時鳥庵晴耕雨読

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2017年 07月 26日

緑白のアマガエル・・・


 温室横にいたニホンアマガエルだ。白と黄緑のまだら模様。純白ではないがこの白と黄緑のまだら模様は結構美しいと思うのだが。
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(Data: 20170719; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-07-26 08:55 | 動物 | Comments(0)
2017年 07月 24日

ニトベハラボソツリアブ・・・


 ニトベハラボソツリアブという体が小さくて細型のちょっと目立たないアブがいる。この春アップしたビロウドツリアブと同じツリアブ科に属するのだが、体形が全く違う。おまけに林縁の藪や草むらの中を縫うように飛んでいることが多く、よほど注意していないと見つからないのだ。しかし、この時期、時鳥庵ではナガバハエドクソウという幅が3mmほどの小さな目立たない花が温室横に結構咲いていて、その花で待っていると吸蜜に来るのだ。
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(Data: 20170724; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)
 ナガバハエドクソウの花。いわゆる「ひっつき虫」の一種で、果実はイノコヅチのそれに似て人や動物について運ばれる。

 吸蜜に来るといっても一つの花での吸蜜は2-3秒ほどで、すぐ他の花に移ってしまうので撮影は難しい。ただ、吸蜜に飽きると付近にとまることがあって、そんな時は撮影しやすい。ときには交尾したまま吸蜜していることもあって、小さいながら見ていると面白いのだ。
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(Data: 20170715; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170712; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170708; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-07-24 05:52 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 20日

モモブトスカシバ(その3)


 モモブトスカシバは昼間だけ活動し、各種の花に吸蜜に訪れるようだ。時鳥庵ではこの時期オカトラノオが多数咲いていて、それをあたかもハチのように吸蜜するのが観察できた。ホバーリングしながら吸蜜するのだが、花から花へと頻繁に移動するので追いにくい。面白いことにこのときあの発達した左右の後脚をこするようにしているのだ。何か意味があるのだろうか。
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(Data: 20170706; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-07-20 20:12 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 17日

ムシヒキアブ2017(オオイシアブの交尾)


 ちょっと前のことになるが、これも6月27日のことだ。探していたヒメルリイロアリスアブとハラボソムシヒキを見つけて、機嫌良く温室横から庵に戻る途中、坂の手前にクロマツの伐採木が置いてある所に差し掛かると、足もとで羽音が。見るとオオイシアブが交尾しているではないか。もともとこのクロマツの樹皮のない伐採木には毎日オオイシアブがやってくる。なので、オオイシアブそのものはもうずいぶん撮影しているのだが、その交尾は初めて見た。なかなか迫力がある。大きい方がメスだろう。 (交接部分を良く見ると、左の大きい方がオスのようなので訂正しておきます。訂正:7月25日)
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(Data: 20170703; X-E2; XF18-55mm F2.8-4)

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(Data: 20170627; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
 この日は結構ついていたのだ。こんな日があってもよい。

# by jichouan | 2017-07-17 06:58 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 14日

モモブトスカシバ(その2)


 アマチャヅルが食草だということが分かっているので、温室横でそれが多く自生しているところをちょいちょい見回ることにした。そうするとやはり昼ごろになるとどこからともなく現れ、繁茂する草の間を縫うように飛んでいる個体をいくつも見ることができた。飛びながら前脚で草の葉に触れ、どうやらアマチャヅルを探しているようだ。おそらく前脚を触れることによって食草を探すことができるのだろう。
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(Data: 20170707; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 前脚を使って食草の探索をしている。目の前にある植物の葉に片っ端から触れて回る。この写真ではアマチャヅルの葉を見つけたところだ。おそらく匂いなどによっておおよその食草のありかを知り、その辺りを今度は前脚を使って探索するのだろう。

 食草を見つけたらすぐ産卵行動をとる。飛びながら前脚で食草を触り、腹端を食草の裏側に押し付けている。その時間は数秒から数十秒。
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(Data: 20170705; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170706; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)

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(Data: 20170707; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


 そして産卵していたアマチャヅルの葉の裏側を調べると卵らしきものがあった。大きさは測ってはいないが、おそらく直径0.6-0.7mmほどではないだろうか。
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(Data: 20170705; 7DMarkII; MP-E 65mm F.2.8 Macro Photo)


