人気ブログランキング |

時鳥庵晴耕雨読

  時鳥庵         jichouan        じちょうあん         時鳥庵         jichouan         じちょうあん 
Top
2020年 06月 30日

ケンランアリスアブ・・・オスの発見


 今年はもう無理だと思っていたのだが、ケンランアリスアブのオスをついに見つけた。これまでは産卵しているメスに2度遭遇しているので、ぜひオスを見たいと思っていた。恐らく今年はダメで、「来年の課題だなあ」と思っていたのだが・・・。
 6月29日は朝から晴れていたので、11時頃、これまで2度ケンランアリスアブのメスに出会っていたトゲアリの巣を見に行ってみた。全く期待していなかったのだが、巣のあるコナラのすぐ近くで金色の毛玉が飛んでいるではないか。止まるのを待って確認すると、間違いなくケンランアリスアブだった。さらによく見るとオスだということも分かった。オスはメスと違って、複眼間がやや狭いし、腹部背面は一応に金色だ。メスの腹部背面は後半部が紫金色に色分けされている。
 撮影後、記録のため採集した。これまでは産卵しているメスだったので、絶滅危惧種でもあり、採集は控えていたのだが、今回はオスなのでおいで願った次第だ。
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14334129.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14335100.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14340459.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14341526.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14343013.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14344075.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14345222.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14350367.jpg
ケンランアリスアブ・・・オスの発見_a0342569_14351315.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2020-06-30 14:36 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 06月 25日

子猫・・・


 5月25日に、家内が散歩中に子猫を拾ってきた。川に流されていたというのだ。捨てられたに違いない。今の時代にまだ川に流すというような酷い捨て方をする人間がいるとは・・・。ちょっと信じがたいが、もしそうだとしたらそれは犯罪だ。この国には動物愛護法という法律があるのだ。
 その翌日、家内は車で20分ほどの所にある動物病院に連れていき健康診断を受けさせた。生後2か月くらいで、体重は380gだった。健康には問題なさそうだ。それからちょうど一か月たったのだが、今ではかなり大きくなり、時鳥庵の中を走り回っている。やっとトイレも覚えたようだ。とにかくよく食べる、良く寝る、よくじゃれる、めちゃくちゃ元気なのだ。
 その名前だが、漫画「じゃりン子チエ」に出てくる「小鉄」(またの名を「月の輪の雷蔵」)に顔面の模様がよく似ているので「小鉄」と名付けた。なぜか家内も、前にも増して元気になった。飽きずに小鉄とじゃれあっている。
子猫・・・_a0342569_13252159.jpg
子猫・・・_a0342569_13252809.jpg
子猫・・・_a0342569_13254977.jpg

タグ:

# by jichouan | 2020-06-25 13:26 | 動物 | Comments(0)
2020年 06月 24日

ケンランアリスアブ・・・リベンジ


 6月18日に見つけたケンランアリスアブの画像にはかなりの不満があった。ササ(おそらくアズマネザサ)に覆われた薄暗いコナラの根本にトゲアリの巣があるので、撮影にはストロボを用いた。光沢のある昆虫の場合ストロボを使用するとよい色が出ないことが多い。この時も実物の色や質感はかなり損なわれて写っていたのだ。だから再挑戦を試みた。トゲアリの巣のあるコナラの周りのササを少し刈って、ほんの少し明るくしておいた。そして、雨が降っていない限り一日一度は見に行った。時鳥庵から歩いて25分位の所にあるので、大した手間ではない。そして今日(6月24日)やっと再会することができた。またメスだった。個体数は少ないようだ。残念ながら今日はどんよりと曇っており、せっかくササを刈っておいてもそれほど明るくはなかった。それでも、何とか自然光で撮影したが、結果はブレ画像の山だった。それでも何とか見られる画像もいくつかあった。色や質感はやはり自然光で撮影した方が良い。
ケンランアリスアブ・・・リベンジ_a0342569_17364675.jpg
ケンランアリスアブ・・・リベンジ_a0342569_17365922.jpg
ケンランアリスアブ・・・リベンジ_a0342569_17371626.jpg
ケンランアリスアブ・・・リベンジ_a0342569_17381940.jpg
ケンランアリスアブ・・・リベンジ_a0342569_17383386.jpg
ケンランアリスアブ・・・リベンジ_a0342569_17384846.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2020-06-24 17:40 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 06月 18日

