時鳥庵晴耕雨読

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タグ:ムシヒキアブ科 ( 23 ) タグの人気記事


2017年 11月 14日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマとアイノの?産卵)


 ハタケヤマヒゲボソムシヒキとアイノヒゲボソムシヒキを観察していると、時々メスが地面に降りることがある。枯れ葉の間にもぐりこんだり、草むらの中にもぐりこんだりする。そしてときには腹端を地面に押し当て左右に小刻みに震わせることもあるのだ。オスはこの行動をとらないので、産卵しているのではないかと庵主は思っているのだが、どうだろう。調べると、雑誌「はなあぶ」のNo.14に春沢圭太郎氏による「アイノヒゲボソムシヒキとハタケヤマヒゲボソムシヒキの産卵と孵化の観察」という記事があるのだが、残念ながら庵主の手元にない。
 まずはハタケヤマヒゲボソムシヒキ。
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 次はアイノヒゲボソムシヒキ。
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(Data: 20171026; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-14 19:11 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 07日

ムシヒキアブ2017(アイノヒゲボソムシヒキの?求愛行動)


 今回はアイノヒゲボソムシヒキの求愛行動だ。基本的にはハタケヤマヒゲボソムシヒキのそれと同じで、静止したメスにオスがホバーリングしながら近づく。そして近くにとまり近づいて前脚でメスの体を触る。その後は連れ立って飛んでしまうので、この場合も交尾に至ったかどうかは未確認なのだが・・・
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 そして次はおまけだ。静止しているハタケヤマのメスにアイノのオスが求愛行動をとっているのを見たのだ。しかしこの後すぐにハタケヤマのオスが割って入り、このアイノのオスは追いやられてしまった。
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右がアイノのオスだ

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右上から飛んできたのがハタケヤマのオスだ
(Data: 20171021; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-07 16:15 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 05日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマヒゲボソムシヒキの?求愛行動)


 今回はハタケヤマヒゲボソムシヒキとアイノヒゲボソムシヒキの求愛行動らしきものを観察した。どちらの種類もほぼ同じような行動をとる。静止しているメスにホバーリングしながら近づいたオスは近くにとまって前脚でメスの体に触れるという行動をとる。たいていはその後連れ立って飛び去ってしまうので交尾に至ったのかどうかは分からない。だからこれが本当に求愛行動かどうかは今のところ「?」だ。まずはハタケヤマ。
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 静止しているメスの前からオスが近づく。

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 そのうち後ろに回って近くにとまる。

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 前から迫るオス(上がメス、下がオス)

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 後ろから迫るオス(左がメス、右がオス)
(Data: 20171021; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-05 11:09 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 02日

ムシヒキアブ2017(アイノヒゲボソムシヒキ)


 ハタケヤマヒゲボソムシヒキと同時に見られる、やはり体が長い毛で覆われたムシヒキアブだ。この両種、生息環境もよく似ており、このように近縁な2種が競合しないで同時に見られるのはちょっと嬉しい。ハタケヤマの体を覆う毛は黄褐色~赤褐色だが、アイノの方は灰色や黒色の毛が多く、褐色の毛も生えるが少ない。特に後脛節の腹側の毛がハタケヤマでは黄金色なのに対して、アイノでは銀色っぽいので、紛らわしい時はそこを見ればよい。上の4枚の画像はメス、下の4枚がオスだ。すべて10月26日に奥日光で撮影した。
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ここからがオス
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(Data: 20171026; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


by jichouan | 2017-11-02 09:58 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 21日

ムシヒキアブ2017(続・ハタケヤマホゲボソムシヒキ)


 前回の記事(10月12日)では、ハタケヤマヒゲボソムシヒキのメス・オスの見極めが不十分だったことを反省し、10月18日に再び奥日光に行き、今度はメス・オスを見極めてから写真撮影してきた。まずはメス。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20171018; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 以下はオスだ。翅は腹部より短い。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20171018; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-10-21 13:49 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 12日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマヒゲボソムシヒキ)


 秋も深まって木々の葉が紅に染まり出す頃、やっと出現するムシヒキアブがいる。腹部が黄褐色~赤褐色の長い毛で覆われたハタケヤマヒゲボソムシヒキだ。主に山地で見られる。奥日光でも比較的よくみられ、日当たりのよい葉の上や樹皮のない倒木、ときには石の上などに静止して、餌となる昆虫が飛来するのを待ち受けている。長い毛のせいで実際の大きさより結構大きく見える。近縁のアイノヒゲボソムシヒキも同時に見られ、両者の見極めは画像だけでは簡単でないことも多い。ここでは毛の色などからハタケヤマヒゲボソムシヒキだろうと思われるものを選んだ。まずはメスと思われる個体この記事の画像のメス・オスの区別はどうやら正しくないものが含まれているようなので撤回します。また6番目の画像は別種のアイノヒゲボソムシヒキのようなので削除します。10月19日修正(雌雄の識別も外部生殖器が小さいので画像では難しいことが多い)。
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(Data: 20171011; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170724; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 そしてオス。オスの翅はメスのそれより短い
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(Data: 20170724; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 

by jichouan | 2017-10-12 11:52 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 10日

