時鳥庵晴耕雨読

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2018年 06月 14日

カタビロオサムシのなかま・・・


 今週も奥日光に行ってきたのだが、某所ではカタビロオサムシのなかまが大発生していた。よく東北地方などでブナの葉を食い荒らすブナアオシャチホコの幼虫が大発生するのに合わせて、その天敵であるクロカタビロオサムシが大量に発生する話を聞く。今回もこれに似たケースで、少なくとも3種の鱗翅類の幼虫(未同定)が大量に発生していた。ではどのくらいこのオサムシが発生しているかというと、ほんの30分ほどの滞在中に12匹を拾い、数匹の踏みつぶされた個体を確認できたのだ。これは結構大量に発生していると考えてよいのではないか。
 問題は、そのオサムシの種類だ。時鳥庵に戻り、拾った12匹のオサムシを並べてみて、「おや」と思った。時鳥庵にもいるクロカタビロオサムシなのだが、少し感じの違うやつが混じっているような気がした。そこでその感じの違うやつをより分けて並べ変えたのが次の画像だ。
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 左の3♀1♂はおそらくクロカタビロオサムシで間違いないと思う。より分けた右の1♀7♂は、一様にやや小さくごく弱いが銅色や緑色の光沢がある。また、腹端もより丸みがあって、庵主はこれらはアオカタビロオサムシだろうと思っている。どうだろう。もっとも、オスの交尾器を調べれば確実な同定ができるのだが、庵主の老眼ではちょっとそれをとり出すのはきびしい。もし、この素人同定が正しければクロカタビロオサとアオカタビロオサの同時大量発生ということになる。そんな記録は過去にあるのだろうか。
 現地で撮影した画像も貼っておこう。
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(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
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(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
鱗翅目の幼虫を捕食するクロカタビロオサムシのメス

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a0342569_17572723.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)
地面を歩くアオカタビロオサムシと思われるオス



by jichouan | 2018-06-14 18:00 | 昆虫 | Comments(0)


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