼみから出てきた。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 交尾を解いたのだが頭部は重なり合ったままなので、よく見るとオスが大顎でメスの触角の根元に噛みついている。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 その後また交尾を始めたが、やはりオスはメスの触角に噛みついたままだ。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 それにしてもやはり平たい。もともと山地帯に棲んでいるのだが、最近はずいぶん数が減ったように思う。それでも奥日光では個体数は多く、いまだ健在なのが嬉しい。

# by jichouan | 2018-06-20 09:48 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 14日

カタビロオサムシのなかま・・・


 今週も奥日光に行ってきたのだが、某所ではカタビロオサムシのなかまが大発生していた。よく東北地方などでブナの葉を食い荒らすブナアオシャチホコの幼虫が大発生するのに合わせて、その天敵であるクロカタビロオサムシが大量に発生する話を聞く。今回もこれに似たケースで、少なくとも3種の鱗翅類の幼虫(未同定)が大量に発生していた。ではどのくらいこのオサムシが発生しているかというと、ほんの30分ほどの滞在中に12匹を拾い、数匹の踏みつぶされた個体を確認できたのだ。これは結構大量に発生していると考えてよいのではないか。
 問題は、そのオサムシの種類だ。時鳥庵に戻り、拾った12匹のオサムシを並べてみて、「おや」と思った。時鳥庵にもいるクロカタビロオサムシなのだが、少し感じの違うやつが混じっているような気がした。そこでその感じの違うやつをより分けて並べ変えたのが次の画像だ。
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 左の3♀1♂はおそらくクロカタビロオサムシで間違いないと思う。より分けた右の1♀7♂は、一様にやや小さくごく弱いが銅色や緑色の光沢がある。また、腹端もより丸みがあって、庵主はこれらはアオカタビロオサムシだろうと思っている。どうだろう。もっとも、オスの交尾器を調べれば確実な同定ができるのだが、庵主の老眼ではちょっとそれをとり出すのはきびしい。もし、この素人同定が正しければクロカタビロオサとアオカタビロオサの同時大量発生ということになる。そんな記録は過去にあるのだろうか。
 現地で撮影した画像も貼っておこう。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
鱗翅目の幼虫を捕食するクロカタビロオサムシのメス

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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
地面を歩くアオカタビロオサムシと思われるオス



# by jichouan | 2018-06-14 18:00 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 12日

コナラ倒木上の昆虫類(その2・キスジクチキヒメバチ)


 その日も午前中サッポロオナガバチのメスが産卵をしていた。数時間後の午後3時ころに行ってみるとまだ同じ場所で産卵をしているではないか。こんなに長い時間かかるのもおかしいと思いつつ、数枚写真だけは撮っておいた。それを持ち帰りモニターで拡大してみて驚いた。サッポロオナガバチとは顔が違うのである。つまり違う種に入れ替わって同じ場所で産卵していたのだ。
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上がサッポロオナガバチ、下は入れ替わっていた種

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 これはもう少し良く見ないとと思い、再びカメラを持って倒木まで引き返し、じっくり撮影したのが今回掲載した画像だ。渡辺恭平博士によりこれはヒメバチ科クチキヒメバチ亜科のキスジクチキヒメバチ Cnastis vulgaris と同定された。博士によるとこの種の寄主としてセミスジコブヒゲカミキリが記録されているが、おそらく寄主範囲はもっと広いだろうとのことであった。ちなみにこの倒木からは今のところカミキリはゴマフカミキリしか見つけていない。サッポロオナガバチとは亜科が異なるがぱっと見はよく似た形態をしており、きっと似たような生活をしているのだろう。産卵管を差し込み始めてからそれを抜くまでの画像を貼っておく。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 サッポロオナガバチでは産卵管が差し込まれている間に鞘が抜かれるのだが、本種では産卵管と同時に鞘も引き抜かれる。