# by jichouan | 2017-07-14 15:53 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 12日

時鳥庵に雷が落ちた・・・


 今日は午後4時頃から雷が鳴り始めた。5時近くになって雨が降り始めたのだが、一旦小やみになったので本日収穫したブルーベリーを義姉たちに送るためクロネコヤマトに行ってきた。往復30分だ。帰宅後6時頃からまた雷雨が激しくなり、6時40分ごろ(庵主はちょうど一杯やっていた時だ)突如電気が消え、その一瞬後「ダン!!」という、まるで大砲でも撃ったような大音響が響いた。おそらく落雷したのだろう。しばらくどうしようかとおろおろしていたのだが、ブレーカを確認しなければと気が付き、確認してみると「基幹ブレーカ」が落ちていた。これを元に戻すことで、電気系統は何とか普及した。ところが、水が出ないのだ。時鳥庵は井戸水をモーターでくみ上げているのだがモーターは動いている。さてどうしたものか。飲み水は十分あるし、風呂には十分水(お湯かな)がはってあるので、トイレを流すのはそれを利用できる。まだ雨が降っているので、明朝にでも時鳥庵を建ててくれたY建設に連絡し、何とかしてもらおうと思っている。

# by jichouan | 2017-07-12 20:16 | 田舎暮らし | Comments(0)
2017年 07月 11日

モモブトスカシバ(その1)


 6月29日に、温室横で面白い昆虫を見つけた。背の高い草の葉の上に何かハチのような昆虫がとまったので近寄って見るとハチではなく、スカシバガ科のガだった。この仲間はどれもハチ類に擬態しているようで、翅が透明だ。調べるとモモブトスカシバだということが分かった。アマチャヅルが食草で、その茎に虫えいを作り、幼虫はその中で育つらしい。アマチャヅルはそこらに普通にある。この日はその1個体を見ただけだが、それ以降注意していたら、毎日それなりに観察することができ、今(7月11日)もまだ観察できる。産卵や吸蜜の様子も撮影できたので整理でき次第アップしようと思う。
 まず、今回は葉上に静止するモモブトスカシバだ。翅は閉じているのでそれが透明かどうかは分からない。後脚は長く発達し長い毛で覆われている。独特のスタイルをしているし、触角はセセリチョウのそれに似た形をしている。面白いことに毎日正午近くなるとどこからともなく現れ、活動を開始するのだ。
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(Data: 20170629; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)

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(Data: 20170705; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 20170706; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)


# by jichouan | 2017-07-11 14:34 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 08日

ムシヒキアブ2017(ハラボソムシヒキ)


 これも6月27日のことだ。時鳥庵とその周辺から13種目のムシヒキアブを見つけた。ハラボソムシヒキだ。去年からずっと探していたのだが、なぜか見つからなかった。温室横でヒメルリイロアリスアブを探している最中に、オカトラノオの葉の上にとまっていたのを見つけた。この複眼の色は独特で大変美しい。
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(Data: 20170627; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-07-08 09:00 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 06日

ブルーベリージュース・・・


 時鳥庵にはブルーベリーの木が150本ある。もう採りきれない。採ったのも、知り合いに配ったり、一部はジャムにしたり、冷凍保存したりするが、それも限度があって、やはり残ってしまう。
 そこで、ちょっとでも多く消費できるように、今回はジュースにすることを考えた。
 ブルーベリーはそのままミキサーにかけジュースにすると、水分が少なくちょっとドロッとしていて飲みにくい。そこでどうすればおいしく飲みやすいジュースができるか、いろいろ試してみた。
 そして今、時鳥庵でブルーベリージュースと言うと、おおよそ次のように作ったものだ。
 ① 収穫したブルーベリーを水で洗いミキサーにそのまま入れる(冷凍したものをそのまま、または解凍してからでもよい)。
 ② 「飲むヨーグルト」をブルーベリーがひたひたになる程度より少し多めに注ぎ込む。この量が少ないと、やはりちょっとドロッとしてしまうし、すぐ固まってしまうのだ。ムースみたいになってしまう。それが好みなら試してみるのもよい(ヨーグルトの量を減らすとすぐ固まる)。
 ③ 冷たいのが良ければ氷を数かけ入れる(これは省いてもよい)。
 ④ ミキサーに約2分かける。
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 これで出来上がり。簡単だ。結構おいしいと思っている。庵主は果物はあまり好きではないがこれなら飲めるのだ。砂糖やはちみつなどを入れなくても結構甘い。ただし、ブルーベリーには小さな種子がたくさんあって、それはどうしてもミキサーでは粉砕できない。したがって、飲むとき少しざらざら感があって、人によっては飲みにくさを感じるかもしれない。また、作ったらすぐ飲むことだ。しばらく置くとやはり少し固まってくる。これはヨーグルトに含まれる乳脂肪とブルーベリーに含まれる酸のせいだろう。

