時鳥庵晴耕雨読

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2017年 11月 17日

寒蘭2017(その3)


 これもおなじみの薩摩寒蘭「白妙(しらたえ)」だ。素心花の代表的な銘品だが、命名以降紆余曲折があって、どれが本物(命名株の系統)か分からなくなってしまっているらしい。いずれにしても「白妙」と名の付いているものは、大輪の素心で葉は垂れ葉であることが多い。昨年、この株は遅く花芽が上がったせいもあって、花は完全に開ききらなかった。今年は6花が正常に咲いてくれた。花弁は結構厚みがあって良いのだが、少し抱え気味だ。もう少し株に力が付いてくるともっと良くなると思う。
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(Data: 20171113; D7000; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-11-17 16:38 | 園芸 | Comments(0)
2017年 11月 14日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマとアイノの?産卵)


 ハタケヤマヒゲボソムシヒキとアイノヒゲボソムシヒキを観察していると、時々メスが地面に降りることがある。枯れ葉の間にもぐりこんだり、草むらの中にもぐりこんだりする。そしてときには腹端を地面に押し当て左右に小刻みに震わせることもあるのだ。オスはこの行動をとらないので、産卵しているのではないかと庵主は思っているのだが、どうだろう。調べると、雑誌「はなあぶ」のNo.14に春沢圭太郎氏による「アイノヒゲボソムシヒキとハタケヤマヒゲボソムシヒキの産卵と孵化の観察」という記事があるのだが、残念ながら庵主の手元にない。
 まずはハタケヤマヒゲボソムシヒキ。
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 次はアイノヒゲボソムシヒキ。
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(Data: 20171026; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-11-14 19:11 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 11日

寒蘭2017(その2)


 おなじみの薩摩寒蘭「大泉(だいせん)」だ。紅花で舌はコンスタントに無点で咲いてくれる。まだ株が充実していないので、今年も花は少なく4花だけ(昨年は3花)だが、形よく咲いてくれた。もうかなり普及したようでそこそこ入手しやすくなったが、やはり名花だ。庵主の気に入っている寒蘭の1つだ。
 ところでこの寒蘭、観賞するのは花と葉姿だが、それにも引けを取らないのが花の香りなのだ。戦前は花などよりこの香りのために寒蘭が栽培されていたのだと主張する事情通もいる。今、時鳥庵の庵にはこの4花だけの「大泉」1鉢だけが置いてあるのだが、それでも庵全体がほのかに香る。何とも癒される香りだ。しかも不思議なことに、この香り、よく匂う日とそうでない日があるのだ。その日の気温や温度・湿度などの条件によるのだろうか、庵主にはよくわからない。今日はよく匂っている。画像はちょっとブレていたり、ピンが甘かったりするのだがお許しいただきたい。
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(Data: 20171110; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-11-11 08:38 | 園芸 | Comments(2)
2017年 11月 09日

ホソミオツネントンボ・・・


 この時期、時鳥庵の日だまりにホソミオツネントンボがたくさんいる。アオイトトンボ科のイトトンボで、成虫で冬を越すことからこの和名がついたのだろう。小枝などにとまっていることが多い。越冬前はメス・オスとも目立たない褐色をしている。
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メス
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オス
(Data: 20171109; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 面白いのは越冬前は褐色だった体の色が、春になると成熟して青くなるのだ。複眼の色まで変わるところがいい。今年の春に写した画像を貼っておこう。
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メス
(Data: 20170428; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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オス
(Data: 20170420; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-11-09 13:31 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 07日

ムシヒキアブ2017(アイノヒゲボソムシヒキの?求愛行動)