# by jichouan | 2018-06-12 13:24 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 09日

アラメハナカミキリ・・・


 奥日光に行ってきた。ちょっと早いかな、と思っていたのだが針葉樹の立ち枯れを見て回ると、もうすでにアラメハナカミキリが出ていた。昼前後に1♀4♂を確認できた。
 このカミキリは名前通り鞘翅に独特の凹凸がある。色彩もちょっとシブくて、ブロンズのようで、微妙な光沢がある上、黄色の帯がその質感をさらに高めている。どこにでもいるわけではないので、収集家が目の色を変えて捜すのも何となくわかる気がする。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
立ち枯れ上を歩きまわり、やがて産卵を始めたメス

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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
立ち枯れ上のオス



# by jichouan | 2018-06-09 04:56 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 07日

オオミドリシジミのなわばり・・・


 1週間ほど前に気付いたのだが、朝8時半ごろになると時鳥庵の窓の外に、何やらちらちらと光るものがすばやく、ぐるぐる回るように飛んでいるのが見える。ちょうど朝食をとっているころだ。ときには二つの飛翔物体が互いに追いかけるような飛び方もする。すぐに、これはオオミドリシジミのなわばり飛翔だと分かった。窓を開け外に出て確認すると、1匹のオスが庵の軒より少し上にある、ちょっと張り出したヒノキの枝先にとまっていた。時折周囲を飛び回っては、またもとの位置、あるいはその近くにとまる。そして他のオスが来ると、それを追い回し、またもとの位置に戻る。この時戻ったのはもとのオスかどうかは分からないのだが。やはりなわばり飛翔のようだ。なぜ、今まで気付かなかったんだろう。でも、家の中にいながら毎朝飛翔を見れるのだから、良しとしよう。
 このオオミドリシジミ、クヌギやコナラが食樹で、最近はかなり減ったというのだが、時鳥庵ではここのところ晴れた日には毎朝見られる。ただ、とまっているのは軒より高いところで、ほとんど下に降りてこないので撮影はできない。画像は昼間たまたま割と低い位置のクリの葉にとまったところを写したものだ。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-06-07 11:14 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 06月 06日

キバナヤマオダマキが開花・・・


 一昨年、長野県で採取してきたキバナヤマオダマキの種子を昨年春に播いておいた。プランターいっぱいに発芽していたのを、本当なら植え替えねばならなかったのだが、面倒なのでそのままにしておいた。今もそのままなのだが、ここにきてやっと咲いてくれた。以前、山梨県で採取した種子をまいたところ、花は黄色く咲かず、普通のヤマオダマキとキバナヤマオダマキの中間的なピンクがかった色で咲いたのでめげていたのだが、今回はちゃんと黄色に咲いた。このままではちょっと密生しすぎなので、そのうち植えかえようと思っている。
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(D7000; Makro-Planer T* 2/50 ZF.2)

 ただこのキバナヤマオダマキはヤマオダマキと同種の黄花型とされているのだが、時鳥庵では普通のヤマオダマキは2週間ほど前にすでに咲き終わっている。花色だけでなく、性質もかなり異なるようだ。

# by jichouan | 2018-06-06 13:13 | 植物 | Comments(0)
2018年 06月 04日

コナラ倒木上の昆虫類(その1・サッポロオナガバチ)


 時鳥庵の温室横にコナラの倒木がここ何年かそのまま放置してある。天気の良い日には毎日一度はそれを覗きに行く。なんらかの甲虫類やハチ類がいることが多く目が離せないのだ。
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温室横にあるやや古いコナラの倒木

 まず目につくのがオナガバチの仲間だ。倒木上を何かを探すように歩きまわるメスがよく目立つが、オスはあまりいない。メスは触角の先端で倒木の表面を探りながら歩いているのだ。おそらく倒木の中にいる何らかの昆虫(おそらく幼虫)の所在を探っているのだろう。そうなのだこのハチの幼虫は他の昆虫の幼虫に捕食寄生して育つのだ。だからメスは寄主になる昆虫の幼虫を探し、それに長い産卵管を使って卵を産みつけるのだ。産卵中のメスを見ることもある。しかも、このハチ類は複数種が共存しているから面白い。
 手始めに今回紹介するのはヒメバチ科オナガバチ亜科のサッポロオナガバチ Epirhyssa sapporensis だ。この倒木に来るハチの中ではもっとも個体数が多い。産卵中のメスも結構観察できた。
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触角を使って倒木中の寄主を探索するメス