ケンランアリスアブ・・・


 わが町内でもケンランアリスアブがいないかということで、探し始めてからもう3年になる。このアリスアブはトゲアリの巣に幼虫が住む。トゲアリもあまり多くないので、ケンランアリスアブも少ない、というわけだ。時鳥庵の周辺にトゲアリはそこそこいる。だから探していたのだ。3年前に見つけたトゲアリの巣はすでにない。巣のあったコナラが伐採されたためだ。昨年新たに3巣を発見し、ケンランアリスアブの発生時期(ちょうど今頃)に毎日通ったのだが空振りに終わった。
 今日は、アザミウマをさがしに近所を回ったのだが、そのついでに昨年見つけたトゲアリの巣をのぞいてみた。昨年も一昨年も姿すら見ることがなかったのに、しかも、ついでにのぞいただけなのに、なんとそこにいたのだ。巣の入口の周りでどうやら産卵していたようだ。それにしても、この美しいアリスアブを最初に発見した人はたいそう驚いたことだろう。美しいだけではなく大きいのだ。普通のアリスアブやキンアリスアブよりは二回りも大きく感じる。
ケンランアリスアブ・・・_a0342569_17361155.jpg
トゲアリの巣の入口付近をホバリング


ケンランアリスアブ・・・_a0342569_17362598.jpg
ケンランアリスアブ・・・_a0342569_17363518.jpg
ケンランアリスアブ・・・_a0342569_17364619.jpg
ケンランアリスアブ・・・_a0342569_17370082.jpg
産卵しているのだろうか?

(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2020-06-18 17:38 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 06月 11日

ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)


 梅雨入り間近というので奥日光に行ってきた。カラマツ林で、マガリケムシヒキの一種の雌雄が追いかけっこをしていた。そのうちメスが枯れ枝にとまり、オスは30㎝程離れたところでホバリングを始めた。求愛行動だろうか。
ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)_a0342569_16362286.jpg
ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)_a0342569_16364344.jpg
ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)_a0342569_16365691.jpg


 その先にはメスがとまっている。しかし、この後交尾は成立せず、雌雄とも飛び去ってしまった。
ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)_a0342569_16372080.jpg


 その後、付近を探すとカラマツの葉の上に静止するメスと、やはりその後ろでホバリングするオスを見つけた。オスは時々メスに近づき盛んにアタックしている。今度は交尾が成立したのだが、そのまま飛び去ってしまった。
ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)_a0342569_16373246.jpg
ムシヒキアブ2020(マガリケムシヒキの一種、求愛飛翔か?)_a0342569_16374724.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2020-06-11 16:41 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 05月 13日

?キンランの六弁花・・・


 時鳥庵近くの山中で見つけたキンラン(だと思う、付近には多い)。驚いたことに唇弁がない。これはおそらく唇弁が花弁化した、いわゆる六弁花のキンランではないだろうか。庵主ははじめて見たが、珍しいのだろうか? 六弁花はいろんな種類の蘭で、見つけられ珍重して栽培されていることも多い。寒蘭やセッコク、エビネなどで、よく「六歌仙」などと銘を与えられているのは、みな六弁花だ。最後の画像は正常なキンランの花だ。
?キンランの六弁花・・・_a0342569_11363100.jpg
?キンランの六弁花・・・_a0342569_11364359.jpg
?キンランの六弁花・・・_a0342569_11365359.jpg
?キンランの六弁花・・・_a0342569_11370521.jpg
?キンランの六弁花・・・_a0342569_11372741.jpg


# by jichouan | 2020-05-13 11:41 | 植物 | Comments(0)
2020年 05月 06日

アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)


 Stephanothrips japonicus Saikawa(クダアザミウマ科クダアザミウマ亜科)は本州以南に広く分布し、主に森林の堆葉層に生息する。海外では中国や台湾からも記録されていて、北米にも侵入したようだ。ズキンクダアザミウマやニッポンオナガクダアザミウマの和名がある。個体数は多く、常緑広葉樹林だけではなく、落葉広葉樹林の堆葉層にも見られる。南西諸島ではなぜか石垣島や西表島からは見つかるが、奄美群島や沖縄群島からは今のところ未発見だ。さらに本州、四国、九州ではメスのみしか見つからないが、石垣島や西表島ではオスも普通に見られる。個体数は多いので、ツルグレン装置で抽出することで簡単に採集できる。また、面白いことに雨の後などには、ササやイネ科の雑草などの地面近くの葉上から見つかることがある。食菌性だ。
 小瘤に覆われた頭部や、長く伸長した尾管や尾毛などの特異な形態は本属やその近縁属に所属する多くの種に共通する。また本属ではすべての種が完全に翅を欠く無翅型のみが知られている。体長は1.4mm前後。
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16581634.jpg
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16582760.jpg
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16583714.jpg
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16590208.jpg
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16585057.jpg
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16591442.jpg
アザミウマ(その19、Stephanothrips japonicus)_a0342569_16592887.jpg