# by jichouan | 2017-07-06 08:48 | 料理 | Comments(1)
2017年 07月 04日

ヒメルリイロアリスアブ(愛しのアリス・番外編)


 アリスアブ類の季節も終わったと思っていた6月27日。この日は朝から曇っていたのだが、毎日の習慣でカメラを持って温室横を探索。あまり期待していなかったのだが、6月15日以来ずっと探していたヒメルリイロアリスアブのオスを再び見つけることができた。例によってすぐ飛んでしまうし小さいので、見失っては探し回るの繰り返しで、その日1日かかって結構な数の写真を撮ることができた。さらに翌28日にも同所で同じように撮影できた。ただ、この両日に観察できたのは同じ個体かもしれない。これには2日も費やしたことになり、暇人でなければできない技だ。
 それに、なぜかネット検索すると、アリスアブやキンアリスアブ、ケンランアリスアブなどの写真は結構見つかるのだが、本種の写真は少ない。そこで、今回撮影した写真は前回アップした写真よりはよく撮れている(と思う)ので、その一部をちょっと多めにアップしておこう。
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(Data: 20170627; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170628; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 なお、昨日(7月3日)もオスを確認できた。メスは今のところ未発見。

# by jichouan | 2017-07-04 12:25 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 03日

ムシヒキアブ2017(チャイロムシヒキ)


 時鳥庵とその周辺から12種目のムシヒキアブを見つけた。チャイロムシヒキだ。写真ではサキグロムシヒキに似ているようにも見えるが、脚の一部が茶色みを帯びているのが分かる。コメツキムシの一種を捕食していた。
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(Data: 20170615; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-07-03 07:08 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 07月 01日

シラハタリンゴカミキリ・・・


 スイカヅラの花が咲くころから、その葉の中央を葉脈にそって何者かに食い破られた跡をよく見るようになる。
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 これはシラハタリンゴカミキリの食痕だ。
 探すと、まさに摂食中の個体が見つかった。葉の裏側にいるのでちょっと分かりにくいが、食痕の隙間からオレンジ色の腹がかろうじて見える。
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(Data: 20170615; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170622; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 そのうち、運よく茎や葉の表側にいるのを見つけた。これでやっと全体が見える。胸や腹のオレンジ色が鮮やかだ。
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(Data: 20170616; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-07-01 06:23 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 29日

ヤマアジサイ2017(その3)


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(Data: 20170623; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
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(Data: 20170624; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170625; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-06-29 09:47 | 園芸 | Comments(0)
2017年 06月 27日

ムカシヤンマ・・・


 鬱蒼とした雑木林の中のややうす暗い道を歩いていた時のことだ。ちょっと明るい所に出た時、どこからか大きなトンボが突然現れ、庵主にまとわりつくように飛び、やがて肩にとまったのだ。庵主自身はそれがよく見えないので、手で捕まえようとしたのだが、逃げられてしまった。そのままどこかに行ってしまうと思ったのだが、さにあらずまたまとわりつくように飛びまわりやがて足もとの地面にとまった。
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(Data: 20170604; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )
 オニヤンマよりは小さいがかなり大きい。その特徴からムカシヤンマのメスだということにすぐ気がついた。どこにでもいるトンボではなく、ここ栃木県では準絶滅危惧種に指定されている。その後辺りを探索してオスも見つけることができた。結構いるようだ。
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(Data: 20170610; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 このトンボは形態や生態から原始的な種と考えられており、世界的にも珍しいといわれている。特にメスは産卵管を持っているところが特異だ。また、直立した木の幹に翅を開いたままベタっととまることがあるのだが、他のトンボではそういうとまり方はしない。

# by jichouan | 2017-06-27 10:06 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 26日

ヤマアジサイ2017(その2)


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(Data: 20170623; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-06-26 06:39 | 園芸 | Comments(0)
2017年 06月 24日

ヤマアジサイ2017(その1)