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寄主を見つけたのだろう。産卵管を差し込む。

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産卵管はさらに深くまで差し込まれる。この種では産卵管を差し込んでいる間に産卵管の鞘は引き抜かれる。

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産卵が終わったのか、産卵管を徐々に引き抜く

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産卵管は完全に引き抜かれ、鞘に収まる

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倒木上のオス

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 ハチ類の同定は神奈川県立生命の星・地球博物館の渡辺恭平博士にお願いした。博士によるとサッポロオナガバチの寄主は判明していないようだ。

# by jichouan | 2018-06-04 09:28 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 30日

キノコゴミムシ・・・


 時鳥庵の庭で面白いゴミムシを見つけた。キノコゴミムシ(=オオキノコゴミムシ)だ。真っ黒の体に美しい橙黄色の斑紋がある。実は以前から時鳥庵にこの種がいることは知っていた。それは夜間窓の灯りに飛んできたことが2度ほどあったからだ。その時は2度とも壁にとまっていたのだが、近づくとポロっと落ちてしまって、撮影も採集もできなかった。それほど多い種ではないので、ちょっと悔しく思っていた。今回は夜間コナラの樹液に来ているのを見つけることができた。懐中電灯の光をあてると、その橙黄色の斑紋が目に飛び込み、美しさにしばらく見とれたほどだ。交尾も観察できた。
 問題はこの橙黄色の斑紋だ。実はこのような斑紋はキノコや倒木、枯れ木に集まる甲虫の中にグループを超えてよく現れる斑紋パターンなのだ。ゴミムシ科とは遠い関係のオオキノコムシ科、ナガクチキムシ科、ケシキスイ科などに見られるのがよく知られている。それ以外にもシデムシ科やデオキノコムシ科にも似たような斑紋をもつ種が知られている。さて、この斑紋パターンにいったいどういう意味があるのだろうか。これもミュラー型の擬態だろうか。それともベーツ型の擬態だろうか。興味は尽きない。
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樹液の出たコナラの幹にいたキノコゴミムシ

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右上はヨツボシケシキスイ。よく似た斑紋が・・・

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キノコゴミムシの交尾

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時鳥庵でよく見かけるオオキノコムシの一種。おそらくヒメオビオオキノコだろう

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-30 19:46 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 28日

ヒシカミキリ・・・


 時鳥庵の雑木林にはあちこちに枯れ枝が積み上げてある。強い風が吹いたりすると大量の枯れ枝が林床に落ちる。それらをかたずけた結果だ。昔なら良い燃料になったのだろうが・・・。そんな枯れ枝を見て回ると、それほど数は多くないがいろんな昆虫が見つかる。今回紹介するのはヒシカミキリだ。とにかく小さい。体長は3-4㎜ほどで、おそらく日本産のカミキリムシの中では最小クラスだ。それが細い枯れ枝上をせわしなく走りまわっているのをよく見かける。結構速く走りまわっているので、撮影は困難だ。休んでいる個体を探して何とか撮影する。それに対して交尾をしているペアはあまり動かず撮影しやすい。体が小さくてもしっかりカミキリムシの形をしている。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-28 16:20 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 26日

ムカシヤンマの産卵・・・


 昨日から朝酒(?庵主は自由人なのだ)をやめて、朝一番に行っている所がある。歩いて40分くらい(途中で他の昆虫の観察などをしているので、庵主の足では最短でも1時間半くらいはかかる)の所にムカシヤンマの繁殖地と思われるところがあって、そこに行っているのだ。車でも行けなくはないが、運動のために歩いて行っている。そこは道脇の何でもないところだが、湧水というほどではないものの、水がしみ出している所で、今の時期、常にムカシヤンマのオスがなわばり行動をとっている。そこを見つけたのは去年で、発生期にはいつ行ってもオスがいるので、きっとここで待っているとメスが来るだろうと見当をつけたのだ。昨年オスはずいぶん観察したが、メスは一度しか見ていないので、今年はぜひもっと見たいと思っていたのだ。
 朝10時半頃にそこに着いたのだが、案の定、一匹のオスがなわばり行動をとっていた。日当たりのよい所にとまり、他のオスが来るとそれを追い払うのだ。それをなんとなく見ていると、メスらしいのが飛んできたと思うと、オスはそれにすぐ反応し、何と連結してどこかに飛び去ってしまったのだ。同じようなことが続いた。そこで庵主自身がその場所になわばり(?)をはることにした。つまりそこに来るオスをすべて追い払うことにしたのだ。これは結構大変で、追い払ってもすぐに次のオス(同じオスかもしれないが)がやって来る。それでも、そんなことを繰り返しているうち、突然、メスがやって来て、なんと産卵を始めたのだ。結局2日間で4回産卵に来たメスを観察できた。良かった、良かった!
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ここに水がしみ出していた

