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2017年 02月 11日

トサカグンバイ・・・


 アセビの葉裏にいたトサカグンバイ。いつ見てもグンバイムシの仲間は面白い形をしている。特にこの膨らんだ前胸はなんなんだろう。横から見ると確かに「鶏冠(とさか)」に見えなくもない。

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 今回は接写用に新しいシステムを導入したのだが、その試し撮りだ。手持ち撮影でこの程度写ればまずは及第だろう。導入したのはCanonのMP-E65mm F2.8 1-5x マクロフォトという接写専用のレンズだ。「すごく使いにくい」という評判を良く聞くが、そうでもなかった。もっと高倍率だと使いにくいのかもしれないが・・・。少しずつ試してみるつもりだが、なにせ庵主自身が今は越冬中なので、活動は鈍い。

# by jichouan | 2017-02-11 17:47 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 02月 05日

エサキモンキツノカメムシ・・・


 庵主は世田谷で越冬中につき、外に出ることも少なく、ひたすら読書などをしている。このブログも少し滞っている。そんな中で、たまに外に出たとき立ち枯れた木の樹皮が浮いているのがあった。アザミウマでもいないかと思ってはがしてみると、目に飛び込んできたのは鮮やかなハート模様。
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 これも自然の造形美だ。エサキモンキツノカメムシだろう。樹皮下で越冬中のようだ。

# by jichouan | 2017-02-05 17:39 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 01月 24日

アザミウマ(その3)


 今回紹介するのもツノオオアザミウマ(クダアザミウマ科、オオサザミウマ亜科)の一種だ。前回紹介したBactrpthrips pictipes と同時に見つかった Bactrothrips flectoventris Haga & Okajima だ。この種は複眼が変わっていて、腹面で後方に伸びているのだ。したがって複眼は背面より腹面で大きい。日本産7種のうちこの種だけが持つ特徴だ。また面白いことに本種は静止している時からだをJ字型(またはその逆)にまげる性質がある。なぜなのかは不明なのだが。
 今回、神武寺で見つけたのだが、これは関東地方では初めての記録になる。もう何十回も神武寺では調査しているのだが・・・。また、本種はたいていはアラカシの枯れ葉から見つかるのだが今回はアカガシの枯れ葉から見つかった。
 まずは見つけた時の集団だ。黒いのが成虫。赤いのは幼虫だ。成虫のうち腹部に角状の突起があるのがオス、無いのがメスだ。
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 メス
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 オス
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 一番下の写真は腹面だ。複眼が背面より大きいのが分かる。

# by jichouan | 2017-01-24 12:32 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 01月 18日

アザミウマ(その2)


 手始めに挑戦したのは比較的大型の種類だ。それでも大きさは4-5㎜で、やはり小さいことにかわりはない。
 今回紹介するのはクダアザミウマ科のツノオオアザアミウマの一種 Bactrothrips pictipes Haga & Okajima (クダアザミウマ科、オオアザミウマ亜科)。昨年12月に10年ほど前までフィールドにしていた、三浦半島は逗子の神武寺に行ってみた。そこでまず見つけたのがこのアザミウマだ。アカガシの枯葉上で見つかることが多い。食菌性で、枯葉上の不完全菌類の胞子を食べている。近似種がいるのだが、そこは専門家なので、あまり苦労することもなく同定できた。中脛節の端部1/3が黄色いのが分かるだろうか。それで写真でもこの種だとわかる。この属ではオス成虫の腹部第6節に左右1対の角状突起がある。メスにはない。
 まずはメス。腹部に赤い体内の色素が透けて見える。
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 そしてオス。腹部第6節に1対の角状突起を備える。
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# by jichouan | 2017-01-18 10:17 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 01月 11日

アザミウマ(その1)