 今回はアイノヒゲボソムシヒキの求愛行動だ。基本的にはハタケヤマヒゲボソムシヒキのそれと同じで、静止したメスにオスがホバーリングしながら近づく。そして近くにとまり近づいて前脚でメスの体を触る。その後は連れ立って飛んでしまうので、この場合も交尾に至ったかどうかは未確認なのだが・・・
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 そして次はおまけだ。静止しているハタケヤマのメスにアイノのオスが求愛行動をとっているのを見たのだ。しかしこの後すぐにハタケヤマのオスが割って入り、このアイノのオスは追いやられてしまった。
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右がアイノのオスだ

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右上から飛んできたのがハタケヤマのオスだ
(Data: 20171021; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-11-07 16:15 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 05日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマヒゲボソムシヒキの?求愛行動)


 今回はハタケヤマヒゲボソムシヒキとアイノヒゲボソムシヒキの求愛行動らしきものを観察した。どちらの種類もほぼ同じような行動をとる。静止しているメスにホバーリングしながら近づいたオスは近くにとまって前脚でメスの体に触れるという行動をとる。たいていはその後連れ立って飛び去ってしまうので交尾に至ったのかどうかは分からない。だからこれが本当に求愛行動かどうかは今のところ「?」だ。まずはハタケヤマ。
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 静止しているメスの前からオスが近づく。

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 そのうち後ろに回って近くにとまる。

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 前から迫るオス(上がメス、下がオス)

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 後ろから迫るオス(左がメス、右がオス)
(Data: 20171021; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-11-05 11:09 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 11月 02日

ムシヒキアブ2017(アイノヒゲボソムシヒキ)


 ハタケヤマヒゲボソムシヒキと同時に見られる、やはり体が長い毛で覆われたムシヒキアブだ。この両種、生息環境もよく似ており、このように近縁な2種が競合しないで同時に見られるのはちょっと嬉しい。ハタケヤマの体を覆う毛は黄褐色~赤褐色だが、アイノの方は灰色や黒色の毛が多く、褐色の毛も生えるが少ない。特に後脛節の腹側の毛がハタケヤマでは黄金色なのに対して、アイノでは銀色っぽいので、紛らわしい時はそこを見ればよい。上の4枚の画像はメス、下の4枚がオスだ。すべて10月26日に奥日光で撮影した。
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ここからがオス
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(Data: 20171026; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-11-02 09:58 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 29日

寒蘭2017(その1)


 今年の寒蘭は大失敗をした。花芽が上がり出したころ温室内にセスジツユムシが侵入し、花芽を片っ端から食べたのだ。これにはちょっとがっかりした。それでも半分は残った。誠に残念である。
 さて、今年最初に咲いたのは「華神」だった。この寒蘭は日向寒蘭だと言われているが、土佐寒蘭の「智の舞」はそっくりで、同じものではないかと思われる。事情通によれば採取されたのは土佐で、その後日向に持ち込まれ命名されたのではないかとのことだ。幅のある花弁と舌が特徴の紅花。今年は2本花芽が上がったのでどちらか良い方を残してもう一方は切り取る予定だったのだが・・・。 一本は完全に食べられ、もう一本も4つしかなかった蕾の1つをかじられてしまった。それでも3花は無事開花。大きさも形も悪くはなかった。もう少し遅く咲いてくれれば色ももっとよくのったと思うのだが・・・
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(Data: 20171027; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-10-29 10:25 | 園芸 | Comments(0)
2017年 10月 27日

奥日光・・・


 ここのところ毎週1度は奥日光へ出かけた。もっと行きたかったのだが天候がそれを許してくれなかった。今年はずっとそうだった。もちろん目的は昆虫なので、数多くある絶景スポットには行かない。人が多くて車を停めるだけでも大変なのだ。だからなるべく人の来ないところを探して探索をするのが庵主流なのだ。
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(Data: 20171018; X-E2; XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
 光徳牧場。ここで売っているソフトクリームなどを求めてくる人は多いが、牧場を見に来る人はそれほど多くない。付近は独特の雰囲気がある上に昆虫も多い。
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(Data: 20171018; X-E2; XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
 光徳沼付近。見える川は逆川。この川沿いの道を下ると戦場ヶ原に出る。やはり人は少ない。
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(Data: 20171026; X-E2; XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
 男体山。竜頭滝付近から撮影したもの。間近で見る男体山は結構迫力がある。
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(Data: 20171026; X-E2; XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)
 竜頭滝付近から見た中禅寺湖。ほんの少ししか見えない。この辺りの紅葉はそろそろ終わりに近い。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
 最盛期の紅葉は美しい。竜頭滝付近で撮影。