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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-26 20:44 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 24日

サラサヤンマ・・・


 時鳥庵入口の路上でサラサヤンマのオスが摂食飛翔していた。なわばり飛翔と違ってホバーリングなどせず、せわしなく行ったり来たりしていたのだ。時々他の昆虫が飛んでくると素早くそれを追いかける、そんな行動を20分くらい続けていただろうか。時鳥庵では初めて見るヤンマなので何とか撮影できないか、マニュアルフォーカスでチャレンジしてみた。飛翔が速いのでなかなかうまくいかない。100枚ほど撮影したが、何とか見れるのは4カットしかなかった。もっとも写ってないだろうと思っていたので、ちょっと良い気分。
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-05-24 17:32 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 22日

ハイイロヤハズカミキリ・・・


 夜間、例のコメツキモドキを観察するために切ったメダケを積んだ所に行くと、まず目につくのはこのカミキリだ。結構どこにでもいるカミキリだが、昼間目にすることはそれほど多くはない。ところが、夜、枯れたメダケを見て回ると結構活動していて、簡単に見つかる。これまでも時鳥庵では時々見かけたが、こんなにいっぱいいるのかと驚いた。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-22 08:36 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 20日

セッコク2018・・・


 セッコクは株によって咲く時期がばらばらだ。今年の時鳥庵では一番早いのは連休ごろに咲きだした。やはり平年よりずいぶん早かった。今はもうほとんどが咲き終わったが、一部まだ蕾のものがある。セッコクの花は好きだが、欠点はその開花期間が短いことだ。春蘭や寒蘭のように最低でも2週間くらい楽しめるとよいのだが・・・。花にはいろんなのがあって、結構多様性はある。庵主は鉢植えのほか、樹木の幹に着生させたり、ヘゴ付けにしたりしている。時鳥庵では冬氷点下5℃くらいになることはよくあるが、全く問題なく栽培できる。霜にも強いようだ。
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(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2018-05-20 20:29 | 園芸 | Comments(0)
2018年 05月 17日

ニホンホホビロコメツキモドキ(その3・交尾と産卵)


 夜間の観察では交尾をしているペアを頻繁に観察できた。大きなメスに小さなオス、反対に小さなメスに大きなオスの交尾もあって面白い。
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大きいメスと小さいオスの交尾

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小さいメスと大きいオスの交尾

 交尾が終わるとメスは産卵のための孔を穿つ。オスがそれに付き添っていることが多く、中には交尾しながら孔を穿つメスもいる。何度も孔の上下(あるいは左右)に体を入れ替えながらの作業だ。
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孔を穿つメス

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交尾しながら孔を穿つメス

 孔がある程度深くなったところでいよいよ産卵だ。
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産卵するメス

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)

 ただこの昆虫、成虫の発生期は短いようで、連休のころをピークに個体数はかなり減ってきた。多かったのは1週間ほどだった。再発見が遅れたのはこのことも影響しているのだろう。

# by jichouan | 2018-05-17 18:12 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 15日

キンラン・・・


 キンランは時鳥庵に結構あったが、最近はイノシシが林床を掘り起こすので少し減ってしまった。それでもこの時期、いく株も花をつけている。このキンラン、通常含み咲きが多く、完全に開いたところはあまり見ない。ひょっとすると完全に開く時間が短いのかもしれない。完全に開くとこんな花になるのだ。なるほどランらしい形に咲いている。
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(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2018-05-15 21:11 | 植物 | Comments(0)
2018年 05月 13日