 聞きなれない名前かもしれないが「アザミウマ」というのは私が専門に研究している昆虫だ。アザミウマ目(=総翅目)に含まれる昆虫の総称だ。「総翅」というように、細長い翅の周囲には極めて繊細な総(ふさ)のような毛を多数並べ持つ。今年はそんなアザミウマを紹介しようと思うのだが、これは庵主にとっては一つの挑戦だ。というのは、このアザミウマとにかく小さい。小さい種で体長0.6㎜程度で、1‐2㎜の種が最も多い。中には5㎜を超える種もいるがそう多くはない。標本写真ならともかく、生態写真となると撮影が大変で、そういう意味で挑戦なのだ。小さいうえに動き回るから、厄介だ。庵主はこれまで1倍程度までの接写は何とかこなしてきたが、それ以上の倍率となるとほとんど経験がない。それに老眼のために衰えつつある視力も大きな障壁で、ピントを合わせるのに相当苦労する。機材をそれなりにそろえる必要もあり、試行錯誤しながら写している。 まず手始めに標本写真をいくつかアップしておこう。おおよそどんな昆虫か分かるだろう。標本はカナダバルサムで封入したプレパラート標本だ。ちゃんと展翅・展足してあるところを注目してほしい。
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 アザミウマ科の2種。
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 Hydatothrips abdominalis (Kurosawa)

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 Trichromothrips elegans Masumoto & Okajima

 さらにクダアザミウマ科の3種。
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 Acallurothrips hagai Okajima

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 Meiothrips menoni Ananthakrishnan、東南アジアの種類だ。

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 Holothrips flavus Okajima

# by jichouan | 2017-01-11 09:38 | 昆虫 | Comments(0)
2017年 01月 05日

新年を迎えて・・・


 皆さん、明けましておめでとうございます
 今年もどうかよろしくお願いします。
 昨年は4月から時鳥庵において新たな生活をスタートさせました。それまでのスケジュールに追われる生活とは異なる、自由気ままな生活を送ることができました。その日のことはその朝起きてから何をするか考える生活です。たった一つの決め事は、少なくとも週一度はこのブログを更新するというものです。その目標に関しては、これまでの所十分達成できました。今年も精進したいと思いますので、よろしくお願いします。ただし、4月までは世田谷で越冬中のため少し滞るかもしれません。

# by jichouan | 2017-01-05 14:26 | 未設定 | Comments(0)
2016年 12月 31日

?モズのはやにえ・・・


 現在、時鳥庵はちょっと寒くなったので世田谷で越冬中だ。それでも畑や温室があるので時々それらの管理のために行かなければならない。今月も一度行ってきた。その折、果樹の様子を見ていると、カエルや昆虫が枝先に突き刺されているのがいくつもあった。主にブルベリーやウメの枝先にだ。これは「モズのはやにえ」ではないだろうか。まずはカエル。
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 上の2枚は同じものを角度を変えて写したものだ。比較的最近刺されたもののようで、まだわずかに色が残っている。アマガエルだろうか。下の2枚は刺されてから少し時間がたったようでミイラ化していて、表面はカビが生えたような感じだ。また、一番下の写真では頭のてっぺんから刺されている。

 そして昆虫
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 上の写真はオオカマキリだろう。2枚目は驚いたことにヒメツチハンミョウのメスだ。これは前にも書いたが結構な毒を持っていて、食べなくとも体液がついただけで人なら皮膚に水ぶくれができるような被害にあう。これをついばんだりしてモズは大丈夫なのだろうか?下の写真はガの幼虫だが、刺されたばかりのようだ。

# by jichouan | 2016-12-31 14:26 | 未設定 | Comments(0)
2016年 12月 28日

続・老猫の絵・・・


 好評だったので老猫「ファルコン」の絵を追加しておく。
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 ちなみにその老猫は今、背中の毛が「だま」になってしまったのでバリカンで刈られ、寒いといけないので服を着せられてしまった。服を着せられるのは初めてだが、すんなり受け入れた。やはり寒かったのだろうか?
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# by jichouan | 2016-12-28 11:47 | Comments(0)
2016年 12月 24日

何の果実?