# by jichouan | 2017-10-27 09:06 | Comments(0)
2017年 10月 21日

ムシヒキアブ2017(続・ハタケヤマホゲボソムシヒキ)


 前回の記事(10月12日)では、ハタケヤマヒゲボソムシヒキのメス・オスの見極めが不十分だったことを反省し、10月18日に再び奥日光に行き、今度はメス・オスを見極めてから写真撮影してきた。まずはメス。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20171018; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 以下はオスだ。翅は腹部より短い。
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(Data: 20171018; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20171018; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-10-21 13:49 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 17日

アカハネナガウンカ・・・


 これは前の記事のマエグロハネナガウンカと同じ仲間だが、昨年(2016年)の8月に時鳥庵の畑で撮影した画像でアカハネナガウンカだ。マエグロハネナガウンカよりは小さいが、その鮮やかな濃いオレンジ色にはインパクトがある。イネ科の雑草上に静止していた。複眼は白くやはり「瞳」のような黒点があって、何とも愛嬌のある顔をしている。
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(Data: 20160801; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-10-17 09:01 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 15日

マエグロハネナガウンカ・・・


 2週間ほど前のことになるが面白い昆虫を見つけた。時鳥庵のクワの葉裏にいたマエグロハネナガウンカだ。セミなどと同じ半翅目・同翅亜目に属する昆虫だが、体の大きさに比べ前翅が異様に長いのだ。その前翅の前縁が黒くなっていることからついた名前だろう。よく見るとこの翅の黒い部分の翅脈が赤い。さらに面白いのは複眼だ。青味がかった灰色をした複眼に黒点があるのだ。「瞳」のように見えるところが面白い。
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(Data: 20170928; D7000; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-10-15 17:48 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 12日

ムシヒキアブ2017(ハタケヤマヒゲボソムシヒキ)


 秋も深まって木々の葉が紅に染まり出す頃、やっと出現するムシヒキアブがいる。腹部が黄褐色~赤褐色の長い毛で覆われたハタケヤマヒゲボソムシヒキだ。主に山地で見られる。奥日光でも比較的よくみられ、日当たりのよい葉の上や樹皮のない倒木、ときには石の上などに静止して、餌となる昆虫が飛来するのを待ち受けている。長い毛のせいで実際の大きさより結構大きく見える。近縁のアイノヒゲボソムシヒキも同時に見られ、両者の見極めは画像だけでは簡単でないことも多い。ここでは毛の色などからハタケヤマヒゲボソムシヒキだろうと思われるものを選んだ。まずはメスと思われる個体この記事の画像のメス・オスの区別はどうやら正しくないものが含まれているようなので撤回します。また6番目の画像は別種のアイノヒゲボソムシヒキのようなので削除します。10月19日修正(雌雄の識別も外部生殖器が小さいので画像では難しいことが多い)。
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(Data: 20171011; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170724; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 そしてオス。オスの翅はメスのそれより短い
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(Data: 20170724; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 

# by jichouan | 2017-10-12 11:52 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 10日

ムシヒキアブ2017(カラフトムシヒキ)


 9月26日に奥日光で撮影したものだ。写真ではよく分からないが翅の先端付近がやや暗色になっている。どうやらカラフトムシヒキと呼ばれている種のようだ。まずはメス。
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 そしてオス。横からの写真は逆光でちょっと見づらいのだが・・・
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(Data: 20170926; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-10-10 14:46 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 07日