 季節の移ろいは早いもので、もうヤマアジサイが咲きだしたし、ニイニイゼミも鳴き出した(今年のニイニイゼミの初鳴きは6月23日)。今年のヤマアジサイを少しアップしておこう。
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(Data: 20170619; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
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(Data: 20170623; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-06-24 06:39 | 園芸 | Comments(0)
2017年 06月 22日

続々・愛しのアリス・・・

 6月15日の午前中のことである。温室横の日のあたっているところで、小さいけれどアリスアブに似た形のアブを見つけた。近くによってもっとよく見ようとすると逃げてしまった。ちょっと悔しかったので、しばらく付近を探索してやっと見つけた。やはりアリスアブやキンアリスアブよりはうんと小さいが、その仲間のようである。写真を撮ろうとしたら、これがかなり難しい。一か所に長くとまらないのだ。とまったのを確認してカメラを向けるともうそこにはいない。そんなことの繰り返しで、苦労して3シーンだけ何とか撮影した。調べてみるとどうやらヒメルリイロアリスアブというアズマオオズアリの巣で幼虫が見つかる種のようだ。
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(Data: 20170615; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 その後も気をつけてはいるが、見つからない。これで、時鳥庵の庭から3種のアリスアブが見つかったことになる。

# by jichouan | 2017-06-22 16:16 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 21日

ミズイロオナガシジミ・・・


 温室わきの草むらに降りていた。これもゼフィルスの仲間で、普段は樹上にいるのだが、風が強かったりすると林床の草むらに降りてくることがある。翅の裏側は白地に暗色の線が入るのだが、結構変異があるらしい。この個体は標準的な斑紋を持っている。翅表は一様に暗灰褐色で地味だ。やはり幼虫はクヌギやコナラの葉や花を食べて育つ。雑木林で比較的普通に見られるが、時鳥庵では少なく、見たのはこれが初めてだ。
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(Data: 20170618; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-06-21 12:59 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 18日

続・愛しのアリス・・・


 アリスアブを観察していると、ちょっと違うのがいることに気がついた。色彩がちょっと派手だし、少し敏感なのだ。アリスアブは近寄って写真を撮っても逃げることは少ないのだが、こちらは近寄るとすぐ飛ぶのだ。これはちょっと違うなと思ったのだが、庵主の老眼では判別できない。捕虫網を持っていなかったのでできるだけ多くの写真を撮り、時鳥庵に戻ってからモニターで拡大して比べて見たらやはり違う。胸の中央が虹色に輝き、小楯板(しょうじゅんばん、背面中央に見える)に橙黄色の毛が密生していて、美しい。調べるとこれはキンアリスアブのオスだということが分かった。
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(Data: 20170606; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 時鳥庵の庭でもオスが見つかった。なぜかアリスアブのオス数頭といっしょにいたのだが、この個体はちょっと今まで見たのよりは小さかった。
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(Data: 20170610; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 キンアリスアブはクロヤマアリの巣の中で育つというので、クロヤマアリの巣を見て回るとメスが見つかった。産卵に来ていたのだろう。
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(Data: 20170611; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-06-18 16:35 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 16日

イチヤクソウ・・・


 珍しい花を見つけた。ツツジ科のイチヤクソウだ。同じ仲間のベニバナイチヤクソウは山地でよく見かけ、大きな群落を作っていることもあるのだが、平地から低山地にあるイチヤクソウはあまり目にしない。林道わきの林床にひっそり咲いていた。時鳥庵の庭にも少数が自生していたのだが、最近は見ていない。漢字では「一薬草」と書くように薬草として珍重されていたらしい。少し白飛びしてあまりよい写りでなかったため、撮り直しに行ったのだがすでに花は終わっていた。
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(Data: 20170609; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 ちなみにベニバナイチヤクソウはこんな花だ。2011年の7月に群馬県の武尊牧場の近くで写したものだ。
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# by jichouan | 2017-06-16 16:50 | 植物 | Comments(0)
2017年 06月 14日

オオミドリシジミ・・・


 これもゼフィルスの仲間だ。オスの翅の表側は青緑色で金属光沢を持つので大変美しい。朝の早い時間に樹上を飛ぶのが観察できるが、やはり昼間はあまり飛ばないのでこれも目にする機会は少ない。ちなみに写真の個体はオスなので縁にわずかに翅表の金緑色が見える。幼虫はやはりクヌギやコナラの葉や花を食べる。
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(Data: 20170610; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-06-14 05:43 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 13日