 秋に入ってから時鳥庵の山の中で、ちょいちょい写真のような赤い果実を見かけたのだが、いったい何の果実だろう?
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 これはツルリンドウの果実だ。直径1㎝ほどの真っ赤な果実だ。控えめに咲く花はあまり目立たなかったが、果実は枯色の林床にあってよく目立つ。そのおかげで時鳥庵に自生するツルリンドウを新たにいくつか見つけることができた。

# by jichouan | 2016-12-24 17:10 | 植物 | Comments(0)
2016年 12月 20日

寒蘭2016(その9・最終回)


 今年の寒蘭は終わった。今年の咲き方から時鳥庵の寒蘭にはいくつかの課題があるのが分かった。特に一番の課題は、花茎の伸びが悪かったことだ。花茎がある程度伸びたころ、急に気温が下がってしまったのが原因かもしれない。早い時期に伸びたのはそれなりに伸びたのもあるのだ。特に昼間の温度が上がらず、それが原因の一つかと思っている。来年はちょっと温度管理に気をつけたい。今年一番期待した「白妙」も伸びず、開かずで終わってしまった。
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 この白妙、ラベルには「大雄系」とある。全開しなかったが、その花弁はちょっと厚く、咲けばかなり良い花になるのではと期待しているのだが・・・

 悪いことばかりではない。赤花や桃花の色の出は東京で咲かせるよりかなり良い。昼夜の温度差が大きいためだと思う。特に桃花は素晴らしい色で咲く。これまで庵主は桃花はあまり好みではなかったので、集めていなかったが、少し見直そう。 庵主が持つ貴重な桃花「桃里」。土佐寒蘭の普及品だ。安価で入手できる。これだけの色が出れば普及品といえども馬鹿にはできない。
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# by jichouan | 2016-12-20 11:39 | 園芸 | Comments(2)
2016年 12月 14日

老猫の絵....


 表彰されたついでで申し訳ないが、これを記念して義姉が描いてくれたファルコンの絵をアップしておこう。ちなみにあと3カ月もすると彼は21歳になる。いまだに元気でたいそう騒がしい。
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# by jichouan | 2016-12-14 13:56 | 動物 | Comments(0)
2016年 12月 10日

表彰状....


 時鳥庵は寒くなったので越冬のために世田谷に帰ってきた。すると近くの獣医さんの所に表彰状が届いていた。飼っている老猫「ファルコン」が20歳になったので、「よく長く飼育した。愛猫家の範である。」というもの。
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 今年の10月15日に撮影したファルコン。寒くなってくると布団にもぐりこむ。生意気に枕がないと寝ない。
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 時鳥庵の庭でひなたぼっこをするファルコン。10月31日に撮影した。
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# by jichouan | 2016-12-10 15:58 | 動物 | Comments(0)
2016年 12月 06日

寒蘭2016(その8)


 日向寒蘭「旭陽」。形のよい紅花で、半巻きの舌は幅があって魅力的だ。思ったより色が出ず、更紗花のように咲いた。色が出れば素晴らしい花になると思う。
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 土佐寒蘭「玉姫」。小ぶりで、花弁に幅のある白黄花だ。舌は無点系。
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 透き通るような花弁は魅力的だ。正面から光をあてる(一番下の写真)と少しだけ黄色味がかっているのがわかる。

# by jichouan | 2016-12-06 12:40 | 園芸 | Comments(0)
2016年 12月 02日

寒蘭2016(その7)


 「西海の誉」。長崎県産の更紗花で、舌は無点系。小さな株に3輪ついた。それでも花は大きく形も整っていた。庵主の寒蘭の花の写真は多くは弱い逆光のもとで写している。透けるような花の感じが好きなので。好みの問題だ。逆に正面からの光りで写すと雰囲気がまったく違ってくるので、時々それもまじえている。
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 日向寒蘭「司の華」。平肩咲きの大輪花で、白花準素心とかいわれているが、素心に限りなく近い。これも小さな株に5輪付いたが、まだまだ力不足。本咲きでは花の幅は10㎝以上になるが、8㎝ほどしかなかった。
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 力不足とはいえ、やはりこの花の実力は大したもので、見あきない。あと数年しないと本咲きは望めそうもないのだが・・・。

# by jichouan | 2016-12-02 10:36 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 29日

寒蘭2016(その6)


 土佐寒蘭「武陵」。古い銘品で、桃花の草分けの一つだろう。おそらく同じ西谷の日光が出てくるまでは桃花の代表だったのではないだろうか。
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 結構花茎が伸びたが、花数が多くしかも花自体が大きいので花間が詰まった印象を受ける。花の幅は10㎝ほどもあり大輪である。時鳥庵では桃花の色の出はよさそうだ。