# by jichouan | 2020-05-06 17:01 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 04月 20日

アザミウマ(その18、キイロハナアザミウマの飛び立つ瞬間)


 キイロハナアザミウマ Thrips flavus Schrank は極めて普通にいるアザミウマ科の小さなアザミウマだ。各種の花に集まる。今回、そのオス成虫の飛び立つ瞬間を撮影することができた。体長は1mmもないだろう。
(タイトルの番号を間違えていましたので訂正しました:その19→その18.20200506)
アザミウマ(その18、キイロハナアザミウマの飛び立つ瞬間)_a0342569_15512537.jpg
アザミウマ(その18、キイロハナアザミウマの飛び立つ瞬間)_a0342569_15503879.jpg
アザミウマ(その18、キイロハナアザミウマの飛び立つ瞬間)_a0342569_15504849.jpg
アザミウマ(その18、キイロハナアザミウマの飛び立つ瞬間)_a0342569_15510188.jpg
アザミウマ(その18、キイロハナアザミウマの飛び立つ瞬間)_a0342569_15510991.jpg
(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2020-04-20 15:53 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 04月 13日

マルバスミレ・・・


 数年前に一度本ブログにあげたことがあるマルバスミレ。当時はまだ少なかったが、毎年増え続け、今ではかなりの株数になった。ただ、本当にマルバスミレなのか自信はなかった。素人の僕にはスミレの分類は難しいのだ。今回はエイザンスミレに続いて、Facebookに画像をあげて皆さんに聞いてみた。その結果マルバスミレでほぼ間違いないことが分かった。正確にはケマルバスミレといった方がよいかも知れない。葉などに細かい毛が生えているのだ。牧野図鑑によるとマルバスミレはケマルバスミレの変種だという。
マルバスミレ・・・_a0342569_19411932.jpg
マルバスミレ・・・_a0342569_19413332.jpg
マルバスミレ・・・_a0342569_19414307.jpg
マルバスミレ・・・_a0342569_19415602.jpg
マルバスミレ・・・_a0342569_19423758.jpg
マルバスミレ・・・_a0342569_19444835.jpg


# by jichouan | 2020-04-13 19:45 | 植物 | Comments(0)
2020年 04月 10日

ルリタテハ・・・


 ルリタテハが時鳥庵の庭で、時々地面にとまっては、何かを探すように周りを飛び回っていた。しばらく目で追っていると、どうやら産卵のために食草を探しているようだ。案の定、出たばかりのサルトリイバラの新葉にとまったかと思うと、10数秒後に飛び立った。そのサルトリイバラのまだ出たばかりの小さな葉を見ると4卵産まれていた。付近の葉にもいくつか産卵されていた。
ルリタテハ・・・_a0342569_06425048.jpg
ルリタテハ・・・_a0342569_06430406.jpg
ルリタテハ・・・_a0342569_06431631.jpg
ルリタテハ・・・_a0342569_06432758.jpg
ルリタテハ・・・_a0342569_06433558.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2020-04-10 06:44 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 04月 05日

エイザンスミレ・・・


 時鳥庵で美しいスミレを見つけた。紫がかった桃色は結構目立つ。葉は普通のスミレと違って大きく裂けている。葉の特徴からエイザンスミレかと思ったが、それにしては花の色がやけに赤い。自信が持てないのでFacebookに画像をあげて皆さんの意見を聞いた。その結果、一応エイザンスミレとすることで、意見が一致した。皆さんありがとうございました。
 それにしても今までなかったのに、なぜ今年突然現れたのか不思議だ。細々と毎年花をつけていたのかも知れない。今のところ8株ほどある。ただ、林床の植物の遷移は激しい。スミレ類も何種類かあるが、毎年その勢力分布は変わる。以前、結構多くあったセンブリなどいつの間にかほとんど見なくなってしまった。このエイザンスミレは今後どうなるか?
エイザンスミレ・・・_a0342569_14101894.jpg
エイザンスミレ・・・_a0342569_14102989.jpg
エイザンスミレ・・・_a0342569_14104096.jpg
エイザンスミレ・・・_a0342569_14105196.jpg