ウラナミアカシジミ・・・


 この地で初めてウラナミアカシジミを見つけた。翅の裏はオレンジ色の地に黒の細やかな模様が一面にあって極めて印象深い。表側は一様にオレンジ色をしている。ゼフィルスと呼ばれるシジミチョウのなかまで、この時期(ちょうどクリの花が咲く頃)にしかいない。昼間は樹上で静止していてあまり飛ばないので目にする機会は少ない。卵で越冬し、春に孵化した幼虫はクヌギやコナラの葉や花を食べて育つ。
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(Data: 20170607; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-06-13 19:20 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 12日

キバネツノトンボ・・・


 長い触角を持つツノトンボの仲間はトンボの仲間ではなくウスバカゲロウの仲間だ。日本には数種いるのだが、その中でキバネツノトンボは前翅の基部と後翅に黄色い斑紋があり美しい。時鳥庵の周辺でも少ないながら生息している。一昨年飛翔中の個体を目撃していたので、今回は2度目の遭遇ということになる。草地でとまり場所を探すように飛んでいたのでしばらく見ていると、数分後にやっととまってくれた。20分ほどとまっていただろうか、やがて翅を開き、まるでウォーミングアップをするがごとくその翅をふるわせ始め、やがて飛び去って行った。
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(Data: 20170606; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-06-12 12:48 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 07日

ムツボシタマムシ・・・


 当地ではツシマムツボシタマムシよりかなり少ないようだ。一昨年の調査ではツシマムツボシ:ムツボシは15:1くらいであった。大きさはツシマムツボシよりかなり小さく細型である。しかし、鞘翅は紺色の光沢がある上に6個の金色の斑紋は大きく、かなり美しい。ただ、写真ではなかなか良い色が出ない。日中日差しの強い下で活動するので、強い陽光が撮影を難しくしている。薄曇りの柔らかい光の下で撮影すると良い色で写ってくれるようだ。
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(Data: 20170503; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 この個体は今まで見た中ではおそらく一番小さく、体長が6mmほどしかない。

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(Data: 20170508; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170511; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170524; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-06-07 19:13 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 05日

パクチー・・・


 ここのところ昆虫話題ばかりでちょっと反省している。昆虫ではいろんな発見があるのでしょうがないとも思っているが。田舎暮らしや農作業など日常のこと、それに植物のことなどいろいろお伝えしたいこともあるのだが、ついつい昆虫に偏ってしまう。 今年はパクチーの種を義姉と孫が播いてくれた。庵主が好きなので毎年苗を購入して植えていたのだが、昨年、結実したので種子を採っておいたのだ。その結果はこれ・・・
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 タイあたりでパクチーと呼ばれているのは西洋ではコリアンダーと呼ばれる香味野菜の1つだが、なぜかその匂いが案外強いので、日本では「カメムシ菜」などと言う人もいて、あまり料理には使われていなかった。だが、最近、その風味を良しとする人が増え、いまやパクチーブームで結構栽培されるようになった。ところが、人気のせいもあってスーパーマーケットなどで買うと結構高い。ところが、栽培してみるとこれが成長著しく、収穫しても、すぐそれ以上に成長する。野菜としては優等生だ。
 さて、どうやって食べるかというと、それが結構何にでも会うのだ(もちろん好きな人にとっての話で、嫌いな人も多いことは承知している)。庵主はそのままサラダにするのも好きだし、冷やっこや麺類にネギの代わりに大量にのせるのも好きだ。ラーメンにも良くあうのだ。
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# by jichouan | 2017-06-05 21:16 | 料理 | Comments(0)
2017年 06月 03日

赤い翅の昆虫(その5、ガにもいた!)


 去年の7月のことだが、道脇の灌木の葉の上にちょっときれいな色のベニボタルを見つけた。ところが、近づいてみるとどうも様子がおかしい。さらに近づくと、何とそれはガだったのだ。周囲の葉上にも何頭か見られたが、その多くは後脚を上にはね上げていた。調べるとニセマイコガ科のセグロベニトゲアシガという種だということが分かった。幼虫はゴイシシジミのようにササ類に寄生するアブラムシを食べて育つらしい。周りにはアズマネザサがいっぱいあるし、ゴイシシジミも多い。
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(Data: 20160723; D500; Tamron SP 90mm F2.8 Di Macro VC USD)