ムシヒキアブ2017(カラフトムシヒキ)


 9月26日に奥日光で撮影したものだ。写真ではよく分からないが翅の先端付近がやや暗色になっている。どうやらカラフトムシヒキと呼ばれている種のようだ。まずはメス。
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 そしてオス。横からの写真は逆光でちょっと見づらいのだが・・・
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(Data: 20170926; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-10-10 14:46 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 08月 23日

ムシヒキアブ2017(ムラサキクチブトイシアブ)


 ムラサキクチブトイシアブは、昨年時鳥庵で8月4日に性別不明の1個体を撮影し、8月26日には1♀を採集している。それに関してはムシヒキアブ2016(その6)を見ていただきたい。おそらくちょっと珍しい種で、今年このメスの標本をもとに中山恒友さんにより栃木県から初記録の報告がなされた(双翅目談話会「はなあぶ」 no. 43; p. 3)。
 この種の追加撮影と採集も今年の目標の一つだったのだが、幸いにも8月11日にオス、8月14日にメスをそれぞれ撮影と採集をすることができた。22日にも1個体を目撃したが、それは撮影も採集もできなかった。名前の通り体表は弱く藍色~紫色の金属光沢を帯び、口吻は太く短い。トゲオイシアブなどより一回り大きく、翅も濃色のため他種とは容易に見分けることができる。まずは捕食中のオスだ。
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(Data: 20170811; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 そしてメス。
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(Data: 20170814; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


by jichouan | 2017-08-23 16:52 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 08月 18日

ムシヒキアブ2017(カタナクチイシアブ)


 時鳥庵とその周辺から昨年見つけたムシヒキアブの中でただ1種カタナクチイシアブだけは撮影できなかった。だから今年はそれの撮影を一つの目標にしていたのだ。ただ、庵主の老眼では野外でカタナクチイシアブはトゲオイシアブやヒメキンイシアブと区別はつかない。カメラのファインダーを透して口吻の形を見て初めて区別できるのだ。だからイシアブ類を見つけるたびにファインダーを透して眺めることを徹底して繰り返した。その結果、これまで3♀3♂のカタナクチイシアブを見つけ、すべて撮影できた。上の4枚はメスで、それ以外はオスだ。口吻はメス・オスともに細長く、日本刀のように緩やかに上に反っているのが分かる。それが和名の由来でもある。
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(Data: 20170717; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170805; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20170807; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 以下はオスだ。
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(Data: 20170804; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170805; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 ちなみにファインダーを覗いてカタナクチイシアブでなかった場合(その方がうんと多い)も、せっかくだから撮影だけはした。その結果、トゲオイシアブに至っては80個体以上撮影したことになる。

by jichouan | 2017-08-18 16:24 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 08月 10日

ムシヒキアブ2017(チャイロオオイシアブ)


 これは時鳥庵ではなく奥日光で撮影したものだ。チャイロオオイシアブと思われる個体のメス・オスだ。最初の4枚はメス、残りの4枚はオスだ。
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(Data: 20170809; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170720; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170809; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 前にアップしたオオイシアブの色彩変異で、「一見別種とされているチャイロオオイシアブのように見える個体」と書いたのはあくまでもオオイシアブであって、言わば「茶色いオオイシアブ」で、チャイロオオイシアブではない。
 今回アップした写真はそうではなく正真正銘の「チャイロオオイシアブ」と思われる個体だ。腹部の基部付近からも茶色の毛が生えている。オオイシアブでは腹部の基部は例外なく黒色の毛が生えている。しかも、やはり色彩にはメス・オスともかなりの変異があるようだ。奥日光ではオオイシアブと思われる個体もいるが少ない。参考までに奥日光で撮影したオオイシアブと思われるオスの写真を追加しておく。
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(Data: 20170809; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 胸部には黒い毛が生えているし、写真ではよくわからないが腹部の基部は黒い毛だけで茶色の毛は生えていない。ただ、この2種に関しては、分類に少し混乱があって、再検討が必要だという意見もあるようだ。

by jichouan | 2017-08-10 07:43 | 昆虫 | Comments(0)