# by jichouan | 2020-04-05 14:13 | 植物 | Comments(0)
2020年 03月 27日

ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・


ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう) 時鳥庵の畑にカントウタンポポがたくさん咲きだした。そんな花をよく見ると1㎜にも満たない昆虫がたくさん蕊(しべ)や花弁の先端付近でうごめいている。これはツチハンミョウの1齢幼虫だ。この辺りにはヒメツチハンミョウがいるので、おそらくそれだろう。この仲間は過変態といって、幼虫の期間にも形態を変えるのだ。1齢幼虫は細い体に長い脚をもち、爪が3本あるように見えるので三爪幼虫と呼ぶ。この三爪幼虫、花に集まるのは、そこにやってくるハナバチ類を待っているのだ。ハナバチ類のメスの体にしがみつき、巣に運ばれた後、そのハチの卵やハチが集めた蜜や花粉を食べて育つのだ。つまりハナバチ類の巣に寄生して育つのだ。その間脱皮をして、コガネムシの幼虫のような太い体に短い脚を持つ、全く違う形の幼虫に変態する。
 また、運よくハナバチにしがみついた三爪幼虫は生存の可能性は残るが、ほかの昆虫にしがみついたヤツや、何にもしがみつけなかったヤツは死しかないのだ。だから1齢幼虫の生存率は非常に低く、そのかわりメスの成虫は極めて多くの卵を産む。
ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・_a0342569_17364654.jpg
ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・_a0342569_17365715.jpg
ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・_a0342569_17370689.jpg
ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・_a0342569_17371711.jpg
ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・_a0342569_17372454.jpg
ツチハンミョウの三爪幼虫(さんそうようちゅう)・・・_a0342569_17373423.jpg
(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2020-03-27 17:38 | 昆虫 | Comments(0)
2020年 03月 21日

アズマヒキガエル


 コメツキモドキのトラップを作るのにメダケを刈払い機で刈っているとき、メダケの根元に鎮座していたアズマヒキガエル。もうちょっとで刈払い機の歯の犠牲に。刈払い機を使っているときは十分気を付けないと、後味の悪い思いをすることがある。
 さらに注意をしなければならないのは6月頃だ。畑の草を刈っているとき、卵を抱いたキジに出くわすことがよくある。卵を抱いたキジのメスは逃げないのだ。今までもはっとしたことが何度もある。そんな時は、その場の草刈りを中断してそこの草を残し、その周りを刈ることにしている。数週間後、雛が無事孵ったのが確認できてから刈るのだ。なんと優しい心がけだろうか。
 さて、当のアズマヒキガエル、まだ寝ぼけているのか全く動かない。ひっくり返してもそのままじっとしている。ちゃんと呼吸はしているので弱っているわけでもなさそうだ。平和を感じた。
 この記事はFacebook にも同時投稿しています。
アズマヒキガエル_a0342569_17362235.jpg
アズマヒキガエル_a0342569_17363573.jpg


# by jichouan | 2020-03-21 17:44 | 動物 | Comments(0)
2020年 03月 18日

越冬明け・・・


 4ケ月あまりもの長い間冬眠していた。本ブログもその間全く更新せずさぼっていたというわけだ。これからはそれなりに更新しようとは思うのだが、最近はFacebookの方により多く投稿するのが常になってしまっている。今年は暖冬だったが、それでも寒さを極度に嫌う庵主は、時鳥庵を離れ東京で越冬し、今週からやっと活動を開始した。久しぶりに刈払い機などを使いメダケを少し切ったら、少し腰が・・・。まあ毎年のことだが、回を重ねるとなれるだろう。
 陽だまりでは、これも毎年のことだがやはり冬眠明けのヒオドシチョウが翅を開いてまったりしていた。
越冬明け・・・_a0342569_16572239.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2020-03-18 16:58 | 未設定 | Comments(0)
2019年 11月 04日

アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)


 Holurothrips morikawai Kurosawa(クダアザミウマ科オオアザミウマ亜科)は本州以西の常緑広葉樹林の、主に堆葉層に生息する。食菌性でモリカワオオアザミウマなどの和名を持つ。やや局地的に分布し、伊豆諸島や奄美大島、沖縄本島などにも生息するが、八重山諸島などからは見つかっていない。また、中国にも分布しているようだ。今回は三浦半島で地面に落ちているアカガシの枯れ葉から見つけた。以前採集した記憶をたどっての探索だった。
 本種は尾管が極めて長いことや腹部の幅が広いこと、頭部が複眼の前方に長く突出していることなど、形態的にかなり特殊で、他種と間違うことはない。ほとんど短翅型だが、メスでは稀に長翅型が現れる。やや大きく体長は4~5mm程度。東南アジアに近縁種H. ornatus Bagnallがいて、たいへんよく似ている。ただ、腹部背板にある留翅刺毛がH. ornatusでは各背板に3対ずつあるのに対し、本種では2対しかないことで区別している。同種の地域個体群である可能性も捨てきれない。
アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10315597.jpg
アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10320350.jpg
(7DMarkII; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)
アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10323183.jpg
アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10325065.jpg
(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)
短翅型メス。個体によって体色が多少異なる。

アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10321163.jpg
(7DMarkII; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)
短翅型オス。メスに比べると腹部の幅が多少狭い。

アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10322389.jpg
(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)
短翅型のメスとオス。左上がオスで、右下がメス。

アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10323864.jpg
アザミウマ(その17、Holurothrips morikawai)_a0342569_10330284.jpg
(7DMarkII; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)
頭部は複眼の前方に長く突出している。



# by jichouan | 2019-11-04 10:36 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 10月 15日

ゴイシシジミの産卵など・・・


 最近少しさぼりぎみだった。アザミウマの撮影などに精力を傾けていたせいもある。そのアザミウマの画像は今後順次アップしていく予定だ。今後ともよろしくお願いしたい。

 下の水田わきでゴイシシジミが産卵していた。このチョウの幼虫はササ類に付くササコナフキツノアブラムシなどのアブラムシ類を食べて育つ。食肉性なのだ。だから母チョウはアズマネザサのアブラムシがたくさんついているところを探して産卵している。拡大してみると母チョウの口吻が伸びている。おそらくアブラムシが分泌する甘露を吸っているのだろう。幼虫・成虫ともにアブラムシに依存して生活しているようだ。時鳥庵付近にはメダケやアズマネザサが多いので、このチョウもよく見かける。春から秋までずっといる。
ゴイシシジミの産卵など・・・_a0342569_06011322.jpg
ゴイシシジミの産卵など・・・_a0342569_06012510.jpg
ゴイシシジミの産卵など・・・_a0342569_06013883.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2019-10-15 06:05 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 09月 14日

アリスアトキリゴミムシ・・・


 アリスアトキリゴミムシはカワラケアリの巣に棲むといわれる比較的珍しいゴミムシだ。渡良瀬遊水地あたりでは結構多くいるらしいが、他所ではかなり局地的な分布をしており、なかなか見ることができない。
 今日、庵主は時鳥庵の下の水田の周囲にアザミウマを探しに行った。アズマネザサやメダケに生息するアザミウマが狙いで、アズマネザサをビーティング(植物などをたたき、ビーティングネットといわれる四角い白布で受ける昆虫採集の方法)しまくったのだ。そんな最中、コイツが落ちてきたのだ。通常はカワラケアリの巣の中や、巣の周辺の石の下などから見つかるらしいのだが、まさかアズマネザサから落ちてくるとは・・・。おそらく(というより確実に)わが町内からは初記録だろう。庵主もこの種の存在は予想もしていなかったのだから、驚いている。
 ちなみにアザミウマの方は目的を達成できなかった・・・。複雑な気分だ。
アリスアトキリゴミムシ・・・_a0342569_17153670.jpg
アリスアトキリゴミムシ・・・_a0342569_17154851.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2019-09-14 17:17 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 09月 03日

アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)


 Salpingothrips aimotofus Kudo(アザミウマ科アザミウマ亜科)は小さいがちょっと美しいアザミウマだ。和名は無いだろう。クズの葉に生息し、それほど少なくはないのだが、まず目につかない。メスで体長が1mmほどで、庵主の老眼ではなかなか見つけることは困難だ。ビーティングネットの表面をなめまわすように見てやっと見つかる。しかも老眼鏡の上にハズキルーペ、これでやっと何とかなるというもの。オスはさらに小さいのでもうあきらめている。見つけても野外では何ともしがたく、食草とともに持ち帰りそれを撮影する。ところが、持ち帰る間に行方不明になることが多く、なかなか撮影できなかった。ここ数日、毎日挑戦していたのだがやっと成功した。アザミウマはマイナーな昆虫で、一部の害虫種を除いてあまり知られていないのが現状だが、この種のように結構美しい種も多い。
 気になるのはこの種の翅の大きさ。小さいのだ。通常アザミウマ科の場合前翅はたいてい腹端付近まであるのだが、本種の場合かなり短く、これで飛翔できるかは疑わしい。画像はすべてメス。
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09102507.jpg
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09103831.jpg
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09104835.jpg
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09105788.jpg
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09110793.jpg
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09111747.jpg
アザミウマ(その16、Salpingothrips aimotofus Kudo)_a0342569_09112722.jpg
(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2019-09-03 09:13 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 08月 29日