 そして今年、伐採地で昆虫を観察していた時、何やらベニボタルのようなのが目の前の伐採枝にとまったのだが、飛び方が甲虫ではなかった。小さいので、庵主の目では何だかわからない。カメラのファインダーを通してやっとその正体がセグロベニトゲアシガの近縁種であることが分かった。
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(Data: 20170505; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)
 これはおそらくクリベニトゲアシガだろう。これも幼虫は変わった生活をしていて、クリタマバチの虫えいなどを食べて育つらしい。
 どちらにしろこれらのガは庵主の老眼の眼にはベニボタルに見えるのだ。

# by jichouan | 2017-06-03 20:20 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 06月 01日

赤い翅の昆虫(その4、ハネビロアカコメツキ)


 これも鞘翅が赤く、飛んでいると他の赤い翅甲虫とよく似ている。かなり美しいコメツキで、鞘翅には光沢があって何とも感じがよい。それほど少なくはなさそうで時々みかける。
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(Data: 20170422; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )


# by jichouan | 2017-06-01 07:50 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 27日

続・エビネ2017


 御蔵島に行ってる間に時鳥庵のエビネは最盛期を過ぎてしまった。今年咲いた花の一部をアップしておく。エビネと言えば御蔵島はニオイエビネの産地として有名だ。しかし、40年前は、結構あったが、今は島の「エビネ園」で保護されているものしかない。ほとんどが採取され持ち出されてしまったからだ。その花が美しく、高値がつくからだ。庵主もその「エビネ園」に行ってきたが、残念ながら今回はほとんど花は終わっていた。ちなみに時鳥庵にはニオイエビネはない。ジエビネとニオイエビネの交雑種であるコウヅエビネはある。ニオイエビネが地植えには適さないためだ。
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# by jichouan | 2017-05-27 07:51 | 植物 | Comments(0)
2017年 05月 25日

愛しのアリス・・・


 と言っても西洋の女性の名前ではない。アリスアブというハナアブ科のアブのことだ。アリノスアブともいう。つまり「蟻巣虻」なのだ。幼虫はトビイロケアリの巣の中にいて、とても昆虫とは思えないドーム型をしている。そしてアリの幼虫を捕食して育つのだ。そんな生態がわかるにつれ、ここのところ人気のある昆虫にのし上がってきた。ちなみに「アリスアブ」でHP検索すると多数の記事と写真を見ることができる。幼虫の写真をぜひ探して見てほしい。
 そのアリスアブが時鳥庵の庭にここ数日結構いるのだ。温室わきにクヌギの伐採木が数本置いてあるのだがその周りが最も多い。たいていはオスでなわばり行動をとっているようにも見える。もしやと思い毎日観察していると交尾も観察できた。
 また、日本にはアリスアブの仲間は何種類かいるのだが、種によって寄生するアリの種類が違うのも興味深い。もしこの種がアリスアブで間違いなければ、トビイロケアリの巣を探せば幼虫を見つけることができるだろう。そのうち挑戦してみよう。
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(Data: 20170521; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

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(Data: 20170524; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)


# by jichouan | 2017-05-25 17:36 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 05月 24日

赤い翅の昆虫(その3、ベニコメツキ2種)


 アカハネムシに次いで多いのがニホンベニコメツキだ。これは形からいってもカクムネベニボタルに一番よく似ている。しかし、こちらは鞘翅は固く、なかなか感じがよい。普通種だが庵主の好きな昆虫の1つだ。
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(Data: 20170429; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

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(Data: 2017430; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 今年はかなりの数のニホンベニコメツキを見たが、その中にちょっと印象の違うのが数頭混じっているのに気がついた。どこが違うかと言うと、とにかく小さいのだ。正確に測ってはいないが1cmに満たない。それに鞘翅の光沢もやや鈍く、生えている微毛もより多い気がする。
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(Data: 20170501; 7DMarkII; Macro EF100mm F.2.8 IS)

 さらに拡大して見ると前胸背板の中央前方に明瞭な横溝があるのだ。それは横から見るとよくわかる。
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(Data: 20170508; D500; AF-S VR Micro-Nikkor 105mm F2.8G )

 これらの特徴からこの小さいベニコメツキは別種のミヤマベニコメツキだろうと思っている。こんな標高の低いところにもいるのかと驚いている。ちなみに時鳥庵のあるところは標高130mほどだ。のちに精査する必要があるので、数頭採集しておいた。

# by jichouan | 2017-05-24 21:07 | Comments(0)