 「養翠」。この花に関して庵主は何も知らない。ただラベルにそう書いてあるだけである。U氏の所有だ。
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 まず、花茎がよく伸び、花間は十分だ。花はそれこそ翡翠色で、花弁のキレよく、形が整っている。よい花だと思う。優等生だ。

# by jichouan | 2016-11-29 19:29 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 26日

寒蘭2016(その5)


 日向寒蘭「旭日」。確か尾鈴山系の産だったと思う。花弁の幅の広い紅花で、舌の紅点に特徴がある。
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 昨年東京で咲いた花(URLを間違えていました。12月3日訂正しました)に比べると花弁の幅は広くなったが、舌の紅点は少なくなった。色はずいぶん良くなっている。紅花はやっぱり東京より時鳥庵の方がよい色に咲く。もう少し花茎が伸び、花間がとれるとよいのだが。

 土佐寒蘭「福の神」(U氏所蔵)。室戸市吉良側町の産。ラベルには「金子系福の神」とある。福の神にもいくつかの系統があるようだ。
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 三角咲きの更紗でベタ舌系。やや抱え気味に咲いているが正開するのだろうか。落ち着いた雰囲気がよい。

# by jichouan | 2016-11-26 09:10 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 24日

雪景色....


 今日は朝から季節外れの雪だった。午後2時半頃にはほぼやんだが、こちらでは結構な積雪があった。樹木が茂っているのでそれほどには感じなかったが、畑に出てみると結構積っていた。時鳥庵は入り口から建物まで80mほど坂道があるのだが、それが結構急で、悪いことに日当たりが悪く、積もった雪は凍りやすい。一旦凍ってしまうと庵主は孤立してしまうので(車が使えなくなる)雪かきをした。暗くなる前に何とか終わった。結構きつかった。
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# by jichouan | 2016-11-24 20:08 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 22日

寒蘭2016(その4)


 大泉(だいせん)。薩摩を代表する紅花。今年は花芽が3本も上がってしまったため、残した花茎には3輪しかつかなかった。それでも形よく咲いてくれた。無点系の舌がよい。
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 更紗無銘。日向の産らしい。どこでもありそうな紅更紗だが、花弁は幅があり、厚くしっかりしており形が崩れない。個人的には結構気に入っている。
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# by jichouan | 2016-11-22 15:21 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 20日

ヒメツユムシ....


 鳴く虫も今年は終わったな、と思っていたのだがヒメツユムシのオスがいた。ツユムシモドキの仲間だが、小さいためかどこにでもいる割に見かけることは少ない。体長は10‐12㎜程度で、翅を入れても2cmに満たないからかなり小さい。「ピチ・ピチ」と極めて小さい声で鳴くそうだが、認識したことはない。8・9月ごろには灯火に飛来したのを時々みかけた。
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# by jichouan | 2016-11-20 13:22 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 20日

秋も深まってきた....


 秋も深まり一昨日の朝は今秋初めての霜で時鳥庵の畑も真っ白だった。そんな中ブルーベリーの葉は赤く色づいた。
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# by jichouan | 2016-11-20 13:18 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 17日

やっと見つけたヒメツチハンミョウのメス....


 ずっと探していたヒメツチハンミョウのメスをやっと見つけた。まだ卵巣が発達していないのだろう、腹は膨らんでいない。越冬後のメスは腹がパンパンに膨らんでいて、土の中に数千個の卵を産む。昆虫の中では産卵数は群を抜いて多い。孵化した幼虫は各種の花によじ登る。そして花蜜を求めて訪花した昆虫の体にしがみつくのだ。その昆虫がハナバチ類のメスであったときのみ、幼虫はそのハチの巣まで運ばれ、そこでハチの卵や花蜜などを食べて生育できるのだ。訪花する昆虫はハナバチだけではない。だからハナバチのメスを経由してその巣にたどり着く確率は低い。確率が低いからこそ多数の卵を産む必要があったのだろう。
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 メスの触角はオスのように途中の節が膨らむことはない。一番下の写真、上がオス、下がメス。