シシトウの砂糖醤油味・・・


 母が存命のころよく作ってくれた。今は家内がそれを習って作ってくれる。ちょうど時鳥庵の畑でシシトウが収穫できるようになったので作ってもらった。以前たくさん作ったのを学生に出したところ、評判は上々で、あっという間になくなった。
 作り方はいたって簡単。シシトウをそのままフライパンで表面に焦げ目がつくまで焼く。油は引いても引かなくてもよい。砂糖を溶き混ぜた醤油をそれにまぶし、そのまま冷蔵庫に1・2日入れておく。それだけ。砂糖の量などは好みもあるので適当で良いのだが、ちょっと甘めの方がおいしいかもしれない(庵主は甘いものが苦手なのだが、これに関しては多少甘めの方がおいしく感じる)。1・2日おくのは、味をしみ込ませるためだ。
 最近スーパーなどで売っているシシトウは辛いのがほとんど混じっていない。以前は時々辛いのが混じっていて、辛いもの好きの庵主はそういうのに当たると「大当たり!」と喜んだものだ。ところが時鳥庵で作るシシトウは嬉しいことに結構高い割合で「大当たり」が混じる。これはひょっとするとシシトウの隣でトウガラシを作っているからなのだろうか?
シシトウの砂糖醤油味・・・_a0342569_17283695.jpg

タグ:

# by jichouan | 2019-08-29 17:30 | 料理 | Comments(0)
2019年 08月 23日

アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)


 Azaleothrips moundi Okajima(クダアザミウマ科クダアザミウマ亜科)は本州以南、南西諸島を経て台湾まで生息する食菌性のクダアザミウマで、主に常緑広葉樹の枯れ葉や枯れ枝に生息する。わりと個体数は多いのだが、体長1.1-1.4mmと小さいのであまり目立たない。体の表面は網目状の刻紋で覆われつやがなく、両生類的なその容姿が面白い。この「つやがない」のが曲者で、非常にピントが合わせづらいのだ。画像を見ても、はたしてピントが合っているのかいないのか良く分からない。
 触角は8節なのだが、第7節と8節は融合して1つの節に見えるが、その境界線はほぼ完全に残っている。また、その触角は第3節だけが黄色く、他の節は暗色なのもよく目立つ特徴だ。通常は短翅型だが、メスでは長翅型もよく現れる。
アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15515329.jpg
アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15521084.jpg
アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15522159.jpg
アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15523057.jpg
短翅型のメス。体長は1.4mmほど。

アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15524349.jpg
アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15525661.jpg
アザミウマ(その15、Azaleothrips moundi)_a0342569_15530681.jpg
オス。オスはすべて短翅型だ。体長は1.1mmほど。

(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2019-08-23 15:55 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 08月 17日

ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)


 毎年少しずつ発生しているムラサキクチブトイシアブが今年も撮影と採集ができた。
ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)_a0342569_21202394.jpg
ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)_a0342569_21204209.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)_a0342569_21205484.jpg
ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)_a0342569_21213200.jpg
ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)_a0342569_21214443.jpg
ムシヒキアブ2019(ムラサキクチブトイシアブ)_a0342569_21210868.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 300mm F4.0 IS Pro)


# by jichouan | 2019-08-17 21:27 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 08月 03日

ムシヒキアブ2019(サキグロムシヒキの交尾)


 奥日光でサキグロムシヒキと思われるペアが交尾しているのを観察した。面白いのはオスがメスの背に乗って交尾していることだ。この仲間の交尾は互いに逆方向を向き交尾するのが普通なのでちょっと違和感を感じた。この種は常にこのような交尾姿勢をとるのだろうか?この種の交尾を見たのは初めてなので、庵主には分からない。
 また、良く見ると背中のオスは前脚でメスの目(複眼)を覆っている。何となく「だーれだ」と声を発しているようで、ちょっと愉快に見えた。
ムシヒキアブ2019(サキグロムシヒキの交尾)_a0342569_17270741.jpg
ムシヒキアブ2019(サキグロムシヒキの交尾)_a0342569_17273157.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 300mm F4.0 IS Pro)


# by jichouan | 2019-08-03 17:29 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 07月 31日

ヤマユリとオニユリ・・・


 時鳥庵でもやっとヤマユリが咲きだした。ちょっと遅いような気がする。ところで、このヤマユリ、ここ数年でずいぶん減ってしまった。時鳥庵の庭にも結構あったのだが、今はもうわずかに残っているだけだ。まわりの里山林でも似たようなものだ。どうして減ったかというと、人が持っていくこともあるが、そんなものは知れている。一番の原因はイノシシによる食害だ。イノシシはヤマユリの鱗茎が好物なのだ。時鳥庵から無くなったヤマユリはすべてイノシシに食べられてしまったのだ。
 もっと深刻なのはオニユリだ。もともと少なかったが、ここのところ全く見なくなった。画像のオニユリは時鳥庵から500mほどのところにあったのだが、今はない。3年前(2016年)に撮影したのだが、それが最後だった。どこかに生き残っていると良いのだが・・・。
ヤマユリとオニユリ・・・_a0342569_11185601.jpg
ヤマユリ

ヤマユリとオニユリ・・・_a0342569_11190767.jpg
オニユリ

(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2019-07-31 11:20 | 植物 | Comments(0)
2019年 07月 24日