ネジロカミキリ・・・


 山菜として人気のあるタラ。その芽はてんぷらにするとおいしい。その芽を採るときに先端の芽だけを採り、後を残しておかないと枯れてしまうので注意が必要だ。これを守っている限り来年も同じ木から芽を採ることができる。ところが、最近はすべての芽をとる人が多く、枯れたタラを多く見かけるのだ。
 それは困ったことなのだが、いいこともある。枯れたタラに集まる、ちょっといいカミキリムシがいるのだ。ネジロカミキリは6~8㎜位の小さなカミキリムシながら、鞘翅の基部半分に毛が密生してできた白紋があって、結構美しいカミキリだ。ただ、それほど多くはない。この時期時鳥庵周辺で枯れたタラを見て回ると時々この愛らしいカミキリムシがついているのだ。目印の鞘翅の白紋がちょっとすれている個体がいくつか見られたが、発生期のピークをすでに過ぎているからだろうか。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-13 10:47 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 09日

マムシグサ・・・


 サトイモ科テンナンショウ属の植物で、同属にはテンナンショウやウラシマソウ、ユキモチソウなど好事家が収集するような仲間が結構多い。茎(偽茎か?)に毒へびのマムシに似たまだら模様があるのでこの名前がついたという。時鳥庵とその周辺にはいたって普通にあって、小さいのは40㎝くらいだが、大きいのは90㎝にもなる。まあ、どこでも普通にある植物なのだろうが、ちょっとおもしろい花だ。ミズバショウなんかもそうだし、サトイモ科の植物には面白いのが多いのだ。どちらかというとちょっと湿った所を好む種類が多い。
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(D7000; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)
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(D7000; AF-S VR Micro-Nikkor 60mm F2.8G )
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2018-05-09 20:10 | 植物 | Comments(0)
2018年 05月 07日

ミズアブの一種 Beris hirotsui ・・・


 ここのところ時鳥庵の温室横でるり色の美しいミズアブを頻繁に見かける。小さな種類だが数が多くよく目立つ。大きさは6・7㎜ほどだろうか。陽の当らないアオキなどの葉にとまっていることが多い。撮影してモニターで拡大すると、これがまた面白い形態をしていた。小楯板に6本のよく発達した角状の突起が並んでいる。さらにその外側にはそれより短い突起が見える。また後脚の付節第一節が少し膨らんでいる。これらの特徴から調べてみると、どうやらミズアブ科の Beris hirotsui という種類らしいことが分かった。同属のヒゲブトルリミズアブによく似ているが脚の色彩が違う。
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オス。オスの左右の複眼は接近する

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メス。メスの左右の複眼は離れる

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小楯板に6本の角状の突起がある

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-07 17:43 | 昆虫 | Comments(1)
2018年 05月 04日

ニホンホホビロコメツキモドキ(その2・闘争)


 この昆虫を珍しいと思っていた庵主はアホでした。今まで見つけられなかったのは、適当な探索しかしていなかったからだろう。結構たくさんいるのだ。特に夜間見回ると普通に見られるのだ。これには驚いた。
 とにかく、切ったメダケの積んであるところを見ると、夜間なら隠れずに歩きまわっていることもある。そんな光景を観察している時に、出会いがしらにオス同士が喧嘩を始めたのだ。その結果がどうなったのかは分からない。両者ともにメダケから落下したからだ。この闘争はある程度激しく、画像をよく見ると左のオスが右のオスの脚に噛みついているのが分かる。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2018-05-04 08:51 | 昆虫 | Comments(0)
2018年 05月 02日

アリスアブが羽化・・・


 4月12日に蛹化したアリスアブの蛹だったが、今日のぞいてみると無事羽化していたのだ。丸々と太ったメスだった。その前にのぞいたのは4月30日で、その時はまだ羽化しておらず、おそらく4月30日から5月1日の間に羽化したものと思う。蛹期は18~19日ということになる。蛹の殻を見るとちょうど角のあったあたりから出てきたようだ。
 野外で成虫はまだ発生していない。室内飼育のため早く羽化したものと思うが、あと1・2週間もすると野外でも発生し始めるのだろう。楽しみにしている。
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# by jichouan | 2018-05-02 15:57 | 昆虫 | Comments(0)