時鳥庵晴耕雨読

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2016年 11月 29日

寒蘭2016(その6)


 土佐寒蘭「武陵」。古い銘品で、桃花の草分けの一つだろう。おそらく同じ西谷の日光が出てくるまでは桃花の代表だったのではないだろうか。
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 結構花茎が伸びたが、花数が多くしかも花自体が大きいので花間が詰まった印象を受ける。花の幅は10㎝ほどもあり大輪である。時鳥庵では桃花の色の出はよさそうだ。

 「養翠」。この花に関して庵主は何も知らない。ただラベルにそう書いてあるだけである。U氏の所有だ。
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 まず、花茎がよく伸び、花間は十分だ。花はそれこそ翡翠色で、花弁のキレよく、形が整っている。よい花だと思う。優等生だ。

by jichouan | 2016-11-29 19:29 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 26日

寒蘭2016(その5)


 日向寒蘭「旭日」。確か尾鈴山系の産だったと思う。花弁の幅の広い紅花で、舌の紅点に特徴がある。
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 昨年東京で咲いた花(URLを間違えていました。12月3日訂正しました)に比べると花弁の幅は広くなったが、舌の紅点は少なくなった。色はずいぶん良くなっている。紅花はやっぱり東京より時鳥庵の方がよい色に咲く。もう少し花茎が伸び、花間がとれるとよいのだが。

 土佐寒蘭「福の神」(U氏所蔵)。室戸市吉良側町の産。ラベルには「金子系福の神」とある。福の神にもいくつかの系統があるようだ。
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 三角咲きの更紗でベタ舌系。やや抱え気味に咲いているが正開するのだろうか。落ち着いた雰囲気がよい。

by jichouan | 2016-11-26 09:10 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 24日

雪景色....


 今日は朝から季節外れの雪だった。午後2時半頃にはほぼやんだが、こちらでは結構な積雪があった。樹木が茂っているのでそれほどには感じなかったが、畑に出てみると結構積っていた。時鳥庵は入り口から建物まで80mほど坂道があるのだが、それが結構急で、悪いことに日当たりが悪く、積もった雪は凍りやすい。一旦凍ってしまうと庵主は孤立してしまうので(車が使えなくなる)雪かきをした。暗くなる前に何とか終わった。結構きつかった。
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by jichouan | 2016-11-24 20:08 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 22日

寒蘭2016(その4)


 大泉(だいせん)。薩摩を代表する紅花。今年は花芽が3本も上がってしまったため、残した花茎には3輪しかつかなかった。それでも形よく咲いてくれた。無点系の舌がよい。
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 更紗無銘。日向の産らしい。どこでもありそうな紅更紗だが、花弁は幅があり、厚くしっかりしており形が崩れない。個人的には結構気に入っている。
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by jichouan | 2016-11-22 15:21 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 20日

ヒメツユムシ....


 鳴く虫も今年は終わったな、と思っていたのだがヒメツユムシのオスがいた。ツユムシモドキの仲間だが、小さいためかどこにでもいる割に見かけることは少ない。体長は10‐12㎜程度で、翅を入れても2cmに満たないからかなり小さい。「ピチ・ピチ」と極めて小さい声で鳴くそうだが、認識したことはない。8・9月ごろには灯火に飛来したのを時々みかけた。
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by jichouan | 2016-11-20 13:22 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 20日

秋も深まってきた....


 秋も深まり一昨日の朝は今秋初めての霜で時鳥庵の畑も真っ白だった。そんな中ブルーベリーの葉は赤く色づいた。
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by jichouan | 2016-11-20 13:18 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 17日

やっと見つけたヒメツチハンミョウのメス....


 ずっと探していたヒメツチハンミョウのメスをやっと見つけた。まだ卵巣が発達していないのだろう、腹は膨らんでいない。越冬後のメスは腹がパンパンに膨らんでいて、土の中に数千個の卵を産む。昆虫の中では産卵数は群を抜いて多い。孵化した幼虫は各種の花によじ登る。そして花蜜を求めて訪花した昆虫の体にしがみつくのだ。その昆虫がハナバチ類のメスであったときのみ、幼虫はそのハチの巣まで運ばれ、そこでハチの卵や花蜜などを食べて生育できるのだ。訪花する昆虫はハナバチだけではない。だからハナバチのメスを経由してその巣にたどり着く確率は低い。確率が低いからこそ多数の卵を産む必要があったのだろう。
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 メスの触角はオスのように途中の節が膨らむことはない。一番下の写真、上がオス、下がメス。

by jichouan | 2016-11-17 17:11 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 15日

寒蘭2016(その3)


 土佐寒蘭「やなせ錦」。確か馬路村の産だったと思う。「千本」の名前でも知られる。
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 べた舌風の紅更紗で、花弁は厚く最後まで形が崩れない。以前から人気があったが、最近は数が増えたのか手頃な値段で買えるようになった。おそらく強健で栽培もしやすいためだろう。私としては最も好ましい。今年は8輪付き、東京で咲かせるよりはずっと赤く咲いた。一番下の写真は咲き出しで、舌がまだ巻いていない。

 日向寒蘭無銘。どこにでもありそうな青花だが、花弁が厚くキレが良いので、私は気に入っている。
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 年によりもう少し肩が上がり一文字風になることがある。

by jichouan | 2016-11-15 14:26 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 13日

フクロウの巣箱を新調....


 前にも書いたが、フクロウの巣箱が古くなり傷みが激しいので、新しいのを作って掛け替えた。製作には3時間くらいかかった。設計図もなく適当に作ったのだが、何とかそれらしくできた。前のよりも丈夫なものを作ろうと少し厚い板を使ったのだが、そのためにずいぶん重くなって、掛けるのが大変だったようだ。というのは、掛けたのは私ではなく義兄のU氏が夫婦で掛けてくれた。今まで通りフクロウが入るとよいのだが・・・。
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by jichouan | 2016-11-13 15:11 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 11日

ヒメツチハンミョウ....


 山での作業を終え(今年は台風が3度も通過していったので、時鳥庵の山はずいぶん荒れている。枯れ木が倒れたり、枯れた枝が落ちて散乱していたりするのでそれをかたずけている)戻ってくると、玄関前にヒメツチハンミョウのオスが歩いていた。ツチハンミョウ科の甲虫で、いわゆるハンミョウとは全く異なる。
 体液にカンタリジンという毒を持っていることで知られ、それが皮膚などにつくとやけどのような水ぶくれができたりする。食べると死ぬこともあるというからかなりの毒だ。ただ、使いようによっては薬にもなるらしい。
 この仲間の生態は非常に興味深く、幼虫はハナバチ類の巣に寄生し、その卵や、ハチが集めた蜜や花粉を食べてそだつ。また、幼虫期に3度形態的に大きく姿を変える過変態と呼ばれるちょっと変わった変態をすることでも知られる。成虫は晩秋に出現し、そのまま越冬後、春に目覚めてから産卵する。
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 オスの触角は中央の数節が大きく膨らむが、メスではこの膨らみはない。メスも探しているのだが、現時点では見つかっていない。

by jichouan | 2016-11-11 14:19 | 昆虫 | Comments(0)