# by jichouan | 2016-11-17 17:11 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 15日

寒蘭2016(その3)


 土佐寒蘭「やなせ錦」。確か馬路村の産だったと思う。「千本」の名前でも知られる。
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 べた舌風の紅更紗で、花弁は厚く最後まで形が崩れない。以前から人気があったが、最近は数が増えたのか手頃な値段で買えるようになった。おそらく強健で栽培もしやすいためだろう。私としては最も好ましい。今年は8輪付き、東京で咲かせるよりはずっと赤く咲いた。一番下の写真は咲き出しで、舌がまだ巻いていない。

 日向寒蘭無銘。どこにでもありそうな青花だが、花弁が厚くキレが良いので、私は気に入っている。
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 年によりもう少し肩が上がり一文字風になることがある。

# by jichouan | 2016-11-15 14:26 | 園芸 | Comments(0)
2016年 11月 13日

フクロウの巣箱を新調....


 前にも書いたが、フクロウの巣箱が古くなり傷みが激しいので、新しいのを作って掛け替えた。製作には3時間くらいかかった。設計図もなく適当に作ったのだが、何とかそれらしくできた。前のよりも丈夫なものを作ろうと少し厚い板を使ったのだが、そのためにずいぶん重くなって、掛けるのが大変だったようだ。というのは、掛けたのは私ではなく義兄のU氏が夫婦で掛けてくれた。今まで通りフクロウが入るとよいのだが・・・。
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# by jichouan | 2016-11-13 15:11 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 11日

ヒメツチハンミョウ....


 山での作業を終え(今年は台風が3度も通過していったので、時鳥庵の山はずいぶん荒れている。枯れ木が倒れたり、枯れた枝が落ちて散乱していたりするのでそれをかたずけている)戻ってくると、玄関前にヒメツチハンミョウのオスが歩いていた。ツチハンミョウ科の甲虫で、いわゆるハンミョウとは全く異なる。
 体液にカンタリジンという毒を持っていることで知られ、それが皮膚などにつくとやけどのような水ぶくれができたりする。食べると死ぬこともあるというからかなりの毒だ。ただ、使いようによっては薬にもなるらしい。
 この仲間の生態は非常に興味深く、幼虫はハナバチ類の巣に寄生し、その卵や、ハチが集めた蜜や花粉を食べてそだつ。また、幼虫期に3度形態的に大きく姿を変える過変態と呼ばれるちょっと変わった変態をすることでも知られる。成虫は晩秋に出現し、そのまま越冬後、春に目覚めてから産卵する。
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 オスの触角は中央の数節が大きく膨らむが、メスではこの膨らみはない。メスも探しているのだが、現時点では見つかっていない。

# by jichouan | 2016-11-11 14:19 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 09日

カキ....


 カキがたくさんなった。時鳥庵では気温のせいか甘柿も渋が抜けるのが遅く、11月に入ってやっと甘くなる。少し採って食べてみたが、しっかり渋が抜けて甘くなっていた。渋柿も色づいたのでこれも一部採って渋抜きをしている。どちらもたくさんなっていて全部は採れない。農薬を使った消毒は一切していないので、果実の表面はあまり美しくはないが、中身に全く問題はない。
 まずは甘柿。このカキは小さいが、結構甘い。一昨年にはたくさんなったが、昨年は全くならなかった。
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 そして渋柿。こちらは結構でかい。形から見て干し柿にするとよいのかもしれないが、面倒なので渋抜きをする。
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 渋抜きはアルコール度数35%以上の焼酎に、へたの部分を浸した後ビニール袋に入れ密封するだけだ。それで1週間程度置くと渋は抜ける。さてうまくいくか?
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 へたの部分を焼酎に浸す。焼酎は35%以上のものを使う。今回は「しぶぬき専科」という47%の焼酎が安く売られていたのでそれを用いた。
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 それをポリバケツの中に広げたビニール袋の中に並べる。この後、ビニール袋は密封して一週間待つだけだ。

# by jichouan | 2016-11-09 15:59 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 07日

ムラサキシジミ....


