時鳥庵晴耕雨読

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2016年 11月 11日

ヒメツチハンミョウ....


 山での作業を終え(今年は台風が3度も通過していったので、時鳥庵の山はずいぶん荒れている。枯れ木が倒れたり、枯れた枝が落ちて散乱していたりするのでそれをかたずけている)戻ってくると、玄関前にヒメツチハンミョウのオスが歩いていた。ツチハンミョウ科の甲虫で、いわゆるハンミョウとは全く異なる。
 体液にカンタリジンという毒を持っていることで知られ、それが皮膚などにつくとやけどのような水ぶくれができたりする。食べると死ぬこともあるというからかなりの毒だ。ただ、使いようによっては薬にもなるらしい。
 この仲間の生態は非常に興味深く、幼虫はハナバチ類の巣に寄生し、その卵や、ハチが集めた蜜や花粉を食べてそだつ。また、幼虫期に3度形態的に大きく姿を変える過変態と呼ばれるちょっと変わった変態をすることでも知られる。成虫は晩秋に出現し、そのまま越冬後、春に目覚めてから産卵する。
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 オスの触角は中央の数節が大きく膨らむが、メスではこの膨らみはない。メスも探しているのだが、現時点では見つかっていない。

by jichouan | 2016-11-11 14:19 | 昆虫 | Comments(0)


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