アザミウマ(その14、Aleurodothrips fasciapennis)


 Aleurodothrips fasciapennis (Franklin)(クダアザミウマ科クダアザミウマ亜科)はダニ類やコナジラミ類を捕食することで知られる食肉性のクダアザミウマだ。やや食性の広い食肉性なのでいろんな種類の植物上で見られ、かえって探しにくい。熱帯・亜熱帯を中心に世界に広く分布しているが、タイやベトナムあたりの調査ではタケ類の葉上でかなり多く見られた。日本ではこれまで、九州や南西諸島あたりでときどき採集されていたが、最近では多くはないが本州でも見つかるようになった。関東では三浦半島で1例の採集例(未発表)があったが、今年に入りすでに2匹のメスを三浦半島と多摩川の東京都側の河原で見つけている。これから結構増えるのかもしれない。
 体の色彩や形がちょっと変わっていて、淡褐色で腹部第2-4節の両側に乳色斑があり、第5-7節が暗褐色をしている。さらに、その暗褐色の部分がやや膨れた形をしていて、これはある種のアリに擬態しているのかもしれない。また、動き回っている間、触角を細かく振るわせる習性がある。また、クダアザミウマでは珍しく、前翅に暗色の帯があり、その帯は翅をたたんだ時、腹部の暗褐色帯に重なるのだ。長翅型のみが知られる。
アザミウマ(その14、Aleurodothrips fasciapennis)_a0342569_12075343.jpg
アザミウマ(その14、Aleurodothrips fasciapennis)_a0342569_12080150.jpg
アザミウマ(その14、Aleurodothrips fasciapennis)_a0342569_12081005.jpg
多摩川の河原で、イネ科の雑草上で見つけたメス。体長約1.2mm。

アザミウマ(その14、Aleurodothrips fasciapennis)_a0342569_12074443.jpg
アザミウマ(その14、Aleurodothrips fasciapennis)_a0342569_12082154.jpg
三浦半島で、アズマネザサの葉上で見つけたメス。体長約1.4mm。

(80D; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2019-07-24 12:09 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 07月 20日

ガガンボモドキの一種・・・


 時鳥庵の温室横でぶらぶらしていると、下草の葉裏から時々ひらひら飛んではまた他の葉裏にとまるガガンボに似た昆虫によく出会う。とまる時は必ず前脚と中脚で葉や蔓などにぶら下がるようにとまるのだ。面白いのはその頭部の形で、前方に長く伸びてその先端に口器がある。これはシリアゲムシのそれによく似ている。
 この昆虫はシリアゲムシと同じ長翅目(=シリアゲムシ目)に所属するガガンボモドキの一種だ。脚が長く一見ガガンボのようにも見えるが立派な翅が4枚ある。ガガンボは双翅目(=ハエ目)なので翅は2枚だ。このガガンボモドキ、交尾行動がかなり面白いらしいのだが、まだそこまでは観察していない。個体数は多いのでその内観察してみたいと思っている。
ガガンボモドキの一種・・・_a0342569_09145763.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
ガガンボモドキの一種・・・_a0342569_09150632.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2019-07-20 09:16 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 07月 18日

オオヒラタエンマムシ・・・


 6月末に時鳥庵のコナラの幹でオオヒラタエンマムシを見つけた。平べったい体に漆塗りのような黒い光沢を持った、6~8mmほどの甲虫だ。それほど多くはないと思う。私も久しぶりに見たのだ。ところがその後、そのコナラから5mほど離れた所にあるフジの伐採木に複数が付いているのを見つけた。多い時は5~6匹。少なくても2~3匹。これは同じ個体がずっといるのかもしれないのでつまんでおいた。それでもやはり翌日か翌々日にはまた2~3匹がいるのだ。それもつまんでおく。それでもまたいる。これを繰り返している間に結構な数が集まってしまった。
 なぜこの木だけに集まるんだろう。エンマムシの多くはハエの幼虫などを食べる食肉性だという。そこで気が付いたのだが、このフジの伐採木に春先からあるハエ目の昆虫が常に集まっていたのだ。今も結構いる。それはモモブトホソバエ科のクロフトモモホソバエだ。ひょっとするとこのハエの幼虫を食べに集まっているのかもしれない。
オオヒラタエンマムシ・・・_a0342569_20200448.jpg
オオヒラタエンマムシ・・・_a0342569_20201670.jpg
オオヒラタエンマムシ・・・_a0342569_20202676.jpg
オオヒラタエンマムシ・・・_a0342569_20204205.jpg
オオヒラタエンマムシ


オオヒラタエンマムシ・・・_a0342569_20210454.jpg
フジ伐採木上で交尾するクロフトモモホソバエ

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2019-07-18 20:24 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 07月 09日