アリバチモドキ・・・


 アリバチモドキ(=ヤマトアリバチモドキ)はアリバチのなかまだ。したがってアリバチ科に所属するのだが、最近ではアリバチモドキ科を独立させ、それに入れられることもあるようだ。どちらがよいのか庵主にはよくわからない。
 ここのところ奥日光では朝の最低気温が1℃台まで下がり、結構寒くなったのだがアリバチモドキのメスがまだ活動していた。アリバチなのでメスには翅がない。
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(Data: 20171005; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20171006; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 ついでに時鳥庵で9月に撮影したオスの写真も貼っておこう。オスはメスよりかなり大きく、翅があるうえ体全体が黒いのでメスとはずいぶん違う姿をしている。ちなみに時鳥庵でもメスは採集しているが、撮影はできていない。
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(Data: 20170902; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170905; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-10-07 16:57 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 10月 05日

アサガオ・・・


 時鳥庵の畑では小さいがアサガオのような花がが咲いている。雑草とともに常に刈っているのだがそれでも咲く。野性化したアサガオなのか、それとも近縁種のアメリカアサガオなのか庵主にはよく分からない。どちらにしてもアメリカからの外来種に違いない。花は小さく直径が3~5cmほどだが、なんとなく気に入っている。
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(Data: 20171002; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-10-05 19:36 | 植物 | Comments(0)
2017年 10月 02日

アケビの果実・・・


 時鳥庵にはアケビが多い。ミツバアケビだ。今年は特に豊作のようで、畑の隅の樹上にたくさんあった。種子の周りの白い部分を食べるとちょっと甘い。果実がはじけ割れた頃が採りごろだ。周りの果皮も炒めものなどにすると食べることができる。どちらもそれほど美味しいものではないと思うのだが、秋の味覚ではある・・・
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(Data: 20170929; D7000; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-10-02 15:49 | 田舎暮らし | Comments(0)
2017年 09月 28日

コブヤハズカミキリ・・・


 コブヤハズカミキリは後翅のない飛べないカミキリムシだ。したがって地面や倒木上を歩いているのをたまに見かける。体の色は地面や枯れ木の色に似た褐色をしているので結構見つけづらい。ただ、今の季節には比較的葉の大きなヤマブドウなどの巻いた枯れ葉の中に潜んでいるので、それを叩くと落ちてくる。一番見つけやすい季節だ。夏に羽化した新成虫はそのまま越冬する。
 9月26日の奥日光ではまだ活動しているようで、ササの葉の上や倒木上を歩く個体が少ないながら見られた。ヤマブドウの葉はまだ緑の部分を残し、枯れ葉は巻いていなかった。
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(Data: 20170926; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-09-28 09:46 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 09月 25日

ニホンキバチ・・・


 大きなキバチのメスがいた。どうやら針葉樹に寄生するニホンキバチのようだ。体長は4cm近くあるだろうか。色は暗褐色で橙黄色の斑紋を持ち、どことなくスズメバチ類に似ている。キバチ類は幼虫が材を食べて育つ刺さないハチだ。スズメバチに似ることによって身を守っているのかもしれない。ただ、この幼虫が寄生した木材は質が落ちるらしく、林業害虫として知られている。ところが、それほど多くはない。あまり見かけないのだ。
 時鳥庵ではクロヒラアシキバチに次いで2種目となる。
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(Data: 20170920; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170921; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-09-25 16:44 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 09月 23日

ヘラオモダカ・・・


 水田横の用水路に水生植物のオモダカに似た花が咲いていた。オモダカとは葉の形が違って細長いのだ。調べるとどうやらヘラオモダカのようだ。ともにオモダカ科の植物で、クワイの仲間だ。ちなみにこのクワイ、オモダカの園芸品種だという。
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(Data: 20170915; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170919; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-09-23 08:59 | 植物 | Comments(0)
2017年 09月 21日