 ムラサキシジミも日だまりに時折やってくる。翅の表側に紫色の金属光沢を持った斑紋があり美しい。幼虫はカシ類の葉を食べてそだつ。時鳥庵にはシラカシがたくさんあるのでそれを食べているのだろう。ウラギンシジミもそうだが、この時期に見られるチョウの多くは成虫で冬を越す。
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 もう少し翅を開いてくれるとよかったのだが・・・。

# by jichouan | 2016-11-07 15:17 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 06日

柚子胡椒....


 時鳥庵にはユズの木が一本ある。今年は随分多くの実がなった。
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 まだ青いユズの実を使って「柚子胡椒」を作った。
 作り方は簡単。青トウガラシをみじん切りにしたものと、ユズの皮の部分だけをおろし金でおろしたものを混ぜ合わせ、それに適量の塩を混ぜるだけである。青トウガラシは種を取り除くのが一般的なようだが、面倒なので時鳥庵流では取り除かずそのまま使う。ユズは黄色くなったものでも大丈夫だろう。青トウガラシ対ユズは4:1位から1:1位まで好みによって加減するとよい。塩は保存のために混ぜるのだが、1割でも2割でもよい。多いほど保存性は向上するが、塩分はそれだけ多くなる。
 また、青トウガラシはみじん切りにしたものはツブツブ感があるので、すり鉢で適当にすると滑らかになる。これも好みの問題である。
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 できた柚子胡椒は小ビンやタッパに入れ冷蔵庫で保存する。塩分を少なくしたものは冷凍保存するとよいだろう。鍋物のつゆ、そばやうどんのつゆ、刺身の醤油などに少量入れると、ユズの香りとトウガラシの辛みが何ともよい。

# by jichouan | 2016-11-06 15:01 | 田舎暮らし | Comments(0)
2016年 11月 04日

ウラギンシジミ....


 秋も深くなって昆虫もめっきり少なくなった。それでも時鳥庵の日だまりで待っているといろんな昆虫が姿を現す。ウラギンシジミもよくやってくるのだが、なぜかメスばかりだ。翅の裏面が白く輝き、銀色に見える(一番最後の写真)のでこの名前がついたのだ。普通オスを多く見かけ、メスはそれほど目につかないのだが・・・。メスの翅の表面は褐色の地に白い斑紋がある。
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 オスでは褐色の地にオレンジ色の鮮やかな斑紋がある。オスは夏に撮影したものだ。
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 幼虫はマメ科のクズの花を食べてそだつ。どこにでもいるなじみ深いチョウだが、結構美しいので好きだ。

 その後11月6日にオスが現れたので写真を追加しておく。夏に写したオスと少し違う。いわゆる秋型で、翅が少し角ばっている。(11月6日追記)
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# by jichouan | 2016-11-04 16:19 | 昆虫 | Comments(0)
2016年 11月 02日

寒蘭2016(その2)


 土佐寒蘭「紅徳」(義兄U氏所有)
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 やや含み咲きではあるが、そのせいで清楚な感じが好ましい。三角咲きの花弁はしっかりしていてキレはよい。紅花だがやはり咲くのが早いためか色の乗りはあまりよくない。。

 その後11月6日には5輪とも開き、含み気味だった花弁も正開咲きになったので写真を追加しておく。(11月6日追記)
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 日向寒蘭「若の花」
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 今年は5輪ついたが、花茎はあまり伸びなかった。花弁の広い準素心で、花持ちはよい。舌は最初巻かないが、やがて巻く。

 11月18日現在、まだきれいに咲いている。開花後17日目の写真を追加しました。(11月18日追記)
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# by jichouan | 2016-11-02 12:01 | 園芸 | Comments(0)
2016年 10月 31日

リンドウの花....


 リンドウの花が咲きだした。自生しているリンドウもそうだが、挿し芽をしたリンドウもほとんどが花をつけている。たくさんのリンドウの花を見ると変異があることに気がついた。花弁の色の濃い薄いがあるし、細かな斑点の入ったものとないものがある。結構きれいで、キレの良い花だ。ただ、日照がないと開かない。
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 挿し芽をした株もほとんどすべてに花がついている。山に戻そうと思っていたが、まだ戻していない。
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# by jichouan | 2016-10-31 19:05 | 植物 | Comments(0)