アカマダラハナムグリ・・・


 時鳥庵で夜クヌギの樹液を見回っていたらアカマダラハナムグリがいた。我が町内では2匹目になる。1匹目は10数年前で、時鳥庵からはちょっと離れたところのコナラの樹液に昼間来ていた。時鳥庵の庭からはこれが初めてだ。山梨県あたりでは多産するようだが、栃木県ではそれほど多くなく、県のレッドデータブックでは準絶滅危惧種に指定されている。幼虫はハチクマなど猛禽類の巣で育つというのだが、この辺りではオオタカとサシバが多い。彼らの巣にいるのだろうか?
アカマダラハナムグリ・・・_a0342569_07271742.jpg
アカマダラハナムグリ・・・_a0342569_07273255.jpg
アカマダラハナムグリ・・・_a0342569_07274695.jpg
アカマダラハナムグリ・・・_a0342569_07280138.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2019-07-09 07:29 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 07月 02日

アトコブゴミムシダマシ・・・


 奥日光で立ち枯れの表面に鎮座していた。あまり多くはないが、奥日光では時々出会う。この変な格好の甲虫を見ると思いだすのは、かれこれ20年ほど前になるだろうか。山梨県の金山平へ学生とともに野外実習に出かけた時のことだ。昆虫の調査は初めてという一人の男子学生が「装甲車のような甲虫を採りました!」というのを聞いて、すぐにアトコブゴミムシダマシではないかと思ったものだ。はたしてそれは大当たりだった。種を明かすと、それまでも仲間内では良くこの甲虫のことを「装甲車」と呼んでいたのだ。本当に面白い形をしている。
アトコブゴミムシダマシ・・・_a0342569_08311528.jpg
アトコブゴミムシダマシ・・・_a0342569_08312586.jpg
アトコブゴミムシダマシ・・・_a0342569_08313796.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2019-07-02 08:32 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 06月 28日

イワタシギクサアブ・・・


 毎年6月中旬になると時鳥庵の温室横にちょっと珍しいアブが現れる(その年の気候により初見日には多少のずれがある)。クサアブ科のイワタシギクサアブだろうと思っているが、所属するDialysis属の分類はまだ検討が必要との意見もあるようだ。それほど多くはないがこの時期なら探せば必ず見つかる程度はいるので、少なくもないようだ。中山恒友さんの虫の棲む星によれば、栃木県からは4種のクサアブが記録されているらしく、どれも稀らしい。その内1種はネグロクサアブで、それはすでに報告した(その記事はこちら)。
 草の葉の上に静止しているのを探すのだが、案外敏捷で、近づくと飛び立ってしまうことが多い。6月も後半になると交尾をしているカップルも見かけるようになる。また、7月に入ると急激にその数を減らせてしまう。出現期が短いのだ。脚の色彩には多少の変異があるようで、特にメスでは暗化の傾向があるようだ。
イワタシギクサアブ・・・_a0342569_12213820.jpg
(D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
イワタシギクサアブ・・・_a0342569_12215693.jpg
イワタシギクサアブ・・・_a0342569_12221109.jpg
メス。メスの複眼間はやや離れる。

イワタシギクサアブ・・・_a0342569_12222450.jpg
イワタシギクサアブ・・・_a0342569_12224037.jpg
オス。オスの複眼間は接近する。

イワタシギクサアブ・・・_a0342569_12225475.jpg
交尾。左がメス。

(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2019-06-28 12:24 | 昆虫 | Comments(0)
2019年 06月 21日

ムシヒキアブ2019(アシナガムシヒキ)


 時鳥庵とその周辺から15種目になるアシナガムシヒキを見つけた。1年ぶりの記録更新になる。右後脚の付節が欠けているのは愛嬌か。この小さな町に15種もいるんだなあ、と思うと何となくうれしくなってくる。後1種確実にホソムシヒキの仲間がいる。マレーズトラップなどで採集されているのだが、写真もなく、同定もされていないので保留にしてあるのだ。
ムシヒキアブ2019(アシナガムシヒキ)_a0342569_12295774.jpg
ムシヒキアブ2019(アシナガムシヒキ)_a0342569_12301399.jpg
ムシヒキアブ2019(アシナガムシヒキ)_a0342569_12302537.jpg
(7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
ムシヒキアブ2019(アシナガムシヒキ)_a0342569_12303849.jpg
ムシヒキアブ2019(アシナガムシヒキ)_a0342569_12305270.jpg
(OM-D EM-1 Mark II;  M. Zuiko Digital ED 60mm F2.8 Macro)


# by jichouan | 2019-06-21 12:35 | 昆虫 | Comments(0)