ハンミョウを拡大撮影・・・


 ハンミョウの体表を拡大撮影してみた。自然の造形美というのはやはりすごいと感じる。
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(Data: 7DMarkII; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2017-09-21 07:45 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 09月 18日

アザミの花とホソヒラタアブ・・・


 アザミはノハラアザミだろうか。この季節にはごく普通に見られる光景だが・・・
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(Data: 20170916; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-09-18 10:06 | 未設定 | Comments(0)
2017年 09月 15日

フジカンゾウ・・・


 8月の下旬から時鳥庵の温室横などにハギ類に似たピンク色の花が咲いている。何だろうと思っていたのだが、ここにきて結実し、その果実を見てやっとわかった。「ひっつき虫」の一種、マメ科のヌスビトハギの仲間だ。ただ、葉が羽状複葉で5枚・7枚と多い(ヌスビトハギは3枚)ので、調べてみるとフジカンゾウだと判明した。花がフジに似ていて、葉がカンゾウに似ていることからこの名前がついたらしい。草全体もヌスビトハギより大きい。
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(Data: 20170915; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-09-15 15:59 | 植物 | Comments(0)
2017年 09月 11日

トマト、ナスなど・・・


 昨日家内が収穫してきたトマトとナス、ピーマンだ。今年は日照が少なかったからか、いつもはもう終わっているトマトがまだ採れる。このトマト、食べるとスーパーマーケットで買うトマトと全然違うのだ。何といっても味が濃いのだ。ちょっと皮がかたいのだが本当においしいと思う。売っているのはまだ青いうちに収穫しているからだろうか、味が水っぽい。ナスは普通のナスとちょっと丸みのあるミズナス(ミズナス風ナスかな?)。このミズナス、生で食べても結構おいしい。適当にさいて、醤油マヨネーズで食べるのがおすすめ。皮はかたければむけばいい。
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# by jichouan | 2017-09-11 19:36 | | Comments(0)
2017年 09月 09日

ハンミョウ2017


 今年もハンミョウ(=ナミハンミョウ)の新成虫が出てきた。毎年の恒例でその写真を撮りに行ってきた。もうすでに結構な数の写真を撮ったが、それでも行くのだ。普通にいる昆虫だが、見ているだけでも飽きない美しさがある。今年は特に正面からの撮影にこだわってみた。結構敏捷なので正面からはなかなか近づきにくい。
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(Data: 20170908; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-09-09 17:48 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 09月 06日

熟したゴーヤの赤い種子・・・


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 ゴーヤはキュウリなどと違って、収穫が遅れてしまうとすぐに熟してしまう。また、収穫したものもそのまま置いておくと日持ちせず、やはりすぐに熟して黄色くなりとろけてしまう。この、熟したゴーヤの種子は赤いヌルヌルしたもので覆われ、ちょっと見無気味にすら見える。ところが、この赤いヌルヌル食べてみると結構甘いのだ。これは種子を動物に食べさせ、遠くに運んでもらうための戦略なのだろうか。
 また、ゴーヤが熟すのとこの種子とは何か関連があるらしく、収穫後種子を取り除いてから保存すると、そうしなかった場合より長持ちするのだ。庵主はたくさん収穫した時、スライスしたものをタッパなどに入れ冷蔵庫で保管することにしている。そうすると少なくとも3~4日はほとんど劣化しないのだ。もっと長く保存できるかもしれないが、試したことはない。

