2017年 06月 18日
アリスアブを観察していると、ちょっと違うのがいることに気がついた。色彩がちょっと派手だし、少し敏感なのだ。アリスアブは近寄って写真を撮っても逃げることは少ないのだが、こちらは近寄るとすぐ飛ぶのだ。これはちょっと違うなと思ったのだが、庵主の老眼では判別できない。捕虫網を持っていなかったのでできるだけ多くの写真を撮り、時鳥庵に戻ってからモニターで拡大して比べて見たらやはり違う。胸の中央が虹色に輝き、小楯板(しょうじゅんばん、背面中央に見える)に橙黄色の毛が密生していて、美しい。調べるとこれはキンアリスアブのオスだということが分かった。 時鳥庵の庭でもオスが見つかった。なぜかアリスアブのオス数頭といっしょにいたのだが、この個体はちょっと今まで見たのよりは小さかった。 キンアリスアブはクロヤマアリの巣の中で育つというので、クロヤマアリの巣を見て回るとメスが見つかった。産卵に来ていたのだろう。
by jichouan
| 2017-06-18 16:35
| 昆虫
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じちょうあん・・・
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