# by jichouan | 2017-09-06 17:40 | 未設定 | Comments(0)
2017年 09月 04日

ヤスマツトビナナフシ・・・


 時鳥庵では時々トビナナフシを見る。トビナナフシというだけあってちゃんと翅があるがメスでは短い。オスは翅を使って飛翔できるというが、メスでは翅を開いてわずかに滑空するが飛翔はできない。このトビナナフシ、栃木県の平地から低山地にかけてはニホントビナナフシとヤスマツトビナナフシの2種がいるのだが、非常によく似ている。形態的に区別は可能だが、もっとも簡単で確実な識別方法はその卵の表面構造を見ることだ。
 7月ごろ幼虫をよく見るので、そのうちの1頭を捕らえ飼育して成虫にし産卵を待ってみた。無事産卵したので、その卵を見ると表面は太い網目状になっていたので、この種はヤスマツトビナナフシだということが分かった。
 トビナナフシの仲間は、メスだけで繁殖する単為生殖をするので1頭の飼育でも簡単に産卵させられるのだ。ちなみにニホントビナナフシはオスも時々発見されるらしいが、ヤスマツトビナナフシではオスは未知だ(不確実なオスの記録はあるらしい)。
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(Data: 201700903; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170902; 7DMarkII; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2017-09-04 11:08 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 09月 01日

ヤマクダマキモドキ・・・


 ここのところヤマクダマキモドキをよく見る。ときには窓の灯りに結構な数が集まるが、そのすべてはオスだ。前腿節が赤みを帯びているので近縁種のサトクダマキモドキと区別できる。この辺に棲むツユムシの仲間ではもっとも大きい。
 分布を調べると「山形県、栃木県、茨城県以南」とあるので、ここは北限に近いのだろう。「タッタッタ・・・」とか「チッチッチ・・・」と聞こえるように鳴くらしいが、あまり意識して聞いたことはない。というより聞いているのだろうが、庵主にはどれがこの虫の鳴き声なのか分からない。ここではいろんな昆虫の鳴き声が聞こえるのだ。
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(Data: 20170831; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 ちなみにキリギリス科は最近では細分され、ツユムシの仲間はツユムシ科に入れられている。庵主は以前のままキリギリス科としているが、実際のところはどちらが良いのかはよく分からない。

# by jichouan | 2017-09-01 20:34 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 08月 29日

ムネアカアリバチ・・・


 ここ数日、時鳥庵の温室横でアリバチの一種のメスを時々みかける。アリバチの仲間のメスは翅がなく、アリに似て地面を歩いているのを見ることが多い。ところが、今回は草むらの葉の上を、何か探索するように歩いているのをよく見るのだ。調べてみるとどうやらムネアカアリバチのようだ。体長は8mm前後。ちょこちょこと結構速く歩くのでなかなか撮影は難しい。ずっとファインダーをのぞきながら追いかけていると一瞬立ち止まる時がある。それがシャッターチャンスだ。これを追いかけるのはちょっとストレスがたまる。
 オスには翅があってメスとは形態的にずいぶん異なる。メスがこれだけいるのだからオスはいないかと探しているがいまだに見つからない。この仲間の幼虫はハナバチ類やクモバチ類などほかのハチの幼虫や蛹に寄生して育つのだが、すべての種で宿主が判明しているわけではない。
 
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(Data: 20170827; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170828; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170829; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 同定のため採集しようとするとこれがまた難しい。ちょっと草むらが揺れると落ちてしまうのだ。落ちるともう見つからない。草むらのため捕虫網で受けようとするのだがうまくいかない。それでもいくつかを採集したが、別の種が1♀混じっていた。それはまだ同定できていない。ちなみにこの仲間はスズメバチと同じスズメバチ上科に属し、メスは刺すので捕まえるときは注意が必要だ。

# by jichouan | 2017-08-29 20:18 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 08月 26日

サルスベリ・・・


 時鳥庵の入り口の脇にサルスベリの花が咲いている。それは2011年10月2日に、ちょうどタガメの採集調査に来ていた学生たちが植樹してくれたものだ。当時1mほどだっただろうか、今は5mはあるだろう。6年でこれだけ大きくなりたくさんの花を咲かせるようになった。これまでは剪定などは何もしていなかったが、ここまで大きくなってくると剪定も考えないと大きくなりすぎてしまいそうだ。
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(Data: 20170825; X-E2; XF18-55mm F2.8-4 R LM OIS)


# by jichouan | 2017-08-26 08:02 | 植物 | Comments(0)